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ドラゴン討伐は3名で行われることになった。帝都から来たカサンドラ、俺、そして領主の娘のクラウディアだ。
「おい」
領主の娘に声をかける。
「あら、なにかしら?」
「お前、俺が喧嘩っ早いって陰口いってるんだってな」
「事実ですわ?」
「ふざけるな、それで今回のドラゴン退治に巻き込まれてるんだぞ」
「レベル上げに丁度良かったじゃないですか、頑張って強くなってくださいまし」
「ふん、街に戻ったら覚えていろよ」
「ふふ、楽しみにしていますわ」
こいつ悪気もなくふざけた女だ。このドラゴン退治でレベルをあげてぶっ倒してやる。そう決意する。
「さあ、喧嘩は後にして仕事をするよ!」
「チッ」
こいつはなんでこんなに傲慢なんだ、いつかその鼻をへし折ってやる。
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