65.★福音
俺はエリー先生として学院に潜入中のアリスが授業の一貫でセクハラされているようにしか見えない状況を目の当たりにし、つい嫉妬心を爆発させて帰宅後彼女をベッドの上に転がしてしまった。
授業として必要な事だったのは理解している。だけど嫌だった。
アリスを転がして――こんな事をして何をどうしたいのか自分でも分からない。
ただ、きっぱりと拒絶して欲しかった。
なのに彼女は拒絶どころか誘惑で対抗してきて、緊張した顔で「触っていいですよ」なんて言ってくる。
あまりの展開に焦って手を引いたらかえって怒らせてしまったらしく、俺はネクタイを犬みたいに引っ張られて頬にキスしてと言われてしまった。
彼女が怒るのは分かる。
淑女にあんな事を言わせてしまった俺が悪かったのだ。
にしても怒りの表現方法が平手打ちとかじゃなくて“頬にキスして”だなんて。
可愛すぎか……。
こんな状況で冷静になれるはずもなく、抗いがたいほどの強い衝動が湧き上がってくる。
衝動と理性が心の中で天秤のように拮抗し合う中、とどめのように「しちゃう?」と言われてしまって、深く葛藤した。
そこまで言ってくれたアリスの心に応えるのも有りかもしれない。今すぐに“うん”って頷きたい。
でも――俺は、衝動に任せた行動が人を悲しませることを知っている。
確実に結婚するのなら深い関係になるのが今でも後でもたいして変わらないのかもしれない。
でも、アリスと結婚できる時まで俺が生きている保証なんてどこにも無いんだ。
それに俺は生まれたばかりの赤ん坊が教会に置き去りにされているのを何度も見てきた。
親に会いたくて泣いていたあの子達や、“大人になっても自分は絶対に誰かにそんな思いはさせない”と誓った当時の自分を裏切りたくない。
もはや意地でしかないその一心で、なんとか押しとどまった。
今回の誘惑は今までで一番きつかった。
アリスは許してくれたけど、ごめんねって思うしかない。
でもその結果、俺は少しばかり心境の変化を感じるようになった。
もっと“楽”になってもいいのかもしれないという変化だ。
そんなに無理をしてきたつもりは無いよ。
でも深窓のお嬢様を好きになって、公爵家と関わるようになって、自分もその世界に飛び込んで。
ずっと、彼女の隣に並び立てるように努力しなきゃと思っていた。
アリスのこともクリス様のことも守れるようにならなきゃ、とかね。
でも、俺一人で気負う必要は無かったのだ。
だって、勉強ばかりしていた時も遊んでいる時も嫉妬した時も意地を張った時も、アリスはずっと変わらず傍にいてくれた。
彼女は俺が思っていた以上に俺を丸ごと受け入れてくれていたのだ。
もっと自然体でいいのかもしれない。
そう思った時、今の彼女と俺との間にあるものが“愛”なんじゃないのかなぁなんて思ったりした。
“大好きだよ”に “愛してるよ”が重なってきた。いつからなのかは定かじゃないけど……以前からそうだったものに、俺が気付けるようになっただけかもしれない。
この重い言葉も彼女なら受け入れてくれる。
なんの気負いもなくそう思えた時、俺はこの世界の中にちゃんと居場所があるのだと初めて思えた。
俺はいてもいなくても何も――、誰の世界も変わらないと思っていたけど、アリスは俺を必要としてくれている。
俺も君が必要だ。君がいない世界なんてもう考えられないし、君もそうだったらいいなって思う。
愛していると伝えても大丈夫な人がいるという事実は、想像していた以上に俺の心を楽にした。
これを守るためなら俺は何でもする。君のためなら何だって出来る。命だって惜しくない。
――そんな事を考えながら休日明けの学院での昼休み、夜想曲を弾きながら隣室で女子生徒と話をするアリスの声に耳を傾ける。
これ、アリスの依頼ね。
なかなか話をしてくれない女の子の心を音楽でほぐして欲しいという依頼。
さすがにそんな依頼は初めてだったけど、この程度お安いご用だ。
君との未来に命すら懸けられると思った男にとって、昼休みに一人演奏会など瞬き程度の手間にすぎない。
報酬なんていらないさ。ただちょっと後で膝枕とかしてほしい。それだけ。
気持ちが入りまくった夜想曲9‐2は今までで一番の出来で、弾いている自分でも恥ずかしくなるくらい情感にあふれていた。
妙に気分が乗っているな……。
そう思いながら彼女達の会話が弾んできたのを見計らってワルツに移行する。
しばらく経つと、コツコツと終了の合図の音がして通信が切れた。どうやらデリケートな話題に入ったようだ。
思った以上に早く依頼が終わってしまった……。
でも別にお腹は空いてないし、せっかくなのでもう少し続けてみようとそのままワルツを弾き続けてみる。
すると頭の中に次々と楽しい未来の図が浮かんできた。アリスと舞踏会で踊ったり、リディルで新しい家族を築いて幸せに暮らしたりする場面。
ああ、早くそこに行きたいな。その未来を俺は心待ちにしているんだ。
最近、一日に一回はリディルでの生活を想像してるんだけど、今日は二回だな。
そんな事を考えながらワルツを弾いていると、不思議と心と体に力が漲ってくる。
なんだろう、これ。
魔法による強化を受けたのと同じような感覚……いや、魔法よりもずっと深いところに効いている気がする。これ、心にまで干渉してきてるね。
……なんなんだ? 俺は何もしてない。ただピアノを弾いているだけだ。
当然周囲には誰もいない。
この不思議な感覚に、俺はひとつの仮説を思い浮かべた。
なんか……もしかして。
これ、音に魔力が乗ってないか?
いやでも、そんな事って……。
音と魔力にはなんの関係も無いはずだ。たとえば魔法を撃つ時に言葉は必要ない。魔法に名前をつけて口に出してもいいけど、それは仲間と連携するためとか自分の中のイメージを明確にするためとかそんな程度でしかなくて。
音そのものに魔力が乗るなんて……魔道具じゃあるまいし、あり得るのか?
この謎の現象を解明したくて次の曲もワルツにしてみたけど、今度はなんの変哲もないワルツだった。
ただ、さっきの強化魔法もどきの効果は切れることなく続いていて。
妙に長持ちするなぁと首を傾げた。
この不可思議な現象のことはいずれ検証してみるとして、今は目の前のことに向き合わないといけない。
帰り道、アリスに通信を切った後の話し合いがどうなったのかを訊ねると、使用人のメイドとしてメイプル男爵家に潜入する事になったとの答えが返ってきた。
びっくりした。なぜそんな事に?
聞くと、アンナ様と話した結果、彼女は家族関係が上手くいっていないようなので第三者の介入があると良いのかも知れないと思ったとのこと。
理屈としては分からないでもないけど、どう考えてもメイドにまでなる必要は無いと俺は思う。
でも飼い主の言う事は絶対なので、反対はしないワン。
ただ、一緒に行く。これだけは譲れない。
アリスが強いのは知っているけど、色んな意味で心配すぎる。
とは言っても、他人それも貴族の家だ。
四六時中張り付いて歩く訳にもいかないので、一緒に潜入するために色々考えた結果俺は煙突掃除屋に扮することになった。
小さな頃、父さんの手伝いでよく屋根の上に上っていたから手順は知っている。
仕事は問題なく出来る。煙突掃除屋なら貴族の家に潜入も可能だろう。
アリスが張りきった様子で自分の家のメイドさんに仕事を教わっている様子を眺めながら、俺は学院の勉強を粛々と進めた。
そして週末。予定通り煙突掃除夫としてメイプル男爵家に潜り込んだ俺は、執事さんの案内で屋敷内の暖炉のある部屋に布をかけて回った。
これをしておかないと室内が煤まみれになるからね。大事な作業。
いくつかの部屋の後に大奥様の部屋に案内されて作業していくと、白髪をピシッとまとめた威厳の権化のような大奥様が話しかけてきた。
「貴方、このお仕事は長いの?」
「えーっと……。一人でやるのは初めてです」
「あらそうなの。……大丈夫なの? 出来る?」
「はい。父の手伝いをしていたので」
「跡を継いだのね。それなら大丈夫かしらね。お父上はお元気にしていらっしゃるの?」
「いえ、亡くなりました」
「あら……。ごめんなさいね。苦労なさってきたのね。……でも貴方、まだお若いのではなくて? おいくつなの?」
「二十歳です」
エリー先生が二十歳という設定なので、俺もそういう事になった。
アリスが二十歳を詐称するのは無理があると感じるけど、俺ならまぁいけるだろ。
初対面の人に十六歳だよって言うと大体驚かれるし。
すると大奥様は驚いた様子で椅子から身を乗り出してくる。
「まぁ! 思ったよりお若いのね! お顔は見えないけれど、振る舞いがあんまり堂々としているからもう少し上かしらと思っていたわ」
嫌味なのか誉め言葉なのかよく分からない反応ながら、悪意は感じないし表情が楽しそうなので素直に誉め言葉と受け取ることにして「ありがとうございます」とお礼を言っておく。
大奥様はおしゃべり好きなようで、俺が作業している間も口が止まらずに話し続けた。
「じゃああの新人のメイドと同じ歳なのね。なんて言ったかしら。ああそう、エリー。同じ日に同じ歳の二人が来るなんて偶然ね。貴方、ここに来るまでに派手なメイドを見かけたかしら。赤毛の。あの子、貴方と同い歳なのよ。あの子は結婚しているようだったけれど、貴方は? 奥様はいらっしゃるの?」
派手って。思わず噴き出しそうになって、堪えながら返事をした。
「はい。っていうか、俺がエリーの夫です。夫婦なんです、俺達」
「えっ!? そうなの!?」
「はい」
大奥様はかなり驚いたようで、水色の目を見開いたまままじまじとこちらを見てきた。
そりゃあね。偶然かと思ったらそうじゃなかったってのもだし、それに、煙突掃除夫はお世辞にも社会的地位が高いとは言えない。
貴族の家に勤めるメイドと結婚するなんてあんまり聞かない話だろうとは思う。
けど、本来の俺達の関係のほうがもっとかけ離れているんだよ。
それを思えばメイドと煙突掃除夫はまだ現実味がある方なんじゃないかな。
「……驚いたわ。そんな事ってあるのね。……あぁ、勘違いしないで頂戴ね。別に貴方のお仕事を悪く言っているのでは無いのよ。ただ、あれほどの女なら楽させてくれる男をいくらでも選べそうなものなのに、貴方を選んだっていうところに驚いたのよ。ほら、あの子ってちょっと悪女っぽい雰囲気があるじゃない」
ないよ!?
……いや、ある……のか?
男心を嵐のように振り回して何事も無かったかのように去っていくという意味なら分からないでもない。そんなのしょっちゅうだ。
そうか……。
アリス。君、悪女だったのか……。
そう感じるのが俺だけじゃないなら、もっと監視――じゃなくて、……いや、監視で合ってるな。他に言いようがない。どんなに言い方をマイルドにしたとしても監視は監視だ。とにかく、監視を強化しないといけないな……。
そんな事を考えつつ、“彼女を苦労させる”という前提で話をされていることに反抗心が疼く。
このままだと俺は彼女のヒモとして扱われそうだ。
仮初めの名前とはいえ、それは我慢ならない。
だって俺、苦労させないためにそれなりに頑張ってるもん。
仕事はこれだけじゃないんだぞってアピールしておきたい。
「大奥様、俺ね」
「それにしても若い夫婦っていうのはいいわねぇ。元気を分けて貰える気がするわ。最近の若い人は、休みの日にはどんな過ごし方をしているの?」
質問タイムが始まってしまった……。
俺、知ってる。ご婦人はこうなると長いんだ。
そのうち旦那の愚痴とか始まって次に若い頃の話になり、最終的には子どもは可愛いわよねって話に続くんだ。
父さんの手伝いをしていた幼少期によくこの展開に遭遇したのを覚えている。
会話を切り上げられなくて動けずにいる父さんを、部屋の外から呼び出して仕事に戻すのが俺の一番大事な役割だった。
懐かしい記憶を思い出しながら、質問されたことに真贋を交えて答えていく。
休みの日には一緒に買い物したり運動したり友人と会ったりしてます、とか。
そうしているうちに「奥さんのどんなところが好きなの?」と質問が飛んできて、「それはですね」と、前のめりになって答えた。
可愛いとか優しいとか楽しいとか、言葉にするとありきたりなものばかりだけど。
でも全て本当の事だ。
やや熱が入りすぎかなと自分でも思いながら、子どもはいるのかと訊かれて願望交じりの答えを返す。
だって子どももなにも、まだ何もしてないもん。
その時、がちゃりと扉が開いて廊下から誰かが室内に入ってきた。
誰だ。アリスだ。……もしかして、聞かれた……? 俺の願望を……?
おそるおそる振り向くと、メイドさんの格好をしたアリスがきょとんとした表情で立っていた。
かわいい。
――さっきの会話、多分聞こえていたと思うけど……そういう事だよ、アリス。
という訳で話を切り上げて仕事に戻ると、執事さんは心なしかホッとした表情を浮かべた。
話が長くなりそうなところを回避できて安心したのかもしれない。
使用人という立場は苦労が多そうだ。俺もいずれ人を雇うようになるんだろうから、気を付けないとね……。
ひと通り下準備を終えて裏庭に出て、屋根へと上るため壁に梯子を立てかける。
その時、近くで仕事をしていた庭師らしき人が「あーあ」と声を上げた。
「どうしたんですか?」
「ん? ……ああ、いや、ここのラベンダーがなぁ。新しい品種だって言って旦那様が買ってきた株なんだけど、上手く根付かなかったみたいでよ。枯れちまった」
見ると、確かに花がしおれて葉が茶色くなってしまっている。
「香りが強い品種だって言うからみんな楽しみにしてたのに、参ったなぁ。……あ、こっちの方は上手くいってるのもあるな。こりゃ剪定の具合の違いだな。今までのやつよりしっかりめに刈り込まねーといけなかったんだな」
「治しましょうか?」
「へ?」
枯れたラベンダーに手をかざし回復魔法をかける。
これって、植物にも効果があるんだ。治した後の環境が良くないと結局枯れるけど、一時的に元気にさせる事は出来る。
聖属性の光が降り注ぐとしおれていた花がぴんと立ち、瑞々しさを取り戻していった。
その様子を見て、庭師さんはずいぶん驚いているみたいだった。
「兄ちゃん、魔法を使えるのか」
「はい。少しですけど」
「大したもんだなぁ。魔法を使える人間自体は見たことがあるけど、植物に水の魔法じゃなくて回復魔法を使うやつなんて初めて見たよ」
「妹が炎寄りな魔力体質なもので。花を育てようとしては枯らしてしまうなんてよくある事だったんですよ」
「ああ、なるほど。確かにそんな話を聞いた事があるな。火寄りの人間は植物と相性が悪いんだってな」
「そうらしいですね」
もちろん、ちゃんと知識を持って丁寧に手入れをしていれば枯らさずに育てる事は出来る。
けど、ラヴは大雑把なところがあるからなおさら向いてなかった。あいつはミントすら枯らしたツワモノだ。
それほどまでに向いてないくせにしょっちゅう鉢植えを買ってくるものだから、あいつと暮らしていた家はそこらじゅうで花がいっぱい咲いていた。
いっけん丁寧な暮らしに見えるけど、あいつが枯らした後で回復させて育てていたのは俺だ。
本当にやめてほしかった。
――そういえばあの家、そろそろどうにかしないとな。
花はラヴが公爵家に行くときに全部持っていってもらったから大丈夫だけど、もう誰も住んでないし、これからもきっと戻らない。
売るよりは孤児院を出なきゃいけない年になった弟妹分達の中で使いたいやつがいたら使ってもらう方がいいかな。
一年か二年くらいの約束で、自活に慣れたら次の世代のやつらに明け渡せるようにして――。
考え事をしながら一帯のラベンダーに順次回復魔法をかけていく。
庭師さんは元気になった花をいくつか刈り取って俺に手渡してきた。
「ありがとうなぁ。助かったよ。ほら、これやるから、好きな女の子にでも渡してやんな」
「いいんですか?」
「おう。どっちにしろ剪定しないといけないからな。ご主人様達にも届けるのはもっと色や形が良いのを選ぶから。こいつは兄ちゃんが持っていきな」
「ありがとうございます」
剪定した花とはいえ、ちゃんとした綺麗な花だ。
アリスがこのラベンダーの花を持って微笑む顔を思い浮かべる。綺麗な金髪と青い瞳は、この青紫を何倍も鮮やかな色に見せてくれるだろう。
いや、逆に霞んでしまうかもしれない。この世にアリスより綺麗なものなんて無いんだから。
俺の奥さんは花より綺麗だ。参ったな。
考える事がだんだん酒場の酔っ払いみたいになってきている。
俺は楽しいけどアリスはどうかな。気持ち悪いかな。そう言われたらちょっとショックだ。
……さすがに自重しないといけない気がしてきた。
花をそっと影の中にしまい、屋根に登って煙突を覗き込む。
するとそこには鳥の巣があった。ひなが何匹もいて、ピィピィと元気に鳴いている。
うわっ。前回掃除した人、防鳥網をつけ忘れてる!
何やってるんだよ。危ないじゃん。
……もう羽毛が生えてるのか。可愛いな。
しばらく眺めていたら、裏庭に洗濯籠を抱えたアリスが出てきた。
こちらを見上げてきたので手を振ると通信機の呼び出しがあり、応答して煙突にひながいたと話す。
すると彼女も屋根の上に登ってきた。不安定な足場でよろける彼女の手を取ると、見通しの良い青空から爽やかな風が吹き抜けて赤い髪を揺らしていった。
なんて綺麗な光景だろう。心が洗われるようだ。
出来ればかつらじゃない髪で見たかったな……。
アリスの手を借りてひな達を煙突から出し、しばらく二人で眺め倒す。
やがて気が済んだらしいアリスが仕事に戻ると言ったのを引き止め、屋根の上からの景色も見てもらった。
俺が好きな景色を彼女にも見てもらいたかったから。
町を見下ろし、声を上げる彼女に満足して俺も笑みを浮かべる。
ね? いいでしょ。この世界はいずれ俺のものにするんだ。
……いや、しないよ。
何? 今の……。
突然湧き上がった謎の野望に首を傾げながら梯子を下りていくアリスを見送り、お互いに仕事に戻った。
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