第88話 現代ドラマ

 結論から言います。

 私はやっぱり、皆さんの声で成長させてもらっています!


 最近、むかし書いていたホラーの熱が復活、掌編(1話完結2000字から3000字以内程度)を次々発表しています。

 夏に合わせてのところありますけど、8月10日からは「ご当地怪談」の公式自主企画も催されるとか。


 なんて、タイミングのいい!


 私が書くのはスプラッターではなく、怪談系、実話系、都市伝説系なので。


 でも、だんだんと……。


 ジャンルを「ホラー」にする時、違和感を覚え始めるように。

 むかし、気持ちが沈むばかりの頃はそれを反映したような、暗くドロドロした救いのない怪談が多かったんで、それはもう完全に「ホラー」でしたが、今のは?


 公式自主企画の「ご当地怪談」がどうやらジャンルをホラーにしなければいけないというわけではなさそうということもあり、思い切って最新作を「現代ドラマ」にジャンル変更しました。


 大当たりだったようです。


 ホラーは、私もですけど、そのジャンルであるだけで敬遠されがち。

 レイティングなんてついているともう。

 それが現代ドラマとなるとハードルが下がる。

 レイティングなしならなおさら。

 だますつもりなんてもちろんなく、「怖い」の先にあるものこそ見てもらいたい。私の場合はもちろん、「癒し」「優しさ」。なので、ジャンルがホラーというだけで敬遠してしまわれたなら、それはそれで残念。それならばと「現代ドラマ」に。そうすると触れてもらえる(見てもらえる)機会が増えたようなのです。


 力作も見てもらえないとしょんぼり。

 見てもらえるだけで力倍増。


 それはきっと、創作者ならだれもがでしょう。


 その力倍増を得るきっかけ、今回は作品へいただいたコメントから。

 今回「も」ですけど。


 こういう感じのお話も「現代ドラマ」になるんだなと、違う意味でも納得しています。


 そもそも、この夏にホラーの掌編いっぱい出すようになったきっかけも、「短歌・俳句コンテスト」終わってからなんかぼんやりしていた時期、ふとホラーを「サポーター限定近況ノート」に書きなぐったこと。それを「出してもいいですか?」とお聞きすれば、「いいね」がついて、そこから作品として出すようになったのですから。


 皆さんのお声は本当に、力になります!


 これからもしばらく、気が向くままに「怖い話」も出すと思いますけど、ジャンルでしっかり「これはただ怖いだけのものじゃないですよ」って、お知らせしますね。

 逆に「現代ドラマ」とせず、ジャンルを「ホラー」としているなら、ただ単に怖がらせに来ているんだなと思っておいてください。

 どちらにしても、そのうえで読むかどうかを判断していただければ。


 ジャンルって、大切ですね。


 今日のひとりごとは感謝と共に。

 なので、どうでもいいとは出来ません。

 皆さんにとっては「どうでもいい」かもしれませんけど。

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