拝読致しました。
王陽明さん、行き詰まったら詩を唄うの巻。
もっと炎のような印象でした陽明学、でもやっぱり中国らしいおおらかさを感じさせます。
あの、思い立ったら即行動!の精神、それで詩歌まで歌ってしまうのか、それとも悠揚迫らぬ中国大人の雰囲気なのか。
この御方が、どのように攻め入るのか、どう陽明学を体現してくれるのか、楽しみです!
作者からの返信
詩人・王陽明……これ同題異話のお題が「白の境に舞う金烏」だったんで、後付けで設定しました^^;
実はこのお話、公募用に書いて、それが駄目だったので(笑)、転用したお話なのです^^;
でも詩を詠んでいたのは史実なので(冒頭のエピグラフがその証左です)、まあいいかと思って、改稿した次第。
さて、名探偵が事件に遭ってしまうが如く、寧王の近くにたまたま通りかかった王陽明。
これから、どう動くのでしょうか^^;
ありがとうございました!
こんにちは、御作を読みました。
朱元璋なお坊さんの後日談なんだよなあと思うと、彼の理想の果てに寂しさを覚えました。
明という国が大国に上り詰めるには、まだまだ試練があるようで、主人公の、陽明さんの活躍を楽しみにしています。
作者からの返信
洪武帝、永楽帝と、明を盛り上げた人たちがいなくなって……おっしゃるとおり、「その後」の話です。
でも明って北虜南倭とか、試練というか何か「やられている」イメージの強い国ですから、たしかに創業の人たちを知っていると寂寥感が否めません^^;
そんな中、貴重な「まとも」な人材・王陽明さん。
果たして、どのような活躍と、扱いを受けるのか……。
ありがとうございました。
出てきましたね、南昌籠城戦。
やはりこういう「過去からのつながり」に思いを馳せられるのが、歴史物の楽しみの一つですね。
まして、同じ作者さんの別作品ともなれば、「そうだった、読んだ読んだ」と記憶が蘇って^^
>「大体、叛乱のすぐ近くに、そのような将がたまたまいるという偶然、そうそうあるものか」
節子「兄ちゃん、なんで寧王すぐフラグ立ててしまうん?」
寧王の超一流フラグ建築士っぷりに噴き出してしまいましたが、主役の陽明さん、嵐で渡河できないから詩作とは、肝が据わってらっしゃるというか何というか^^;
でも今現在は、福州の叛乱を鎮圧に向かっているんですよね。ここからどうなるか楽しみです^^
作者からの返信
南昌籠城戦。
明の人たちからすると、興国の戦いであり、歴史でありながら伝説と化しているんでしょう。
こういう「つながり」を描けるのも、歴史ものの醍醐味かと^^;
寧王さん、さっそくのフラグビルディング(笑)
いやまあ、たぶん、みなさんに「志村、じゃない寧王うしろ!」と言ってもらいたかったんじゃないでしょうか^^;
そんなわけで(どんなわけだ(笑))陽明先生の登場です。
この人はこの人で「うしろに敵(寧王)が来ている」というフラグを立てていたのかも^^;
ありがとうございました。