『夜光虫』
『夜光虫』
作詞:いすみ 静江✿
森の雫に隠れ家に
咲く僕のピアノの音
茨の網目の隙間の
うさぎは耳たなびく
僕に歌声に寄り添う
畔の花さやけく
湖に踊り明かそう
僕と君はひとつの
儚い命きらきら
夜光虫の中で
宙を向いて手を繋いで
雫が雫がほら
月を滑るように生きる
きらりふわりさあさあ
◇◇◇ ひらがな ◇◇◇
もりのしずくにかくれがに
さくぼくのぴあののね
いばらのあみめのすきまの
うさぎはみみたなびく
ぼくにうたごえによりそう
ほとりのはなさやけく
みずうみにおどりあかそう
ぼくときみはひとつの
はかないいのちはきらきら
やこうちゅうのなかで
そらをむいててをつないで
しずくがしずくがほら
つきをすべるようにいきる
きらりふわりさあさあ
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創作秘話
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佐藤リグ様と実際にピアノの演奏と共にやり取りした要旨と所感です。
佐藤リグ様のネットラジオが始まりましたら、私から、『イエリ』のときが楽しかったので、また、お願いしたいと申し出ました。
マスターの佐藤リグ様が、綺麗にピアノを弾きながら快諾してくださいました。
始まってから、紙のノートにシャープペンシルで、文字数を揃えて考えようと『ひらがな』で歌詞を考えて、文字を起こしておりました。
12文字と8文字に、根拠もなく決めて書いておりました。
枠が終わるとき、書けたものをネットラジオのチャット画面から送らせていただいたのですが、長かったので、別のルートで送らせていただきました。
その場で、佐藤リグ様がメロディーを考えながら伴奏もつけてくださったのですが、『作曲家泣かせ』とのことで、私の拙い歌詞と時間的なこともあり、その場では未完でした。
その後、新しく学んだことは、音楽を作るのはとても大変な工程が必要だと言うことでした。
それは、私が推し量れない位、様々にあるようです。
教えていただいたことは、先程の作詞、『夜光虫』が、『詞』と言うよりも『詩』になっていたと言うことでした。
とても大切な気付きを得て、今後に役立てたいと思いました。
私の小説を書いたり俳句を作ったりしている所から、堅苦しい縛られた印象と、実際の歌作りから程遠い区切りをもって作っていたのだと思われます。
後日、ネットラジオで、この辺りを直すとよくなると思うよとお教えいただき、つけてくださったメロディーと共に、歌唱なさってくださいました。
2022年9月25日頃・創作
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