最終話 俺達の戦いは、これからだ!
狂気と狂喜に
「
フロッグの周囲を、彼の口から飛び出した赤いスライムが瞬時に
蜂でできたベッドの上に、ホーネッツが
「逃がさねぇって言ってるんだよ!」
フロッグの周囲に居たスライムが形状を変える。板のような形で地面へ広がって、その上にフロッグが乗る。その板が走り出した。板の下は車輪になっているようで、板の上で椅子の形になったスライムにフロッグは腰かける。簡易のゴーカートだ。ハンドルもアクセルもブレーキも無いが、フロッグは操縦できるのだろう。
「これだから非常識な奴は!」
高速で追いかけてくるフロッグを見下ろしながらホーネッツが
フロッグの攻撃手段をホーネッツは知っていた。スライムが
「……あん?」
フロッグが
「
ホーネッツが、そう
鵺との距離は百ヤード程度か。「邪魔するな!」とフロッグが、スライムのゴーカートから大砲のような弾を
その砲弾は、鵺の前で瞬時に焼かれて消えた。何が起きた? ホーネッツの目には、鵺がかざした手から
ホーネッツに取って幸運な事に、鵺はフロッグを攻撃対象に決めたようだ。上空からスライム車を
そんな二人には、もう目もくれずにホーネッツは蜂に
もうホーネッツに迷いは無い。アメリカ全土の『蜂の巣』から、可能な限り多くの蜂を呼び寄せる。スライムを操るデブも、雷を操る合成人間も確かに強敵だ。だが生きていて実体がある。つまり生物である限り、必ず殺せる。そうホーネッツは信じている。
俺が
史上最高額の賞金。何と素晴らしい響きだろう! その金を得るためにも、俺は逃げ延び、殺し
こうしてアメリカを
死亡賭博の殺し屋達 転生新語 @tenseishingo
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