ここって異世界じゃないんですか!?
絢爛里 和
第1話 私の墜落事件
ある日私、有宮 鞠沙(ありみや まりさ)は
「あーー超絶美少女にならないかなー」
と、歩いていると、目の前に階段があることも忘れ
見事に足を踏み外し、禁断の顔面落下を成し遂げた。
すると・・・
『新たな自動スキルを獲得しました。スキル名〈フラグ回収〉。』
おぉーこれ来たくね!?ラノベあるある異世界転生じゃね!?
あれ?でも〈フラグ回収〉ってなんだ?
異世界って言ったら水とか火とか雷とかじゃね?
ま、いっか
『スキルをはじめて獲得したことにより〈始まりの一歩〉の称号を手に入れました。』
なんかきたきた!異世界っぽい!!
よし!じゃあ異世界にレッツラゴーー!
目を開けると景色が広がってくる。
それは・・・学校の風景!?
ちょっ、まっ!
よし、やり直そう。
目を開けると景色が広がってくる。
それは・・・やっぱり学校の風景やないかーーい。
横を見ると、
階段の踊り場でただ倒れているだけの自分が鏡に写っていた。
いや、待て!
「誰だこの超絶美人少女はーーーーっっっ!!??」
自分だ。
取り乱したが、間違いなく自分だ。
『自動スキル〈フラグ回収〉完了。』
えっ!何で!!
『願いを口に出した後、身が危険に陥る行為はフラグです。』
・・・。
「つまり現実世界でスキルが使えるようになったってことぉーーーーっっ!!」
2話に続く
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