命は受け継がれていく。私の高祖父(江戸時代末期、明治維新少しまえに生まれ)ーひいおじいちゃん(明治29年1月11生まれ)ー祖父母(大正5年、14年生まれ)ー父母(昭和27、29年生まれ)ー私(昭和63年生まれ)ーそしてもうじき生まれる私のベビー(令和6年生まれ)へ…。約160年の時を繋いで、いやもっと前の祖先からの、何千年という時を人類の血は受け継がれていくのだ。今も、そしておそらく未来へも…。


DNAがどれほどの意味や作用を人に及ばしているのかは実際のところよくわからない。でも、血の記憶というのはあるのではないだろうか? そんな気がする。植物が種の保存をしながら再生を繰り返していくように。


新しい命も今は私の体内、子宮という世界でこの世に旅立つ準備を成長しながら待機している。今赤ちゃんは母の体内を旅しているのだ。

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