第8話 インドの人口最大の州がイベルメクチンで感染制圧した時に、WHOと世界の主要メディアがその薬の効果を否定した(2)
2021年5月30日MSNは、ウッタル・プラデーシュ州における感染者の劇的な減少が現実のものとなったことを報告し、世界の保健分野のリーダーたちに、事実を認める時が来たと提案した。
ブラジルより人口の多い同州では2021年3月19日に380件の感染者が報告されていたが、4月24日には感染者が37,944人に急増した。
4月になると、インドは国家ガイドラインにイベルメクチンを組み込み、WHOや世界の医薬品規制当局を慌てさせた。
そしてウッタル・プラデーシュ州は、前例のないイベルメクチンの大規模な予防・治療的使用キャンペーンを本格的に開始した。
保健省の2人1組のチームは、地域ごとに組織され、積極的に家庭を訪問し、検査を行い医薬品キットを提供した。
これはおそらく世界最大の家庭での予防投与プログラムだった。
ウッタル・プラデーシュ州は、同州の一般医療・保健サービス担当のPareek医師の指揮のもと、
1)COVID-19患者の身近な人たち
2)医療従事者
3)COVID-19患者の一般的なケアに重点を置いた大規模な予防プログラムで、イベルメクチンの効果を宣言したインドで最初の州となった。
WHOはこの活動を称賛したが、イベルメクチンの治療・予防効果を隠している。
WHOは「Going the Last Mile to Stop COVID-19」と題して、インドの保健機関の素晴らしい取り組みをウェブサイトで報告している。
WHOは、州政府の保健チームが「この活動のために、5日間で75地区、97,941の村を移動した」と認めている。
WHOは、2人1組の公衆衛生チームが、2億3千万人の人口を抱えるこの州を縦断し、「村や遠隔地の集落の家庭を訪問し、迅速抗原検査キットを使ってCOVID-19の症状がある人全員を検査した」と強調している。
WHOの報告によると、陽性と判定された人には直ちに「病気の管理に関するアドバイスの付いた医薬品キット」が渡され隔離措置がとられた。
Hindustan Timesなどの地元メディアは、ウッタル・プラデーシュ州が全国のCOVID-19回復者数の75%近くを占めていると報じた。
(注)*****************************
Medical Update Online (2021年5月19日)は、次のように報じている。
インド北部のウッタルプラデーシュ州では、2020年8月からイベルメクチンがcovid-19の治療と予防に使用されている。
現在のcovid波(2021年4月から5月)では、わずか20日の間に検査陽性率が20%から4%に低下した。
この時点でインドの7つの州は、州政府のプロトコルでイベルメクチンをCovid-19の治療に使用している。
それらは、ウッタルプラデーシュ州、西ベンガル州、マハラシュトラ州、アッサム州、ゴア州、カルナータカ州、ケララ州だ。
これらの州の総人口は、インドの人口の60%以上に相当する。
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しかし、厳しい報道検閲が行われていた。当時の欧米のメディアでは、当時展開されていたこの活動を取り上げたものはなく、インドでの報道も慎重なものだった。
イベルメクチンという言葉を口にする新聞やソーシャルメディアはほとんどなかったが、一部のメディアは控えめに表現した。
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