第6話 時代
ママが生まれたのは1952年で戦争が終わって7年後に連合軍の占領下にあった日本が、再び独立国家として再生した年だった。激動の戦争破壊と戦後発展の昭和時代最後の年に私は生まれた。瀬戸内海と本州を渡る海に瀬戸大橋が完成された年だ。
今度生まれて来る予定の、私の子どもの時代と未来はどうなるのだろう? 感染症、地球温暖化、戦争、超少子高齢化…明るい未来はあるのかしら? 考えると不安なことがいっぱいだ。人類の歴史はこんなに長く続いているのだから、何とかなるだろうという気持ちと、そうではない恐ろしい未来予測の中で私は揺れている。
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