16.全員、ポンコツ

 おとなしく足を引っ込めようとすると、ハヤトは「まぁ、いっか」と言って身体を運転席のほうにずらしてきた。


「ちょ、ちょっと!」

「多分このほうが早いよ」

「そうですか!?」


 ハヤトの顔の横に両手をついて、まるで私が壁ドンしてるみたいな状態で片足を向こう側に下ろす。

 さっきは楽にいけると思ったけど実際そんな事はなくて、ハヤトの脚が長いからもう片足が引っ掛かってしまってなかなか向こう側に行けない。

 やだもうどうしたらいいの!?


「アリス、膝、両方のせて」

「はいぃ!」


 半ばパニック状態でハヤトの言う通りに膝立ちになる。完全に跨いでいる体勢だ。しかも壁ドン。

 何か乙女として大切なものを失った気がする……。しかしここから更にハヤトは追い討ちをかけてきた。


「座って」

「はい⁉」


 貴方の上にですか⁉


「いやいやいや無理無理無理」

「でも動けないでしょ? 座ってくれたら後は俺がやるから座って」


 どうしてこんな事になってしまったのだろう。

 心を無にしながらハヤトの上に腰を下ろす。

 彼の手がきゅっと頭と腰に回ってきた時、無にした脳が突然エンダアアアイヤアアアとラブソングを歌い出した。限界だと思った。

 色々諦めて私もハヤトの首にしがみつく。こうなったら転んでもただじゃ起きない精神で行くしかない。

 腹さえくくればこれはおいしい状況とも言える。うん、そうだそうに違いない。これはおいしい。

 ハヤトは運転席にずりずり移動し、私を抱えたまま助手席側に身体を倒した。ぽすんと背中がシートについて、ああ、これで向こう側に行ける、とぼんやりと思う。


「……アリス、腕。離して」


 そう言われて、しがみついたままだった腕を慌ててほどいた。身体を起こしたハヤトは、ふぅ、とため息をついて


「あんまり早くなかったな」


 と言って苦笑いした。


「次からは交代する時ちゃんと降りよう」

「そうですわね」


 見事に意見が一致した瞬間だった。


 問題の森はここから普通の馬車なら二十分ほど走ったところにあるそうだ。魔道車に魔力を通したハヤトは目をきらきらさせて道を走らせていた。彼もまだ年相応の表情をすることがあるらしい。微笑ましくて、こっちまで笑顔になる。

 郊外にはのどかな田園風景がどこまでも広がっていた。


 口外に出ておよそ五分で森に到着できた。

 アクセルを踏み込む強さによって段階的に使う魔力量を増やしスピードを出せるよう、お兄様が改良してくれたおかげだ。

 これがあるから街中では小さな魔力でゆっくり走り、郊外では大きく魔力を消費しハイスピードで走ることが出来る。道が舗装されればもっと早くなるだろうが、これでもじゅうぶん早い。

 魔力をどう通すか決めさえすればここまで簡単に自動車が出来てしまうのだから、魔法のある世界ってチートよね……。


 それはさておき、大事なのは目の前の仕事だ。

 森の手前に車を停めて降りると、ここから既に赤い果実がそこらじゅうにみっしり実っているのが見える。まるで収穫期の果樹園みたい。

 しかしこの森に林檎の木は無いはずだ。あれが全てモンスターかと思うと、まさに異常という言葉しか浮かばない。


「異常繁殖したって書いてあったけど、これは想像以上だな」


 ハヤトも少し驚いているようだ。


「アリス、人喰い林檎がどういうモンスターか復唱してみて」

「はいっ! 林檎に擬態して、獲物が近付くと急激に巨大化し大きな口を開けて鋭い牙で噛み付いてこようとする、単体ならさして脅威ではないモンスターです!」


 ついさっき教えてもらったからね。覚えたよ。


「そう。で、対処法は?」

「噛まれないように気を付けながら、魔法が得意なら魔法で粉砕、物理が得意なら物理で粉砕するのみです!」


 対処法も何もない脳筋な内容だが、事実そうする以外にない。


「そうなんだけど、これだけ多いと大変だね。Eランクじゃ手に余るんじゃないかな。大して強くはないから、色んなパーティーに少しずつ狩ってもらおうとギルドは思ってるんだろうけど……。これ、アリスならどうする?」

「遠くから魔法で一つ一つ撃ちます」


 というかそれ以外にどうしろと。

 学院でも、多数が相手の時はなるべく距離を取ってダメージが分散しないように一体ずつ確実に仕留めろと教わったよ。

 あそこは対人用の教育をしているけど、この場合は同じやり方が良いと思う。

 広範囲の魔法で一網打尽にすると森にダメージがいくから個別に撃破。それ以外にない。


「悪くはないけど、それだと時間がかかるよね。魔力が多いなら、こういうやり方が出来るよ」


 そう言ってハヤトは人喰い林檎の群れを見上げる。

「まず、俺と相手を魔力で繋げます」


 ハヤトが見ている方向の林檎がうっすら白い光を帯びる。真っ白い光。これが彼の魔力の本来の色。

 彼は次々にモンスター達を白い光に染めていく。今はまだ、それだけだ。ダメージを与えるでもなければ状態異常を加えるでもない。

 以前の私なら、これに何の意味があるのか理解できなかっただろう。だけど若干ゲーム脳が入った今の私には分かる気がする。これは全体攻撃のためのいわば“ロックオン”状態ではないだろうか。

 相手に自分の魔力を留め置き、後から属性や殺傷力を加えるやり方––予想でしかないけれど。

 メリットは魔法を使う上で最も集中力が必要な“属性を与える”のが一度で済む事、デメリットは相手と魔力で繋がる事、だろうか。

 属性を与えず何の変質もさせない状態の、純粋な魔力で相手と繋がるのはそれなりにリスクがある。

 相手の魔力や悪意の影響を非常に受けやすくなるのだ。対抗手段はただ一つ、押し返す事のみ。力比べだ。魔力が強くなければ出来ない。

 辺り一帯の人喰い林檎の群れがひと通り白い光を纏った時、ハヤトは「いくよ」と言って魔力を一気に雷の属性に傾けた。

 一瞬、目がくらむほどの金色の光が迸る。バチバチと弾けるような音と共に無数の人喰い林檎がドサドサ落ち、地面に落ちたのち光の粒子になって消えた。


 自然界の魔力が何かしらの影響を受けて変質し固まって結晶化、それを核にして実体を得たもの。

 それがこの世界における魔物の正体。核(魔石とも呼ばれる)を破壊すれば消えて、たまにアイテムをドロップするという――何ともゲーム仕様です。


「一度に消えましたね、モンスター」

「ラクでしょ?」

「それはそうですけど……」


 複数の相手をマーキングして全体攻撃に持ち込む。確かに便利と言えば便利。戦局次第では絶大な効果が期待できると思う。

 しかしいったい誰が好き好んで敵と魔力で繋がるなど危ない事を思い付くのか。


「どなたに教わりましたの?」

「自分で考えた」


 ギャンブラーだな! いや、押し負けない自信があるのか……。彼らしいと言えば彼らしい話ではある。


「確かに楽ですけど、逆に利用されたり相手に乗っ取られたりはしませんか?」


 魔力による乗っ取りとは、読んで字の通り、人格の変化の事を言う。軽度ならちゃんと回復するが、重度だとずっとそのままという危険度高めの代物。

 他人の魔力を抜き取ってやれば回復を早めることは出来るけれども、分別が難しく、出来る術士は少ない。勿論、人間が人間相手にやると立派な犯罪になる。


「うん。力負けしなければ押し返せるから乗っ取られないし、利用もされないよ」


 複数の敵と繋がるリスクを考えると慎重になるべきとは思うけれど。効率は確かに良い。


「これ、前の仲間も使おうとしたけど––あまり数を補足できなくて、上手く行かなかったんだ。でもアリスなら出来ると思う。あの量の林檎を見て、アリスはどう思った?」

「異常だと思いました」

「そう。怖くはなかった?」

「はい。そういえば全く怖くありませんでしたね」


 林檎に擬態しているとはいえ、あれだけの数のモンスターを前にして恐怖を感じなかった。

 私、けっこう図太いのね。

 怖くない、と私が言った答えに、ハヤトは口の端を上げた。


「それこそが魔力の強さで負けてない証拠だよ。やってごらん? あの数でもきっと押し返せる」

「はい」


 周囲に人喰い林檎がいなくなってしまったので、場所を移した。そこにはまだまだ沢山、赤いモンスターが鈴なりに実っている。この数を前にしても確かに負ける気はしない。

 敵の全てが私の手の中にあるような、そんな感覚。


「大丈夫だと思うけど、もしも押し負けそうな気がしたらすぐに攻撃魔法に変換するんだよ」

「はい、気を付けます」


 頷いて敵に向き直る。まずは一体に向けて自分の魔力を飛ばしてみる。私のも白い魔力。ハヤトと同じ。嬉しい。

 相手側から僅かな抵抗を感じるけれども、どうという事はない。次々に魔力を飛ばし、ロックオンの数を増やしていく。ハヤト道場で散々早撃ちしてきた経験がここで生きている。

 属性を与える必要もなく、動かない相手に魔力を当てるだけ。道場と比べると何と易しい事か。

 数が増えるごとに抵抗も強く感じるようになるけれど、それでも負ける気はしない。

 視界に入るぶん全てを捉えたところで魔力に攻撃性を与える。ハヤトが雷だったから、私は風にしよう。そう思って空気が動くイメージを送る。鋭く、刃のような風のイメージ。

 森の中に無数の風切り音が鳴り響く。林檎に擬態したモンスター達が同時にバラバラに砕け、雨のように地面に降り注ぎ光の粒子となって消えた。壮観!


「やった!」


 初めてモンスターを倒した! 立ち上る光の粒子の中で、喜色満面で振り返る。


「ハヤト! やったよ!」


 嬉しさを隠し切れない私と同じような顔をして、彼は右手を上げる。ハイタッチの合図に、私も右手を上げた。


「ねえ、そこにいるのもしかして、ハヤトじゃない⁉ そうよね?」


 突然森に響いた不快な声に、はっとして振り返る。そこにいたのは、お馴染みふわふわピンク髪のヒロインこと男爵令嬢マリア。とその他四人。

 でーたーなー! 天敵!

 相変わらず口元に手を当ててプルプルしてますのね! それ可愛いと思ってやってるの⁉ 可愛いけど! 


 ……ん? よく見ると少し、くすんできた……?


 回復術士の白いローブは替えが無いのか、土汚れを頑張って落としたような痕跡があるし、ふんわりくるんとしていたピンク髪は何だかしぼんで元気がない。


 ど、どうした……?


「ハヤト~! 会いたかったのぉ! おばけリンゴ怖かったぁ~!」


 マリアは以前と同様、私には目もくれず丸い瞳に涙を浮かべてハヤトのところに走ってくる。

 私にはわかる。あいつはこれから三秒以内に何かに躓く。確実にだ。


「きゃっ!」


 ほらね。ワンパターンなのよ。だからハヤトにも行動を読まれてさりげなく避けられちゃってるじゃない。

受け止めてもらえなかったマリアは、すんでのところで転ばずに済み何とか体勢を整えた。そしていつもの台詞を呟く。


「いっけない、私ったらまた……」


 本当だよ。

 しかし台詞にいつものキレと勢いがない。本当にどうしちゃったのかしら。

 黙って様子を伺っていると、マリアは震えながら潤んだ瞳で私を見てきた。


「アリーシャ様……もうやめて下さい! 全部全部私が悪いの! メル様達は悪くない! だからもう許してあげて!」

「はいっ!?」


 彼女はいったい何の話をしているの?

 思わずハヤトを見ると、彼もまたびっくりした顔をしている。


「ええと、どういう事ですの?」

「ほらぁやっぱりアリーシャ様じゃないですかぁ! ハヤトの隣で庶民のふりしてるって噂は本当だったんですね! この前はどうして無視なんてしたんですか⁉ そんなに私が気に入らないんですか⁉」


 気に入るか!

 ていうか無視っていつの事!?

 この前初対面のふりした事を言っているの?

 わからない! 誰か助けて!


「私、ハヤトのことも助けてあげたいんです。 アリーシャ様、彼は凄い人なんですよ! なのにこんなところで護衛なんてひどい……本来のお仕事に戻してあげて下さい! 私はどうなってもいいから、もう、権力で人を縛り付けるのはやめて!」


 こんなところで、護衛なんて。

 予想していた言葉だけど、胸がズキッと痛む。相変わらず人の心の弱みを突くのが上手い。

 彼は確かに公爵家に頼まれて私の側にいる。権力は関係ない、なんて言えない。


「あのさ……俺は好きでやってるんだけど……」


 ハヤトの助け舟に今は乗る事にする。


「……だそうよ。彼が本当はどう思っていようと、少なくとも貴女が口を出すことじゃないの。引っ込んでて下さる?」


 すると、とうとうマリアは顔を覆って泣き出してしまった。


「そんな……っ! 私、助けてあげたかっただけなのに……! でも仕方ない……ハヤトはお仕事中だもんね。それにメル殿下とアリーシャ様、愛し合う婚約者同士の二人の間に割って入ったのは私だもの……。アリーシャ様に話を聞いてもらえるはずがないわ……」

「愛し合う!?」


 ないない! ちょっと! ホント変な事言うのやめて!


「愛し合ってなどいませ」

「アリス」


 ぽん、と後ろから肩に手を置かれた。メルキセデク殿下だ。ゾワッと鳥肌が立つ。幼なじみも同然な彼にこんなに拒否反応が出るようになっているなんて知らなかった。

 その手、今すぐに離してほしい。

 振り返ることが出来ない私に殿下は語りかけてきた。


「アリス。私はどうしようもなく愚かだった。ずっと隣にいてくれた君の愛に気付く事が出来ず、少しばかりの火遊びが楽しくてつい溺れてしまった……。そんな私を陛下はお叱りになられて試練をもたらしたが、君と一緒なら陛下もお許し下さるはずだ。私と一緒に王宮に戻ろう」


 つまりもう城に帰りたい、と。

 よほど勘当生活が堪えたと見える。無理もない。王太子からの転落だものね。だけど––。


「お断りです」


 ぱし、と手を払いのけて振り返った。久しぶりに対面する殿下は髪の艶が失われ、顔色も悪くあちこちに傷が出来ている。

 マリア回復術士に回復して貰えていないのかしら。気の毒ね。


「何故? ……ああ、アリス。君は本当はそんなに美しかったんだね……。そうだ、思い出した。幼い頃の君は確かに今のような花の妖精もかくやという愛らしいお姫様だった」

「もうお止め下さい、殿下。私は今の生活が気に入っているのです。王宮に帰りたいなら、私に頼らずとも陛下の試練に向き合い、乗り越えて、正々堂々と帰れば良いではありませんか」

「無理を言うな。私が王族と知ってか、たびたび暗殺者が送り込まれてきて休まる暇が無いのだ。おかげで街中には宿を取れないので、この森でしばらく野営していたが……最近になって人喰い林檎が異常に増えて、疲れてしまってな。これではまともに戦えない。それに、ドラゴンなどこの人数で倒せる訳がないだろう。王宮に戻れば、騎士団を率いて討伐も可能だろうが」


 多分だけどその暗殺者、王家が送り込んできてるんじゃないかな……。

 第二王子を立太子するなら、やらかした第一王子はどうしたって邪魔になるもんね。

 ていうか、ハヤトは単独でドラゴン討伐してますよね。あなた達もしばらく経験を積めばいけるんじゃないかしら。

 実際のところ、ハヤトが異常なだけであなた達も全員いちおう攻略対象なんだから、能力はそこそこ高いはずだ。

 攻略対象達のバランスと特徴から言って、殿下はオールマイティタイプ、宰相の息子は魔法タイプ、騎士団長の息子は筋肉物理タイプ、教師はきっと支援タイプ、ルークはよくわからないけれど––、ん……? ルーク?


 そういえば、メンバーにルークがいない。

 あの子は今、何事もなく学院と公爵家で勉強の日々を送っているはずだ。

 例の卒業パーティーの日、殿下達は私が不在にも関わらず断罪をやらかしたから今こうして森で野営をする羽目になっているのよね。

 ルーク。あの子、パーティーには在校生代表として行っていたはずなんだけど、やらかしには不参加だった……?

 つまり、ルークは最終的にマリアに攻略されなかった?


 ……マリア、逆ハーに失敗してない?

 という事は、もしかして、隠しキャラであるハヤトへのルートはそもそも開いてない……。

 強制力みたいなものはない、のかも?


「おお! アリス! やっと眩い笑顔を見せてくれたね! 私は嬉しいぞ!」

「えっ? 私、笑ってました?」


 ハヤトを見ると、彼は会話をしながらさりげなくボディタッチをしようとするマリアの手をさりげなくも絶妙にかわし続けている。

 さすが! スルー能力の高さ、半端じゃないね!

 なんか元気出てきた!

 さて、これ以上変な人達に絡まれたくないし、帰るか!


「アリス、共に陛下に謝罪し「ねえハヤト、もう帰––」


 ぎくりとした。

 ハヤトの髪の色が変わっていく。黒い、闇の色だ。確かに、気付いてみれば、いつからか辺り一帯が濃密な闇の魔力に満ちている。

 強い魔物が出るかもしれない。

 マリアは呑気に変色したハヤトの髪に手を伸ばした。


「あれぇ? ハヤト、髪が黒くなってない? そういえば前にここで会った時は銀」


 横から突き飛ばしてハヤトの前に立つ。瞳も黒に変色してて、これまたミステリアスで素敵だけど、そんな事言ってる場合じゃない。


「あの、髪が。黒くなっていますよ」

「うん。ここまでの異常発生なら何か居るかもって思ってたけど……やっぱり居るね。奥の方だよ。行こう、アリス」


 手を差し出してくれたので、頷いて手を取った。二人で森の奥に向かって走り出す。

 背後からマリアの叫びが聞こえた。


「いったぁ~い! アリーシャ様ったらひどぉい! どうしてそんなに意地悪なんですかぁ!?」


 無視無視。

 ハヤトはぽつりと呟いた。


「強烈な人達だね……」


 本当だよ!


「私の学院時代の苦労、わかって下さいます?」

「うん」


 ぎゅっ、と手が強く握られた。



――――


一話が長すぎるかなと思っているのですが、いかがでしょうか……。

もっと短い方が読みやすいですか?よければご意見下さい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る