第14話 オカルトは幼いうちに学べ

 相変わらず寡黙な達見です。職場では裏紙にペンで書いて会話してますが、ごみが増えて困ってます。


 若い時に風邪ひき中なのに浦和レッズのチャントをゴール裏で叫び続けて声帯結節(声帯のタコです、ポリープではありません)やってから喉が弱くなってたのに。

 喉にくるオミクロン株のコロナ後遺症で喉が弱っているところに、今回も風邪っぽい中、酉の市で久々に再会した高校時代の人達と長時間喋ってしまったから。


 ……いえ、わかってます。昔も今も無茶したことは。ウィキペディアなどには声帯炎の治癒は長くて三週間とありますが、前科(声帯結節)もちやら風邪が治りにくい虚弱体質なんで、前科の時同様二ヶ月かかるかも。


 今回の作品は子どもの頃に読んだ話を元に書いています。魚石で検索すると長崎の民話として出てくるのですね。

 実は「ムー」で読んだから、大人になってからは話そのものは架空なのではと思ってたのです。大人になって思い返すと、あの雑誌は怪しい終末論やら何やらあったなあ。マジにしていた子ども時代(遠い目)。

 ムーは当時はライターの持ち込み記事も多く載せていたので、オウム真理教事件の主犯の人の記事も載せてしまった責任からいろいろ改善はしたようです。


 それで、何かのテレビ番組だかネット記事だかでムーの創成期の方が出て裏話していた時に「陰謀論にハマる奴はムーを読んで育たなかったからだよ」と深い発言してました。


 そっか、子どもの頃はムー、大人になってからはマガジンのMMRを読んでいたからオカルトに耐性が付いているのか(スピ系陰謀論に引っ掛からない耐性)。

 まあ、この世代はわかると思いますが、1999年の7の月になっても恐怖の大王は降ってこなかったからこの辺でオカルトはエンタメという認識へスライドしていきます。

 全く信じない訳ではないが、少しは不思議なことあってもいいんじゃない?となったのです。


 長崎行ったらそれっぽい石を探そうかしら? しかし、なぜ買い手は一目で魚石と見抜いたのか謎なんですよね。

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