季節の香りを楽しむ
空気の香り。
環境によって……場所が違えばもちろん、お天気によっても、周りの香りは変わってきますね。
記憶に染みこむような、思い出と同期した香りもあります。
私はと言うと、いぬみたいにクンクン。季節ごとに、場所ごとに違った香りを楽しんでいます。
まだまだコロナ禍でマスク生活の昨今ですが、人気がないところではマスクを外して、散歩を楽しむこともあります。
すると、やはり香りに関して意識することがしばしば。
春の、少し泥臭いような雪解けの匂い。ぽかぽかひなたの匂い。花も見頃のさくらもちの匂い。
夏の、焼けるようなアスファルトの匂い。草むらの青臭さ、花火の煙。スイカ、キュウリ、ラムネははずせない。
秋の、乾いた空気の匂い。金木犀の華やかな香り。実りの秋、ブドウや梨、栗。
冬の、枯れた落ち葉の匂い。どこか煙のようなそんな匂い。お雑煮の匂い。
誕生日やクリスマスにはキャンドルの香りが。
お盆にはお線香。
冬至のゆず湯のゆず。
新年の凛と締まった空気。
夕刻、帰路に漂ってくる、どこかのおうちのおゆはんの香り。カレーかな、焼き魚かな。
書いて挙げるとなおさら、たくさんの香りが思い浮かんできます。
たくさんの香り、たくさんの景色とともに、四季折々。
今年も思い出の香りは増えていきます。
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