ミステリアスなお話ですね。
占い師が三人もいて、よく当たるというのが鳥占い師。しかも、あえて人物描写が無いのが、良く言えば神秘的。悪い言えば不気味。
そして占いの結果は主人公の思うものとは異なる結果。
占いを調べると、確実な運命を伝えるのではなく、このままの状態を続けると高い確率で起こり得る未来を伝えるもの。
ならば、状態を変えていくことで運命だって変えられることもできる筈です。主人公が想う未来を変えて行けると良いですね。
それにしても不思議なのが、鳥占い師。本当に、人間なのでしょうか? 振り返った時には居ない。とっとと店仕舞をした可能性もゼロではありませんが、悪魔のような超常的な存在にも思えます。
悪魔は人間の欲望を満たすことが好きな存在です。欲望を叶えることで道を踏み外さす。
鳥占いは、主人公の夢という名の欲望を叶えてやろうとしたのでは……。とも考えました。
読んでいて、面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
面白いといって頂けてよかったです。
設定をそこまで考えていなかったので、自分の取り組み方を考えさせられました。
鳥占いって初めて知りました。タイトルが読み終わるとそういうことかあってなりますね。この文字数で若い悩みと絡められたテーマが定まってて満足感があります。序盤のミステリアスな感じも好みです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お好みに合ってよかったです。
作中のやり方とは違いますが、鳥占いはあるようです。