『しば桜』
『しば桜』
作詞:いすみ 静江✿
しば桜 搔き分け走る
カチューシャが あざとく落ちる
眩しさは 夢の痕抱く
花々は 最後と叫ぶ
唇 零れるように さようなら
故郷 寂しい颪 吹きさらう
夢あるなら 覚えている
しば桜は 帰れと咲く
しば桜 敷き詰められる
絨毯が 君思い出す
胸の中 緩く髪抱く
風止むな 想い出揺れる
東京 切符片手に 飛び乗った
颪の 風が恋しい 車窓から
恋あるなら 覚えている
しば桜は 君へと咲く
愛あるなら 覚えている
しば桜が 心謳う
◇◇◇ ひらがな ◇◇◇
しばざくら かきわけはしる
かちゅーしゃが あざとくおちる
まぶしさは ゆめのあとだく
はなばなは さいごとさけぶ
くちびる こぼれるように さようなら
ふるさと さみしいおろし ふきさらう
ゆめあるなら おぼえている
しばざくらは かえれとさく
しばざくら しきつめられる
じゅうたんが きみおもいだす
むねのなか ゆるくかみだく
かぜやむな おもいでゆれる
とうきょう きっぷかたてに とびのった
おろしの かぜがこいしい しゃそうから
こいあるなら おぼえている
しばざくらは きみへとさく
あいあるなら おぼえている
しばざくらが こころうたう
****
創作秘話
****
『Aメロ・Bメロ・サビ、Aメロ・Bメロ・サビ、サビ』と構成されております。
また、各言葉の区切りごとに、ほぼそれなりの韻を踏んでおります。
以下の通りです。
◇◇◇
しば桜〈a〉 搔き分け走る〈u〉
カチューシャが〈a〉 あざとく落ちる〈u〉
眩しさは〈a〉 夢の痕抱く〈u〉
花々は〈a〉 最後と叫ぶ〈u〉
唇〈u〉 零れるように〈i〉 さようなら〈a〉
故郷〈o〉 寂しい颪〈i〉 吹きさらう〈u〉
夢あるなら〈a〉 覚えている〈u〉
しば桜は〈a〉 帰れと咲く〈u〉
しば桜〈a〉 敷き詰められる〈u〉
絨毯が〈a〉 君思い出す〈u〉
胸の中〈a〉 緩く髪抱く〈u〉
風止むな〈a〉 想い出揺れる〈u〉
東京〈u〉 切符片手に〈i〉 飛び乗った〈a〉
颪の〈o〉 風が恋しい〈i〉 車窓から〈a〉
恋あるなら〈a〉 覚えている〈u〉
しば桜は〈a〉 君へと咲く〈u〉
愛あるなら〈a〉 覚えている〈u〉
しば桜が〈a〉 心謳う〈u〉
◇◇◇
まだ、曲はできておりませんが、作詞へ一歩踏み込んだ作品となっております。
また、本作は、拙作、『しば桜は愛を謳う』より、『しば桜』を題材といたしました。
小説:『しば桜は愛を謳う』
https://kakuyomu.jp/works/16816700429127636203
よろしければ、ご参照ください。
2022年10月2日・創作
参考URL:
https://www.spooncast.net/jp/cast/5464594
2023年8月17日・作曲
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