応援コメント

4-1」への応援コメント

  • 最終話4-1、とても楽しく読ませていただきました。


    前の章までが手術シーンで緊張感が続いていて、最後に手術が完了したことから、今回は手術の後の場面を楽しませていただきました。

    手術をして終わりではなく、パートナーであるリュカさんに報告するところが、シュユさんのプロたる所以なのだなと思いました。

    診断し、執刀したシュユさんは、今スウォンツェさんがどういう状況にあるのかよくわかっていますが、リュカさんは手術が終わったということしかわからないんですものね。

    自分がどういう手術をして、どういう結果になって、これからどうしていけばいいのかを相手に説明ができるというのは、診断や執刀が上手いのとはまた別の技術なのだと思います。

    そしてシュユさんは、その両方を高いレベルで備えているのが、リュカさんの対応で感じられて、ますますシュユさんのファンになりました。


    また、ベアトリスさんとシュユさんのやりとりもとても好きです。
    手術が無事に終わったところで謝ったのは、ベアトリスさんなりの判断だったのだろうと思いました。

    手術の前、一刻を争う状況で、自分がシュユさんを疑っていたことを謝ったり、誤解だったと告げたりして、それで時間を使ってしまうよりは、まず全力でシュユさんをサポートしよう……と。

    言葉で謝らずとも、あのときのシュユさんとベアトリスさんは仲間として通じあえていましたものね。


    そして、手術と説明が終わって一段落……というところで、あらためて言葉にして謝った……そのベアトリスさんの義理堅さがとてもすてきだと思いましたし、ベアトリスさんの謝罪に対して、丁寧に受け止めて、言葉を尽くしたシュユさんもやはり、すばらしいひとだと感じたのです。



    次回もとても楽しみです。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    最終章は手術後のシーンにしようと決めていたので、最終章はそういった感じの導入になりました。
    どのような治療を行ったのかの説明は絶対に必要だろうと思っていたので、そのシーンからの入りになり、シュユとベアトリスの和解へと続くといった流れにしてみました。
    ベアトリスは最初にシュユに突っかかっていったのもあり、嫌な印象があるキャラクターになるかもなと思っていたので、bisnonさんの感想に少しほっとしました。

    また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    ありがとうございました。