好きなことをあるく

お茶、さまざま

　お茶が好きです。

　ほっとひと息いれるために、気分転換のために。あるいはシンプルに水分補給のために。

　いずれにしてもお茶は、私の日々に欠かせないもののひとつです。

　色んな種類がありますね。

　日本茶、紅茶、中国茶、ハーブティ……。

　それに加えて、あったかいのも冷たいのも常温もと温度に関しても幅があります。

　うちでお茶といったら真っ先に出てくるのは、なんといっても麦茶です。

　お得ようの麦茶ティーバッグを常備しておき、大体ピッチャーに水出しして遠慮なく飲んでいます。

　これは通年で冷蔵庫においてあり、食事の時やちょっとのどが乾いた時に気軽にゴクゴク飲みます。

　麦茶は大麦という麦で作られているそうで、カフェインも含まれていないので、夜に飲んでも安心なのが嬉しいですね。

　ちなみに日ごろあまり飲まないとはいえ、もちろん温かい麦茶も好きです。煮出し用の手ごろなヤカンがないだけなのです。

　日本茶も良いですね。煎茶、玄米茶、ほうじ茶、抹茶まで。どのお茶も落ち着く味をしています。

　日本茶は温かいものを飲むことが多く、大体午前中や何かの作業前に煎れることが多いです。

　そうそう、お魚やお寿司を食べる時にはなんだか煎茶が恋しくなります。口がさっぱりするからでしょうか。緑茶にはアミノ酸成分が多く含まれているそうで、それも関係しているのかもしれませんね。

　そういえば海外に行った時には、緑茶に砂糖が入っていました。確かに紅茶やコーヒーには砂糖を入れますが、緑茶は……？　日本人目線からするとちょっと違和感のあるできごとかもしれません。

　それと日常生活ではあまり飲まないですが、抹茶も好きです。茶道の経験もないので、自分で立てたことはないんですけど！

　紅茶。紅茶は香りが高くて素敵です。

　これも作業前に用意することが多いお茶で、飲むとなんだか気が引き締まります。カフェインのもたらす効果もあるのでしょうか？

　そして洋菓子を食べる時のおともには、やはり紅茶を選びがちに。風味がよく合って、お菓子の味を引き立ててくれる気がします。

　もちろん、フレーバーティも好きです。華やかな香りに包まれるとなんとも言えず幸せな気持ちになります。そんなですからフルーツ系のフレーバーもよく飲みます。

　マリアージュフレールという会社のマルコポーロというフレーバーティがことさら好きです。出会った時に一目惚れしてしまいました。

　中国茶も多少は飲みます……と言っても烏龍茶くらいですね。茶葉がいくらかあって、家でいれて飲んでいます。

　中国茶というと茶壷（ちゃふう）や蓋碗（がいわん）で淹れて飲む、あのなんだか素敵な光景が目に浮かびます。

　いつか中国茶用の茶器も揃えてみたいなあ……とふんわり夢見ています。

　緑茶・烏龍茶・紅茶が実は同じ茶葉から作られる話は有名ですね。発酵度によって、できるお茶が違うのだそうです。発酵していないものが緑茶、半発酵で烏龍茶、発酵しているものが紅茶。

　ちなみに発酵というと微生物との関わりを想像してしまいますが、お茶の場合は酵素の働きにより葉の中のカテキン類が酸化することを指すのだそうですよ。

　閑話休題。

　ハーブティ。

　ここまではチャノキからできるお茶を挙げてきましたが、ハーブティは全然違ったタイプのものになります。

　ハーブと呼ばれる類の色んな植物を使ったお茶ですね。

　ルイボス、ミント、カモミール、ハイビスカスにローズヒップ、ラベンダー、レモングラス、まだまだあります。並べるとなんだか呪文みたいですね。

　ハーブティには色鮮やかなものもあります。ハイビスカスやローズヒップは鮮やかなピンクがかった赤になりますし、バタフライピーティなんかは青いお茶ですが、レモンを入れると紫に変わります。

　ハーブティの味は結構好き嫌いがわかれると思いますし、体質・体調によっては摂取に注意が必要なものもありますが、なかなか楽しいものですね。

　他にも黒豆茶やとうもろこし茶なんていうのもありますね。

　香ばし系のお茶はなんだか飲んでいてほっとします。

　ごぼう茶、べにふうき茶など私はまだ飲んだことのないお茶もあります。味や効果はいかほどなのでしょうか。

　最近はお茶の福袋なんて売っているショップもちょこちょこあります。

　フレーバーティから王道のものまで、種類は幅広く。

　今年は買ってみようかなあ、とうずうずしているところです。

　さてさて、色々なお茶に触れてきましたが、改めて振り返るとやはりその種類の多彩さには目を見はりますね。

　お茶を飲むという文化の発達のしようは、それがただ飲み物を摂取するというだけではなく、コミュニケーションの場としても大事にされてきたからゆえかもしれません。

　茶を喫する、素敵な文化だと思います。

　さて今日はどんなお茶を飲もうかしら。

　ティータイムが楽しみになってきました。