女子高生
葵ちゃんとは美術部に入っている。
美術部の教室で、放課後、好きなように絵を描いている。
オッキナワン島は、南国の島なので、風景画を描くにしても、めっちゃ楽しい。
葵ちゃんとも野外で絵を描きに行ったりもしている。
葵ちゃんと2人で無人島にまで飛んで行って、1日、無人島で絵を描いている。
無人島もいっぱいあるので、朝、無人島のうちの、どれか1つに行けば、1日中、その無人島には誰も来ない感じだ。
だから葵ちゃんと、1日まったりとイチャイチャしながら過ごしている。
葵ちゃんは水泳も得意なので、2人で空を飛びつつ、ザブーンと海に飛び込んでいる。
海には、お魚も豊富なので、そのままパクッと、お魚を食べている。
島にはフルーツとかもあるから、葵ちゃんと、絵に描いたり、食べたりしてる。
ボクは可愛い女子の水着を着るの好きだから、いつも葵ちゃんと、可愛い水着を着て、いっしょに泳いでいる。
太陽も、やっぱりオッキナワン島ならではの輝きを放っている。
オッキナワン島の太陽に、島もキラキラ輝いている。
そして、いつもあたたかい。
文化祭ではオッキナワン島の美しき風景画を描いて展示した。
高校受験になった。
「あやめちゃんは女子高を受験しなさい!」
ってカエデ先生に言われた。
「あやめちゃんは女子高に向いてるから」
ボクも、ちっちゃい頃から本当に女子高に行きたかったから
「はいっ。そうしますっ。実はボクもめっちゃ女子高に行きたいんです」
って答えた。
「葵ちゃんも同じ高校を受験する?」
「いいよ!あやめっちと同じ高校に行きたいから」
2人でいっしょに受験した。
キンララ女子高の工芸科に合格した。
葵ちゃんも同じ工芸科にいっしょに合格した。
カエデ先生も、めっちゃ喜んでくれた。
先生は葵ちゃんに
「あやめっちのこと、女子高に行っても、よろしくね~」
って言ってた。
葵ちゃんも
「はいっ!わかりました!あやめっちと女子高に行っても、2人で仲良く女子高生をやってます」
って答えていた。
ナオミンからマッチャマの美味しいミカン、女子高合格祝いで送られてきた。
可愛いミッキャンも箱に描かれてある。
葵ちゃんにも持って行って
「マッチャマのミカンだよ!友達のナオミン、女子高合格祝いに送ってきてくれたんだ!」
「うわ~っ!マッチャマのミカンは、わたしも大好きなの~」
って言って、葵ちゃんはめっちゃ喜んでくれた。
2人で甘くて美味しいミカンをいっぱい食べた。
ボクと葵ちゃんは高校の工芸科で、好きなアクセサリー作りに集中した。
授業でも、今、ボクの住んでるこの島オッキナワンの色んな伝統工芸について学んでいる。
歴史を学びつつ、製作もしている。
芸術全般についても、幅広く勉強している。
まわりのみんなも、さすがに工芸科に入ってくるだけあって、可愛いものをそれぞれ創っている。
そして工芸科では、それぞれの作った作品の販売もしている。
ボクの作った作品の売り上げは、ボクのところに入ってくる。
女子高で、1人で歩いていたら
「今からマンドリンクラブの演奏会やるので良かったら聞きにきませんかー?」
って声をかけられた。
「あっ!じゃあ聞きに行きますー」
って応えた。
音楽系サークルのある部室を通りぬけて行って、いちばん奥の部屋で、マンドリンの演奏会、始まった。
めっちゃ可愛らしい音色だったから、その場で入部した。
「はいっ!じゃあ、これ、あなたのマンドリンねっ!」
って言って、ボクに立派なケースに入ったマンドリンを渡してくれた。
マンドリンは形も可愛い。
音色も可愛い。
2本の弦を弾いて演奏する。
どこか民族楽器のような哀愁ある音色にもなる。
その日から、先輩についてもらって、マンドリンの練習を始めた。
毎日、練習を教えてもらっている結衣先輩とは、めっちゃ仲良くなった。
夏休みには湖に行って、新入生の合宿もあった。
毎朝ランニングして、マンドリンの練習をする。
合宿でも毎日、結衣先輩に手取り足取り、マンドリンを教えてもらっている。
夜は、結衣先輩といっしょに、お風呂に入った。
結衣先輩は、めっちゃきれいなパープル色の羽をしている。
「あやめっちのも、きれいなピンクね~」
って言って、結衣先輩はボクの羽のことも誉めてくれた。
お風呂からあがって、結衣先輩と湖のほとりを2人で散歩した。
結衣先輩とチュッてキスをした。
マッチャマのミカンを合宿にも持って来てたから、結衣先輩にもあげた。結衣先輩も
「うわっ!マッチャマのミカン!めっちゃ美味しい!世界一甘くて美味しいよね」
って言って喜んでくれた。
合宿から高校に戻った。
高校の近くには、ちっちゃな可愛い森もあって、結衣先輩と、休み時間とか放課後そこに行って、いつもチュッてしている。
結衣先輩は今2年生だから、1学年上だ。
葵ちゃんもマンドリン部に入ってきた。
それで、放課後は葵ちゃんもいっしょに結衣先輩にマンドリンを教えてもらっている。
高校で製作した新しいアクセサリーもいっぱいあるから、由菜お姉ちゃんのところにも、まとめて送ってみた。
「またまた、可愛いの、いっぱい来たやんか~」
って、お姉ちゃんから返事きた。
お店に置くと、すぐ売れるみたい。
お姉ちゃんも、ボクの創るアクセサリーをめっちゃ気にいってくれている。
空里も中2になって、羽もそろそろ生えてくる時季かもな~って思っていた。そしたら
「あやめっち、うちも、なんか可愛い、ちっちゃな羽、生えてきてるみたいな感じしてきてる...」
って言っている。
「どれどれ!どんな羽なんやろな~?」
って、空里の背中を見てみた。
めっちゃちっちゃな、めっちゃ可愛い羽...のような感じのもの...ほんのちょぴっとだけ、数ミリ程度、生え始めてきているみたいだ。
「何色になるのかな~?」
「まだ透明やから、色まで、わからへんけども...もしかしたら可愛いブルーかもしれへんよ~...」
「うわ~っ!ブルーやったら、うち、めっちゃ好きやから、ええな~っ!」
工芸科では、写真の授業もあり、みんなそれぞれのママのヌードを撮るっていう宿題も出た。
高校から帰りながら
「いったい、どうやってママのヌードを撮るべきかなあ~」
って考えていた。
「ソファに寝っ転がってもらって、それを後ろから撮ろう」
って考えに行き着いた。
「ただいま~」
「おかえり~」
家に着いて、キッチンにいたママに
「工芸科の写真の授業の宿題で、ママのヌードを撮らなあかんねんけども...」
ママとしゃべる時だけは、ママの出身地の言葉になってしまっている。ボクの生まれた街の言葉でもあるんやけど。
「なんやて~?ママのヌードを撮ってくれるの~?」
って、めっちゃ嬉しそうにしている。
「そやねん。べつにボクは撮りたいわけちゃうねんけども、宿題やから、撮らなしゃーないねん」
「いやなら、撮らんでもええんやで」
「あっ、うそうそ、めっちゃ撮りたいねん。ママのヌードめっちゃきれいそうやから...」
「そやろ。それやったら脱いであげるわ...」
ってめっちゃ喜んでいる。
「じゃあ、ちょっと待ってね~」
って言って、リビングのソファをきれいに片付けはじめた。
「なんで、ソファで撮るって、わかったん?」
「そりゃ、あんたの考えそうなこと、わかるわ~。それでギャラは、なんぼなん?」
「えーっ?ギャラなんて出ないよー」
「まっ、今回はサービスしておくわ。シャワー浴びてくるね」
って言ってシャワー室に行った。
「でやーっ!おりゃーっ!」
って言いながら、めっちゃ体を洗ってるみたいやった。
「なんか、試合でもやるんかいっ」
って思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます