第37話 語彙力
ボキャブラリーって、必要なのかなと、首をひねるときあります。
別にいいじゃないかと。
確かに、様々なワードを知っていれば、表現は広がるでしょう。
でも、自分も理解し切れていない単語を使って読者をけむに巻くよりは、みんなが知っている言葉でうまく表現して読者を感動させたほうがいい。
そんな物語、ここ「カクヨム」様ではいっぱい、いっぱいあります。
すごい!
私はただただ、それに感心して、そんなふうに表現力つけたいなって、
詩を書かれている方は特に言葉の使い方がうまいですし、ただただ笑える作品を書く方は平易な表現、文章でテンポ良く笑わせてもらえます。
深い物語なら、言葉の難しさではなく、物語の行間にこそ、その「深み」を忍ばせて。
私が感銘を受ける物語のほとんどが、難しい表現、言葉、漢字なんて使っていない!
簡単で分かりやすい言葉が並んでいる。
それなのに、読者の目の前にパッと物語の世界が広がる。
豊かな表現で、まるで舌の上にその味が再現されたかのようにさえ思える。
表現力豊かな人のほうが、小難しい漢字を自慢げに披露する人よりも、私ははるかに尊敬します。
少年漫画でも時代劇はありますが、読者層を低く意識するならそれなりにその世界も分かりやすく表現する必要があるでしょう。
例えば、あの漫画、今ならこの漫画。
分かりやすい言葉遣いで世界観を表しているからこそ、あれほどの人気が出たとはいえるじゃないですか。
大事なのは、
そんな、皆さんにとっては、どうでもいい話。
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