第6話 ボトムス作ろう
午後は
服屋で文具と
張りはほどほど、それなりに
必要な道具は
それと
こちらの
メートル法だったよ。
これも、前にいた転移者クオリティだろうな。
ファスナーがないのでしばし
ファスナーの部分以外は、いわゆるワイドパンツの形にする。
ただし、スカートの代わりにするので、かなりワイドなデザインにする
リュックからメモ用紙とペンケースを出し、ウェストやらのいくつかの部位の計算をしてメモっていく。
それを元に、
ちゃちゃっと下書きを終わらせ、
物差しとチャコールペンを台の奥へ
今
人によっては、ジーンズは洗わないものだ。
そんな
それなりには洗いたいので、
「ユーウー、お茶にしない?
台所にお茶の
集中していたので、マーチャさんのお茶のお
「ありがとうございます。
私の横まで来ていたマーチャさんに返事をする。
マーチャさんは、私の手元と台に乗っているパーツをまじまじと見ている。
「見た事のない形ね。それにとっても早いわ。もういくらか
「ありがとうございます。いくらか
「それでも
ねえ、私の
「あはは、
「
あ、こんな事していたらお茶が冷めちゃうわね。引き
台所のテーブルには、紅茶とも日本茶とも
私の定位置と決めたのだろう席と、その正面の席がマーチャさんの定位置だ。それぞれ席について話し始める。
「いい香りのお茶ですね。
「好みに合ったみたいで良かったわ。私の好きなお茶で、紅茶っていうのよ」
「紅茶、ですか?」
「ええ、そうよ。ちょっと甘さを感じれて好きなの」
そっか、まるっきり同じ物もあれば、
こちらの紅茶は、色は日本の
「日本の物と
しばらく
「
日本どころか、地球ですらない世界なのだ。地球と同じ物じゃないと思うのが、どうかしているだろう。
そう思い
そんな
あちらで指す物と合ってないかもしれないとは付けない。
やっぱり日本のものとはちょっと
「ね、さっき見たデザインはボトムス?かなりゆったりしていたけど、
「こちらの女性はみんなスカートって事なので、ボトムスでもちょっとスカートみたいな幅のあるデザインの
「じゃあ、
「好みや、どんなラインの組み合わせにするかで変わります。今の私のはIライン。
「その"あいらいん"とか"わいらいん"を、もっと
さすがお
知っている
三十分ほど話し
明るいうちに急ぐのは、暗くなると、弱い光の
リュックに入ってる、1000強のルーメンのLEDライト
五時を
マーチャさんと二人で台所に立つと、マーチャさん
今夜は
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