第30話 未公開ダンジョンで訓練?
🖼 未公開ダンジョンで訓練?
まずは、サブ・リーダー2体が出てきたね、変わらずだよ、剣先から、魔法を連続して飛ばしているだけ、これ、風魔法の斬撃?「風刃」っぽいな。
でも、同じ風刃でも、元のレベルが違うんだよ、そら、ララの「風刃」が飛んでいって、2体の首がほぼ同時に落ちたしね。
さあ、ボスは、どう出る?って見てれば、何と、「結界」を自身に張ったよ、さらに、「身体強化」に「魔法無効」、まあ、それなりに持っているんだな・・・
ララが使ったのは、「収納」スキル、しかも「部分収納」で、彼の装備している魔道具の指輪や腕輪、魔剣をすべて回収したよ、良い作戦だね。
途端に、結界も、身体強化も、魔法無効も、すべて無効になった、あれ、魔道具の効果だったんだな。
ということで、ララが使ったのは、「雷刃」一発、で、ボスの首が落ちた。 終わりだね。
ララが、飛んで肩の上に戻ってきたので、「良かった、良いね」って言ってあげたら、「へへへ、それほどでも〜〜〜」って、何それ? 誰の記憶情報だよ・・・
「魔石回収」して森の奥にどんどん進む。
さあ、次だよ、オーガが出てくる、オークに比べれば少ないけど、それでも、30体はいるな。
ララに、疲れてないか? 手伝おうか? って言ってみれば、
「ダイジョウブ〜! まだ、やれるよ〜〜」ってさ。
なので、まあ、見ているのだが、心配無さそうだ。
「雷光」で、威嚇して集めて、「浮上」して空からの「落雷」と「雷槍」で、すべてのオーガが消えるまで、そんなに時間がかからなかったのだ。
「魔石回収」して終わり。森林エリアもここまでで、この奥は、廃墟エリアで、アンデッドが出てくる。
そこに踏み込んだ途端に、ゾンビが一斉に地下から湧き出してくるよ、併せて、時間差で遅れて、スケルトンまで。
こういう連中には、「浄化」魔法を持っていれば、何ということもない。
ララは少し浮上していって、高所から、広い範囲を指定して、「浄化」「解呪」を浴びせる。これだけで、既に地上に出てきた奴も、これから出てこようとしている奴も、差別なく光の玉になって昇っていって、体は魔石を残してダンジョンに吸収されていった。「魔石回収」、もの凄い数の魔石だよ。
手下が全部、浄化されてしまったスケルトン・キングが、両手に魔剣を持って、ガチャガチャと走って向かってくる、と瞬間消えて、距離を縮めてきたよ、これ、瞬歩?瞬間移動? 「鑑定」では、「瞬歩」。
どう見ても、僕に向かってきているので、「隠密」で姿を隠して、ララにまかせる。消える前に、「雷光」を放ってやったから、まあ、やつの目は既に潰れているけどね、それでも、フラついているところに、ララからの強めの「感電」、崩れて、剣を杖にして立っているのがやっとか? そこに、「浄化」を併せた「雷刃」で、首をはねられて、ダンジョンに消えていった。「魔石回収」。
と、少しして、宝箱が現れた。罠も、呪いも無し、なので、ララと一緒に蓋を開ける。
*オリバー金貨500枚
*魔道具 腕輪 瞬歩
*魔道具 腕輪 結界
*魔道具 腕輪 身体強化
*魔道具 腕輪 魔法無効
あれ? 金貨500枚って、豪勢だね、まあ、もらいますけどね。
ララに渡しておこう、自分で使える?かな・・・
今度、「变化」や「変身」の魔法も与えようか。
魔道具は、さっき、ララが回収しているから、「瞬歩」以外の3種は各2個になったな。
ララに、まだ?やる?って聞いたら、「も、いい!面白かった!」ってさ。
だって、これからも、僕と一緒に、いろいろ楽しいこと、できそうだし、「楽しみ!」ってことらしい。イイね、この先に楽しみを残しておくなんてさ・・・
なので、周りの景色も見ながら、「飛行」で帰ろう、近いし、ララは、どんな時でも、僕の肩の上だよ、あれ? 自分でも飛べるよね〜〜
帰りに、ギルドに寄って、ガントさんに、今日のダンジョンの凶暴化を報告しておいたけど、「いつもすまん、ありがとうよ!」って、言ってはくれたけどね、やっぱり、いろいろ叱られたよ。気にしない・・・
で、なんで、見張りを立てていたのに、入った?っていうから、正直に、最近、精霊の友達が出来て、いっしょに「転移」で入った、って言っておいたよ。
しかも、今日は、第4階層だけ、だしね。
これで、「精霊」も、「転移」も、公開したけど、まあ、良いよな?
もし、ガントさんが必要以上に、触れ回るようなら、・・・「記憶◯◯」しよう。
レベルが上がったよ、>レベル600 魔力1000
どうやら、僕の魔力や記憶が、ララに流れ込んでいるのは解るのだけど、ララからも僕に、いろいろ流れてきているみたいな気がする。
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