第17話 インドは早期治療薬でコロナ禍を終息させた

コロナ対策、インドは成功!

日本・米国は失敗!


2022年8月〜2023年1月の半年間のインド(人口14億)のコロナ死亡数が、日本(人口1.2億)の1割未満に減少した。


有効安全安価な既存の抗ウイルス薬イベルメクチン(IVM)等を全ての感染者に投与して入院・重症化・死亡・後遺症を防ぎ、その家族に予防投与して感染拡大を防ぐ医療対策が成功した。


使用した統計サイトは以下のとおり

インド

 https://www.worldometers.info/coronavirus/country/india/

日本

 https://www.worldometers.info/coronavirus/country/japan/

アメリカ

 https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/


コロナ死者数 統計 2023.1

死者数(半年毎)     インド      日本      アメリカ  

2020/2~2020/7:    32,286     1,006     160,366

2020/8-2021/1:    126,128     4,716     316,961

2021/2-2021/7:    273,644     9,470     157,748

2021/8-2022/1:    70,602     3,572     291,046

2022/2-2022/7:     25,139     13,743    133,462

2022/8-2023/1:     2,940    34,543     72,653

累計2023/1/27:    530,739    67,050    1,132,236


上記の通り、インド(人口13.9億) 、日本(1.2億)、米国(3.3億)、各国の最近半年間のコロナ死者数は、2,940人、34,543人、72,653人と、人口1/10の日本の死者数がインドの10倍以上になった。


 この各国の死者数が間違いではないことは、上のサイトの統計で2020年1月以降の感染者数、死者数を観察し、当時の情報と付き合わせれば理解できる。


*2020年1月以降の治療薬の承認については、日本で期待されたアビガンではなく米国の薬が承認された。


1)【新型コロナ】レムデシビル、アビガン、富岳.ワクチン・治療薬最前線 2020年07月17日

 https://newswitch.jp/p/23026?s=03


 製薬各社は既存薬から新型コロナ治療薬へ転用する戦略で、治療薬開発に乗り出した。

2020年4月には、富山化学の「アビガン」、中外製薬の「アクテムラ」、日医工の「フサン」、米MSDの「イベルメクチン」なども、新型コロナ治療薬として開発が始まった。

<イベルメクチンも候補だった>


*インドのコロナ対策に関する情報を振り返る。


2)「市民が見た世界のコロナショック 5月~6月編」(NHK-BS) 2021年7月3日

 https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/JWP35ZM3J8/


 [NHK]2021年4月のデルタ株感染爆発に苦しんだインドでは、コロナの予防と治療のために「イベルメクチン」が使用され、絶大な効果を上げたという。

<上記の統計:2021/2-2021/7 半年間の死者数27万人が、2021/8-2022/1 半年間の7万人に激減した>


一方ワクチン先進国のイギリスでは変異ウイルスとの新たな戦いが始まっている。ロックダウンが解除されたアメリカでアジア人への暴行事件が急増。感染爆発が続くブラジルでは人々の生活が破綻している。


3)インドについて米国メディアが2021年9月19日に報じた内容

 https://twinotes.com/th/1452566939994185732


 2021年4月から5月にかけて発生したデルタ型ウイルスの猛威を、組織的かつ積極的な検査、イベルメクチン中心の薬キットによる早期治療、隔離によって克服した。

<統計グラフの死亡数がその時期に急上昇してすぐに急降下している>

 

 実は2020年5月以降イベルメクチンを予防薬として使用開始し、2021年の感染爆発に対し本格使用した。


 しかし、WHOはインドにイベルメクチンを使用しないよう勧告したので、インド弁護士会がWHOを相手に訴訟を起こした。


WHO等がイベルメクチンではなくワクチンを推奨したので、WHOに従ったケララ州などの死者数が減少せず、インド全体の死者数減少には時間がかかった。

<統計グラフで確認できる>


4)新型コロナ、インドはイベルメクチンでコロナに打ち勝ったのか? 2021年8月21日

https://www.wandersolar.com/post/20210821/


 インドの7つの州は、当時、州政府の治療ガイドラインでイベルメクチンをCovid-19の治療に使用しているが、WHOの指示により事態が悪化した州がある。


 その7州は、ウッタルプラデーシュ州、西ベンガル州、マハラシュトラ州、アッサム州、ゴア州、カルナータカ州、ケララ州。これらの州の総人口は、インドの人口の60%以上に相当する。


 ケララ州はWHOの指示に左右され、治療ガイドラインを数回変更した。2021年8月、ケララ州はCOVID-19治療ガイドラインを改訂し、イベルメクチン、ファビピラビル、ヒドロキシクロロキンなどの薬物が削除された。その後、死者数が急増した。


 2022年2月の時点で、イベルメクチン使用に消極的なケララ州の死者数がインド全体の50%以上だった。


 訴訟ではイベルメクチンを予防に使うための州のプロトコルを求めている。

ボンベイ高等裁判所は、Covid-19プロトコルの予防体制の一部としてイベルメクチンとビタミンDの含有を求める公益訴訟(PIL)に対して、中央政府に宣誓供述書を提出するよう指示した。

 

 中央政府がイベルメクチンを使わせないように妨害していたようだ。


5)新型コロナ、インドはイベルメクチンでコロナに打ち勝ったのか?(その2)2021年9月5日

 https://www.wandersolar.com/post/20210905/


*記事内容のポイント

A)ウッタルプラデーシュ州には、感染した患者のすべての接触者を予防的にイベルメクチンで治療するという方針がある。言い換えれば、ウッタルプラデーシュ州では、1人だけが感染していても、家の誰もがイベルメクチン治療を受けている。


B)イベルメクチンはウイルス量を低下させ、他の人へのウイルスの拡散を減らすのに役立つ。

ワクチンを接種した人のウイルス量は、ワクチンを接種していない人と同等の量で、他の人へ拡散させる。


6)イベルメクチンでコロナを完全排除したインドのウッタルプラデーシュ州バラナシ市政府が今も全市民に配布している「家庭用薬キット」の内容 2022年1月5日

https://earthreview.net/varanasi-people-won-on-ivermectin/


 2021年4月から「イベルメクチンの全員への投与」を開始して以来、現在に至るまで少なくとも今のところは再度の感染拡大は起きていない。


 ウッタルプラデーシュ州バラナシ市政府が配布している薬キットの内容

 0 - 4歳まで  アセトアミノフェンのドロップ、ORS 、マルチビタミンのドロップ

 5 - 12歳まで アセトアミノフェン錠、イベルメクチン6mg、ビタミンB複合体

 12歳以上   アジスロマイシン500(抗生物質)、イベルメクチン12mg、ビタミンD3、ビタミンC、亜鉛、ビタミンB複合体、およびアセトアミノフェン錠


7)インド 新型コロナ感染再拡大 1日の新規感染者10万人超える(NHK) 2022年1月7日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220107/k10013419991000.html


{NHK}変異ウイルスのオミクロン株の感染も相次いでいて、その数はこれまでに3000人余りに上っている

<統計グラフでは、この時期の新規感染者数は急増したが、イベルメクチンの効果により死者数の増加は小さかった>


8)インド ニューデリー コロナ感染者数低水準で規制が緩和 (NHK) 2022年2月28日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220228/k10013506311000.html


[NHK]インドでは新規の感染者数が1月下旬以降、急速に減少し、ニューデリーの1日当たりの新たな感染者は、27日の時点で484人、陽性率は0.95%と低い水準が続いている。

<統計グラフとNHKの記述が合致している>


 2021年4月から一部の州が「イベルメクチンの全員への投与」を開始し、インド全体に「イベルメクチンの全員への投与」医療対策が拡大した。


 その結果、インドはコロナ禍を克服した。


*既存治療薬イベルメクチンやアビガンが有効安全と日米欧政府は認めていないが、国の医療行政としてイベルメクチン等を国民全体の感染予防と早期治療に使用して、重症化・入院・後遺症・死亡を防ぐ対策が優れているとインド等の実績が証明している。


 インドのワクチン接種率は極めて低い。欧米日政府が推進するワクチン接種対策には効果がなく、既存の抗ウイルス薬イベルメクチン等を使う医療を実施する事が有効安全な対策だと、政府は認めなければならない。

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