第2話 天の声?

ある日、ある日、あるとことに

私、有宮 鞠沙(ありみや まりさ)は階段から落ちてスキルを使えるようになりました!?


《~現在に戻り~》


「・・・・・え~~~っと?天の声さん??」

と、さっきの声の主に問いかけてみた。

すると・・・


「天の声は存在しません。Airuとお呼びください。」


と、軽くキレ気味に言われた。

Airu・・・ん~?普通に人の名前っぽいな。

しかも、声も機械っぽくないし、まぁとりあえず話しかけてみるか。


「え~っと。じゃあアイル?なぜ私は現実世界でスキルを使えるるの??」


「・・・・・・。」

反応がない。


・・・え?ガン無視?ガン無視ですか??私泣きますよ・・??

本当に、本当にだよ?

は~い、私が泣くまで、10、9、8、7、6、5、4、3・・・

すると、突然アイルがら反応があった。


「!!・・・・はい!?なんでしょうか。」


え~~~っと、どうした!?天のこ、じゃなかったアイル!?

今、滅茶苦茶寝起きの声してましたよね・・・・?


「もしかしてアイル、今寝てた?」


「・・・失礼しました。先程の質問ですが、私にはお答えできません。」


はーい、出ました異世界あるある。

ある程度の真実にたどりつかないと情報教えてくれないやつ。

いいですよーだ。

知ってたもん。そう言うことぐらい。

悲しいけど・・・。


すると、どこからか声が聞こえた。


「鞠沙せんぱーい!!」


えーと私は高2だから、先輩って言ってるってことは、高1の誰かだけど。

ここで問題。デーデン!!(効果音)

私のことを慕ってくれる後輩は何人いるでしょう?

3、2、1

正解は・・・



『0人でした!!!』



つまり私を呼ぶのは誰だ?

そして私のことを呼ぶ声の主が現れた。

ちょっとかっこいいスポーツタイプの男子生徒だ。

でも、誰だ?全く知らない。

するとその男子生徒はとんでもないことを言い出した。


「鞠沙先輩!!付き合ってください!!!」



『???・・・・・・!!!ええええええええええええぇぇぇぇぇっっっっっっっっーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!????????』





















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