②最推しの推しが俺だったんだが

スモアmore

第1話プロット

 タイトル 最推しの推しが俺だったんだが


〇参考作品

 作品ではないですが、カバー株式会社ホロライブプロダクションを筆頭に、実在するVTuverの皆様方及びその配信内での会話など。キャラのデザインや設定、性格面に関して、参考にさせて頂いております。そっくりそのままにはなっていません。


〇世界観

 VTuverがネット上で一大ブームになっている中、ビンボー底辺ラノベ作家の主人公が、ある日新人VTuverのヒロインと出会い、主人公はヒロインであるVTuverが、ヒロインは主人公が書くラノベが推しであり、互いに触れ合っていく中で、次第に惹かれ合っていくクリエイターラブコメ。


〇主要キャラクター

石巻峡いしまきかい

 職業  ラノベ作家

 趣味  重度のVTuverオタク

 年齢  20歳

 容姿  寝ぐせを整えていない黒髪に推しのVTuverのTシャツを部屋着にしてい 

     る。背格好は平均的。

 性格  いつも明るく騒がしく振舞う、バカオブザバカ。好きこそ一番!人生は

     毎日楽しく幸せであれ!という考えのもと、毎日を生きている。その延長

     で誰かが困っていたら自分の損害などかえりみずに手助けをする。

 経歴  中学生まで、厳しい親の言いなりで自分のやりたいことが何も見つけられ 

     なかった。高校生になった時、席が隣になった子安(人物名)と出会い、

     ライトノベルに初めて触れる。そこから小説を書き始め、ネット小説大賞

     をとり、高校2年生で作家デビュー。高校卒業後は親元を離れたいの一心

     で上京、ボロアパートで1人暮らしを始める。

     

     「この世は推しを中心に回っているんだよ、そこの君」

     「アアアアアアアアア!!可愛ぃいいい!!」



岩垣いわがき詩音しおん

 職業   VTuver(星宮ほしみやダイヤ)

 趣味   読書(ラノベ)、アニメ鑑賞

 年齢   16歳(高校一年生)

 容姿    日本人とロシア人のクウォーター。母方が日本、父方がロシアの血を

      引いている。ふわっふわの銀髪を背中まで下ろし、寝ぐせなどは整

      えられておらずそのままなのでボサボサ。イメージとしては「とらド

      ラ!」の逢坂大河の髪色が銀髪になった感じ。瞳は祖母譲りの碧眼。

      VTuver時の姿はリアルとほとんど変わっていない(本人の意向)。 

 性格   素のときは人見知り全開。初対面の相手には声をかけられても何も言え 

      ないレベル。ただ、好きなアニメの話などになればたちまちマシンガン

      トークを繰り広げる。おおざっぱな性格でもあり、部屋はぐちゃぐち

      ゃ、洗濯はマネージャーが、食事は常にウーバーなんちゃら。化粧にも

      あまり興味はない。仕事モードの時は丁寧な口調ながら幼さがあり、   

      に「演じながら」配信をしている。

 経歴   小学生時代に容姿の事でいじめられて以来、外には一切出ず引きこもり

      続けた。家族は優しく詩音の意思を尊重して受け入れてくれていたが、

      中学2年生の時に事故で他界。孤独の中「現実から逃げたい」「ここで

      はないどこかで生きていきたい」と考え、VTuverを目指した。今は両

      親の遺産で新築のマンションの一室を借りて一人暮らし(マネージャー

      兼ハウスキーパー付き)をしている。


      「先生、一緒にゲームしませんか?」

      「いやあ可愛すぎるぅ。尊死するぅ」



西地にしじ未来みく

 職業   VTuver(現想げんそうミライ)

 趣味   激辛ラーメン、お散歩

 年齢   20歳

 容姿   栗色の髪をストレートロングにし、星型のヘアピンを身に着けている。    

      (あまり考えがまとまっていないので、変更の可能性あり)

      VTuver時は栗色の髪が白髪になっている。体形や顔立ちはほとんど変

      わっていない。

 性格   穏やかof穏やか。ブイスターズ内でのお姉さん的存在。初対面の相手に

      も自分からどんどん話しかけていくタイプ。家事万能で料理上手。

 経歴   峡の高校の同級生であり、VTuverにハメた張本人であり、初恋の人。

      家族との関係で悩んでいる峡を見て、誰かの救いになりたいと思って

      VTuverになった。峡が今の性格になった要因でもある。

   

      「峡君、久しぶりに遊ぼっか。昔みたいに、二人きりでさ」

      「キャアアア可愛い~!」

  


汐見亜紗梨しおみあさり

 職業  中学生。峡の書く小説のイラストレーターであり、詩音のVTuverとして

     のママでもある。

 趣味  峡の家の家宅捜索(エロゲやエロ本を漁っては罵っている)。お絵描き

 年齢  14歳(中学3年生)

 容姿  現時点ではイメージが固まっていない。なんとなくではあるけれど、雰囲

     気としてはホロライブ所属の「夏色まつり」に少し学生ぽさを足したよう

     な感じ。

 性格  とにかく強気。我が強く、あまり自分の考えを変えたりはしない。悪く言

     うと頑固。ただし一人の時や落ち込んだ時にはクマのぬいぐるみを抱いて

     寝るという可愛らしい一面もある。

 経歴  ある時SNSに自信が描いたイラストを投稿したところ大バズりをし、それ

     からは母親に黙ってヒッソリとイラストレーターとして活動をしている。

     しかし、ある時詩音からのオフコラボの誘いを受けたときに年齢バレをす

     る。峡の住むアパートの大家の娘(峡は亜紗梨がイラストレーターである

     ことを知らない)


     「VTuverオタクとかキッモ、ガチ恋勢乙」

     「ウサギさんは可愛いでしょ!」


・その他にも多数のキャラを順次登場予定



〇物語構成(1巻分全5章構成)

1章 主人公の石巻峡がウーバーなんちゃらのアルバイトで注文された商品を届けに

   行くと、その注文主が最推しのVTuverである星宮ダイヤ、もとい岩垣詩音で

   あると気付く。身バレをしたという事で詩音が会社に連絡、峡はブイスターズ

   の本社に赴き、代表取締役である浜里直と対面する。そこでラノベ作家だと明

   かした峡に、詩音が自宅に招く。そこで自分が峡のファンであること、よけれ

   ば一緒に遊んで欲しいことを明かし、翌朝まで一緒に過ごす。そして次の日の

   朝、ウーバーなんちゃらで不手際が発覚し、クビになる。そこで詩音が自分の

   家政婦として働かないかと提案する。


2章 詩音の担当マネージャーが倒れて入院したとの知らせが届き、浜里の提案によ

   って臨時的に峡がマネージャーを務めることになる。その後、初配信の打ち合

   わせのためブイスターズ本社に向かうと、そこで同期としてデビューする猫崎

   エメと出会い、デビュー前にオフ会をしようと誘われる。そこで二期生全員が

   顔合わせをし、詩音はコミュ障を発揮し一人置いてけぼりになる。そのコミュ

   障っぷりに峡はちゃんと配信ができるのかと心配する。


3章 初配信が始まり、毎日順番にデビューしていく。ついに回って来た詩音の番。

   ラストを飾れるかと思いきや、突然の過呼吸に襲われ配信は中止、延期となっ

   た。心配する峡に傷心の詩音は突き放すような言葉を発し、家から追い出して

   しまう。それでも峡は折れることなく、次こそ初配信を成功させるため浜里の

   もとへ行き、自分に何ができるかと相談する。


4章 峡は仲直りをするため詩音の家に向かう。そこで詩音は自分の過去についてを

   語る。髪色のせいでいじめに遭っていたこと、心の支えであった両親が亡くな

   ったこと、叔父である浜里の勧めでVTuverになったこと、現実の自分を捨

   て、ネットの中でだけ生きていくと決心したこと。それを聞いた峡も、自分の

   過去について話す。親の言いなりで自分を見失ってた峡は、高校生の時にある

   人に救われたこと、自分もその人のようになりたい、誰かを笑顔にしたい、誰

   かの支えになりたいと思ったこと、だから自分は詩音の支えになりたいと告白

   する。その言葉に押され、詩音は初配信を成功させることを峡に約束する。


5章 そして訪れた初配信の日。詩音は峡との約束と決意を胸に、無事初配信を成功

   させる。その中の自己紹介でラノベが好き、特に峡の作品が好きだと紹介し、

   本の売り上げが上昇。ファンからの応援メッセージが編集者に届くなどし、打

   ち切りが取り消され続刊が決定した。同じタイミングで詩音のマネージャーが

   退院し復帰。峡は臨時マネージャーを終了し、これでお別れかと思ったが、詩

   音から「まだうちの家政婦だよ」と言われ、合いカギを渡される。

   

   「これからもよろしくね。峡!」


以下本文では1章を掲載しております。

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