第29話 褒められて伸びる子です!

 今回描いた物語「源十郎隠奇譚かくしきたん」、絶賛が多くて浮かれ気味です。


 それで「ああ、やっぱり」と思ったんですけど、私って、褒められる方がいいんだなと。


 さて、ここから少し……


 昔、むかし、大むかし。


 昔ばなし。


 中学生の頃ですが。


 会話の流れだったと思います。

 それほど親しくもない友達に「創作している」と何故か話して(多分、自慢げに?)、勢いで創作物を見せることになりました。


 ノートに書いたものですけど。


 それが返ってきたら、落書きだらけ。

 こんなん読みたくない、おもしろくない、俺が読みたいのは○○だ!


 みたいなことも、書きなぐられていました。


 それ以前に母親にノートを見せると、そこに出てくる一節だけを捉えられて、ずっとからかわれていました。(本人にはその気はなかったかもしれませんが)


 以来、コンテストは別にして、長く、長ーーーーく、人に自分の作品を見せることが出来ないようになりました。


 トラウマって、奴ですよね。


 「カクヨム」様に来るまで一人で、孤独に、創作活動続けてきたことにつながっているのは間違いありません。


 しかし!


「カクヨム」様ではちゃんと読んでもらえる!!


 褒めてさえもらえる!


 それがうれしくて、うれしくて……!


 私は応援の声に乗せられてレベルアップしていると実感しております。


 だから、私は人の作品も決して悪いようには言いません。


 褒められて伸びている、その実感のお返しです。


 差し出がましいことを言ってしまうことありますが、それをも受け入れてもらえた時も、うれしい!

 いや、違いますね。

 それの時はさすがに「これは違うかな?」「ダメだったかな?」と、送ってから後悔も……。

 返信で「ありがとうございます」的なものもらえて、「ああ、よかった」と、ほっとします。


 基本的に私はそんな小心者ですから、皆さんが作品を「カクヨム」様で発表出来ているだけですごい! と、いつも感心しております。


 ダメ出し的な、それこそ「叱って伸ばせ」を信じているような、辛辣なコメント来るかもしれないのに。


 でも、私は信じています。


 みんな。

 誰もが。

 ほめれば伸びる!

 ダメ出しで伸びるなんてことはない!!


 悪しざまに叩くなんて、人がされているのを聞くだけでも下手なホラーより背筋が凍るのに、自分がそれをするなんて……。


 そんなどうでもいい話。

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