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2023年6月26日 22:00
今回もとても興味深く読ませていただきました。特に印象的だったのは、リュカさんの「ただし、少しでも治療に失敗してみろ。そのときは、それなりの処罰を考えさせてもらう」というセリフです。これまで読んできた読者にとっては、スウォンツェさんのことはもう、シュユさんに任せるしかない……と期待を持って読んでいるのですけれど(シュユさん自身、治療できるとおっしゃっているわけですし)、リュカさんとベアトリスさんは、シュユさんがここに来るまでにどんなことをしていたのかを直接見たわけではないのですよね。だから、シュユさんがこれほど説明したにも関わらず、上記のような……ともすれば脅しのように聞こえる発言をリュカさんはしてしまったのかなと思いました。この、読者視点と、作中の登場人物の視点の違いによって感じるもどかしさは小説につきもので……だからこそ、シュユさんを応援したい気持ち、絶対に治療に成功してほしいと願う気持ちが増してきました。その応援の気持ちに応えてくれるがごとく、シュユさんはリュカさんからの威圧感にも負けず、背筋を伸ばして堂々と応えました。その様子がほんとうにかっこよくて……口元には笑みまで浮かんでいて、シュユさんの心の強さ、美しさをしっかりと堪能させていただき、この場面を描いてくださったもなか様に感謝の気持ちでいっぱいになりました。(ここまで書いて思ったのですが、もしかして、リュカさんはもうすっかりシュユさんを信じていて……その上であえて脅しのようなことを言うことで、ベアトリスさんにこれ以上シュユさんの追求をさせないように配慮してくださったのだろうか……とも思いました。シュユさんがスウォンツェさんの治療にできるように……そんなことを思うくらい、リュカさんは魅力的なキャラクターで、シュユさんと互いを見つめ合うシーンは美しくて、読んでいてその状況が目に浮かびました)次回を読ませていただくときがとても楽しみです。ありがとうございました。
作者からの返信
今回も嬉しいコメントをありがとうございます。bisnonさんの感想を読ませていただいて、リュカとシュユのそのやり取りは、そういう見方もできるんだなぁと少し驚きました。書いている側からは、やはりどうしても一つの視点で見た場合に固定されてしまうので……。なるほどなぁという気持ちになりつつ、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。また次回も、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。こちらこそ、本当にありがとうございました。
今回もとても興味深く読ませていただきました。
特に印象的だったのは、リュカさんの「ただし、少しでも治療に失敗してみろ。そのときは、それなりの処罰を考えさせてもらう」というセリフです。
これまで読んできた読者にとっては、スウォンツェさんのことはもう、シュユさんに任せるしかない……と期待を持って読んでいるのですけれど(シュユさん自身、治療できるとおっしゃっているわけですし)、
リュカさんとベアトリスさんは、シュユさんがここに来るまでにどんなことをしていたのかを直接見たわけではないのですよね。
だから、シュユさんがこれほど説明したにも関わらず、上記のような……ともすれば脅しのように聞こえる発言をリュカさんはしてしまったのかなと思いました。
この、読者視点と、作中の登場人物の視点の違いによって感じるもどかしさは小説につきもので……だからこそ、シュユさんを応援したい気持ち、絶対に治療に成功してほしいと願う気持ちが増してきました。
その応援の気持ちに応えてくれるがごとく、シュユさんはリュカさんからの威圧感にも負けず、背筋を伸ばして堂々と応えました。
その様子がほんとうにかっこよくて……口元には笑みまで浮かんでいて、シュユさんの心の強さ、美しさをしっかりと堪能させていただき、この場面を描いてくださったもなか様に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
(ここまで書いて思ったのですが、もしかして、リュカさんはもうすっかりシュユさんを信じていて……その上であえて脅しのようなことを言うことで、ベアトリスさんにこれ以上シュユさんの追求をさせないように配慮してくださったのだろうか……とも思いました。
シュユさんがスウォンツェさんの治療にできるように……
そんなことを思うくらい、リュカさんは魅力的なキャラクターで、シュユさんと互いを見つめ合うシーンは美しくて、読んでいてその状況が目に浮かびました)
次回を読ませていただくときがとても楽しみです。
ありがとうございました。
作者からの返信
今回も嬉しいコメントをありがとうございます。
bisnonさんの感想を読ませていただいて、リュカとシュユのそのやり取りは、そういう見方もできるんだなぁと少し驚きました。
書いている側からは、やはりどうしても一つの視点で見た場合に固定されてしまうので……。
なるほどなぁという気持ちになりつつ、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
また次回も、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
こちらこそ、本当にありがとうございました。