第1章-13 『強制負けイベントと救済イベント』

「ま、魔王と来たか。魔法少女の嬢ちゃんや、丸腰でこんなところに転移されちまう不憫な少年もいたかと思えば、今度は魔王様までご足労いただけるとは、昔からやべー森だとは思ってたが、これほどまでにやべーとはな」


 ボブさんは、警戒を怠らないままに小声で魔の森への愚痴を溢す。


「フンッ! いきなり我と対峙してしまうことになるとは、貴様らの不幸さには流石に同情を禁じ得んな!」


 『時の魔王』と名乗るくらいだから、この世界の人じゃなければ、確実にボーダーが言ってた能力者でビンゴだろう。

 この話し方にゼイトという名前、そして、時の魔王という肩書。何処かで見たことがあるような…。


「その同情ついでに、こっちの話くらいは聞いてほしいものだが、そういう空気でもなさそうだな。どちらにせよこちらとしては、恐れ多い魔王様なんかとは戦いたくないんだが?」

「ほう。戦闘の意志はないと…。その割には、殺気を殺せていないようだがな」


 ダメだ。全く思い出せない。いや、そもそも気のせいなのか?

 何にしろ、今は目の前の事に集中しないと…。


「これでも抑えてるつもりだが、魔王様相手になると、まださっきのコントロールは未熟なようで」

「これで隠せていたつもりだったとは。もっと日々の訓練に励めよ、人間。もっとも、励む機会が来たらの話だがな!」


 魔王は、木の上から飛び降り、ボブさんに腕を振り下ろす。それを見てボブさんは、


「おい! 二人とももっと下がれ!」


 と、冷静ながらも大きな声で指示を出す。それに従い僕たちは、更に後方に飛び下がる。


「おいおい。わっぱ守りもりをしている場合か?」


 その瞬間にボブさんは剣で魔王の腕を防ぎ止める。


「ちょっと待て! ここには、嬢ちゃんはともかくほとんど素人の子供もいるんだぞ?」

「フン! 我にとっては子供かどうかなど、些細な問題にすぎん! 成長していようが、してまいが、両方とも淘汰されるべき弱者なのだからな!」

「グハッ!」


 魔王のもう一方の腕がボブさんの腹部めがけて振り上げられ、30代後半であろう成熟しきった身体が空中へ飛ばされた。

 その光景は僕たちに絶望を与えるには充分すぎた。

 道中でアリスさんが一緒だったとはいえ、僕が襲われた狼型魔物や、それよりも強いであろう魔物たちを、僕たちが見つける前に狩っていたあのボブさんが手も足も出ない状態で吹き飛ばされたのだ。


 あぁ、まずい。やばい。ダメだ。

 

 絶望だ。


 まさか自分が強制負けイベントに遭遇するとは思ってなかった。


「カハッ!」


 そんな絶望を後押しするかのように、ボブさんの落下時のダメージボイスが無残にも響き、落下したボブさんは全く動かなかった。


「フン! 我の術を見破るくらいだから期待したのだが、それも無駄だったか。」


 まさか、死んでしまった?

 やってしまった。取り返しのつかないことを…。

 間に入るべきだった? そもそも戦えない僕がこの森に入ったことから間違いだったのか?

 そんな後悔と絶望が頭の中、心の中を支配する。


「おい! そこの2人は戦わんのか? 流石に覚悟のできてないような奴らを一方的に蹂躙するような真似はしたくないのだが……。ん?」


 何やら魔王が疑問を持ったようで、手を顎に当て、熟考し始めた。何やら僕の方を見てブツブツ言っているようだが、全く聞き取れない。


「ワカツさん、ワカツさんは出来るだけ早くここから離れて能力でアリスさんに今の状況を伝えて下さい。伝えられるまでの時間は私が稼ぎます」


 ゆりりんは僕の手を握り、魔王に悟られないように小さな声でこちらに伝える。


「いや、で、でもそんな囮にするみたいなことは……」


 年下の女の子にはさせられない。

 なんでこんなときでも最後まで言い切れないんだろう…。


「私は大丈夫ですから。それに、これは私がしたいからすることです。あの方…魔王さんは交渉に臨もうとした相手を一方的に攻撃した。私が戦う理由はそれだけで十分です。だから、私が声掛けすぐに走り出してください。」


 僕は言われるがままに頷く。


「ごめん……」


 そう言い残し、足を動かす。


 なんでどうして異世界転生したラノベ主人公達はこういう時に勇気を出せるのだろう? 女の子を助けられるんだろう? ゆりりんが今言ったようなセリフを恥ずかしげもなく言えるのだろう?

 神に授かった能力のもと異世界に転生され、女の子達とともに危険に対峙する。

 これだけ言えば、なんにも変わらないというのに。


「そうか! この感覚、の魔法と似てるのか!」


 マイナス思考を遮ったのはゆりりんではなく魔王の方だった。


「見逃そうかとも思ったが気が変わった。よし……」

「ワカツさん! 今です!」


 ゆりりんは僕の腕ごと握っていた手を後方へ引っ張り、手を離す。

 それを機に僕は言われた通りに魔王から遠ざかるように走り出す。


「お望み通り、私が貴方の相手を引き受けます。象徴するは純粋ピュアリズム。白く咲き誇れ百合の花。『ガブリエル♡ホワイトリリー』!」


 その言葉と後悔の念を背負い、僕は目を閉じて足を動かし続ける。すると、


「こつん」


 と、前方の何かにぶつかってしまった。いや、本当は100%そんな擬音で表せるような勢いではなかったが、とにかく何かにぶつかったのだ。

 僕は嫌な予感をしつつ、目を開け、少々上を見上げる。すると、


「おいおい。敵前逃亡なんてつまらん真似してくれるなよ。いや、もはや我の事を敵として認識しているかもわからんか。なぁ、どうなんだ? 人間」


 僕の嫌な予感は、最悪の確信へと変わる。僕がぶつかったのは正真正銘、今、ゆりりんと対峙しているはずの魔王だった。先ほどボブさんを片手で一蹴した魔王だった。

 いや、片手なのに一蹴という言葉が適切なのかは今は考えないことにしよう。マジで。

 そんなことを考えている場合ではないのに、ありえない光景を目の前についつい頭が回らなくなる。

 とりあえず、ゆりりんは? 無事なのか? 先ほど戦闘姿勢へ入っていたはずだけど…。

 振り返り、ゆりりんの姿を確認する。

 すると、後ろを向くと同時に魔王は再度、口を開く。


「仲間が心配か? 安心しろ。無事だ。というか、相手にしていない。我が気になったのは残念ながら貴様の方だ」


 確かに後方を確認すると、変身姿のゆりりんが辺りをキョロキョロと見回している。

 きっと、魔王の瞬間移動とも言えるような移動速度に動体視力が付いていかなかったのだろう。

 いや、僕も魔王がいきなり目の前に現れたことには驚いたけれども……。


「さてはて、人間。仲間の無事が確認できたところでそろそろ我の願いを聞いてもらおうか?」

「願い?」


 取り敢えず、ゆりりんが此方に気づくまでの時間稼ぎの意味でも、できる会話はしておきたい。


「あぁ、願いだ。下等で劣等で弱者の人間に能力を使ってまで我が願うのだ。もちろんのことながら、拒否も、期限の延長も融通も認めん」


 それは既に『願い』じゃない気がするが、そういうことは置いておく。


「そ、その内容は?」

「なに、簡単なことだ。先程我にかけた術を再現してみせよ」

「じ、術?」

「なんだ? 違うのか? まぁ、術でも魔法でもスキルでもアビリティでも呼び方なんてどうでもいい。再度我に不快感を共有させてみよ」


 不快にさせた? 何のことだ?


 とは思ったが、ここで、この世界に召喚されてから直ぐに狼に襲われた時のことを思い出す。あのとき、確かに1匹の狼は僕の能力によって、震え上がっていた。

 恐らくあの時と同じことを魔王に無意識的にしていたのだろう。もっとも、今回は相手が魔王だからか、全く動じてなかったようだが……。

 しかし、タネがわかったので、やってみようと試みる。

 

 怖い。死ぬ。終わる。死にたくない。


 など、思いつく限りのネガティブな言葉を魔王に共有してみる。


「お?」


 魔王が何かに気づいたように反応を示す。上手くいったか?


「なんだこれは……。ふざけているのか? 言葉だけで怖がる生き物が何処にいる? それもこの魔王にそれをするとは、我を愚弄する気か?」


 まずい。ダメだったみたいだ。こういう時は……


「できません」


 怒らせてしまう可能性もあるが、ここは正直に言うという選択を取る。嘘を吐く方が後々良くないと思ったから。

 この選択、あってるよな? 怖くて魔王の顔を見れない。


「ほぅ? この我がここまで人間族ごときに譲歩してやったのに願いが聞けぬと? ここまで愚弄されたことは勇者以来だ。誇っていいぞ、人間」


 いや、やりたくないわけではなく能力的にできないということなのだが…。

 早く誤解を解かないと。


「はぁ、貴様には酷く失望した。落胆したぞ。あの能力からアイツに似たものを感じた気もしたが、我の気のせいだったのだろう」

「グッ、カハッ、カハッ……」


 魔王に胸ぐらを掴まれ、足元が浮くくらいに持ち上げられる。

 喋るどころか、呼吸すら厳しくなる。

 ほんとにヤバい。


「おい劣等種、どうにか言ってみたらどうだ? ま、言い訳など聞きたくはないがな」

「ヒュー……カハ……ヒュー……」

「ふっ。喋ることすら儘ならぬか。まっこと、弱い種族よな。まぁいい。貴様は今から死ぬのだ。何も出来ず、何も言えず、何も残せぬまま死んでいけ」


 意識が朦朧とし、魔王の声も遠のいていく。

 それに追い討ちをかけるように魔王は僕を持ち上げるのと逆の手で力を込め始める。恐らく、ボブさんを吹き飛ばしたあの攻撃よりも強いものを打とうとしているのだろう。


 あぁ。


 僕は死ぬのか。

 

 まさか、異世界滞在時間がたかだか3日になるとは。

 これじゃあ、魔王の言う通り、本当に何も残せないまま死ぬんだな。


 ごめん、ゆりりん、アリスさん。

 ごめん、父さん、お母さん。

 ごめん、――――――



 人生最後の最後だと言うのに、僕が知らない男の子の姿が脳裏をよぎる。いや、僕が覚えていないだけで知っているのかもしれないけど、もう、思い出す必要もないのかもしれない。

 死ぬ瞬間、世界がスローモーションに動くというのは本当だったんだ。

 全ての動きが恐ろしく遅く感じる。だからといって、魔王の攻撃は避けられないだろうけど。

 鼓動が異常に早く動き、最期の瞬間を告げようとしたその瞬間、


「咲き誇れ、美しき白百合!」

「チッ。邪魔が入ったか」

「ガハッ。ケホケホッ」


 魔王の奥側からゆりりんの声が聞こえたかと思えば、落ちる感覚に襲われる。

 ゆりりんが助けに入り、それを片手では凌ぎきれないと察した魔王が僕を放したのだ。

 微かに強い風を感じるところから、風に力を加え、突風でも起こしたのだろう。何せゆりりんのバフ効果は、なのだから。


「ほぅ、これは凄い。貴様、名前をなんと言う?」


「伝村百合です。即座にワカツさんから離れて下さい」


 魔王に隠れて顔見えないが、ゆりりんが本気で怒っていることだけはわかるくらいには、言葉に覇気がこもっていた。


「それは無理な相談だが、先程の非礼無礼は詫びよう。どうやら貴様は人間ではないらしい。あのような劣等種と同等と見做したことは悪かった」

「に、人間は、何も劣っていません! 少なくとも、他の種族を見下す貴方よりは、人間は素晴らしい種族です!」

「ほぅ、魔王であるこの我が人間如き劣等種にも遅れをとると? なるほど、喜べそこで伏す劣等種よ。貴様より先に殺す相手ができた」


 魔王は僕の方を向かずに僕にそう告げる。その声にはゆりりんと同じくらいには覇気が詰まっていた。

 ヤバい。今度はゆりりんが先に狙われてしまう。阻止しないと。

 方法手段を思いつかないまま、魔王はゆりりんに片手を向ける。


「人間には使ってはいけないと言われていたが、相手が人間でないなら話は別だ。来い魔法天使! 道中の獣どもと同じ姿にしてやるぞ」


 『道中の獣』と言う言葉から最悪の想定をする。

 そう、ボブさんはここに来るまでに相手にした魔物の数が普段と比べるとかなり少ないと言っていた。

 それと、謎の白骨の話もあったし、何より目の前にいるのは時の魔王である。

 そこから、ある一つの仮説に辿り着く。


【道中の獣は、魔王の『時を進める能力』によって、白骨化したのではないか。】


 その仮説が本当なのだとしたらこの状況は、本当にまずいのではないか。

 何とかしないと!

 そう思ったとき、既に事は進んでいる。


「リリー♡トルネード!」


 ゆりりんの掛け声と共に大量に白百合の花弁が宙を舞い、ものすごい速度で魔王の周りを竜巻状に回転する。

 ゆりりんはこのタイミングで意外にも、魔王の視界を奪いに来たのだ。いや、攻撃主体でないゆりりんからすれば、確かにこの上ない選択なのかも知れない。


 が、


「この程度の技で我をどうにかできるものか!」


 魔王には通用しなかった。

 魔王は、回転する花弁を貫くように片手を突き出し、それに触れた百合は枯れ、灰化し、飛散する。

 やはり魔王は『時を進める能力』のようなものを持っている。

 そう確信すると同時に僕は無意識的に行動を起こしていた。


「さ、咲き誇れ!美しき白百合!」

「2度同じ技は通らん!」


 ゆりりんは先程の突風で牽制しようとするも、いとも簡単に無力化されてしまう。

 魔王は走ることもなくゆっくりと歩いてゆりりんの方に近づく。

 恐らく、何をされても足を止めない確信に近い自信があるのだろう。

 これには流石の魔法天使も怯えてしまっている。


「終わりか? つまらん。使と戦うのは初めてであった故、期待していたのだが、この程度とは……」


 魔王は心底残念そうにし、ゆりりんの目の前に立つ。


「……」


「力の差に言葉も出んか。ならば、もう下すとしよう」


 魔王の腕がゆりりんを捕らえるよう、伸ばされる。

 ゆりりんはそれを避けるようバックステップをするが、あの距離だと、魔王の腕のリーチからは逃れられない。

 終わった。

 誰もがそう思うような光景だった。

 が、その時、


「ん? どういうことだ!」


 魔王の腕が爽快に空を斬る。


(よし、成功した!)


「ほぅ。あの人間の能力か。ハッハッハ!なるほどなるほど。これは面白い。まさかこの我が攻撃を外すとは」


 そう、先程から、魔王の言う通り僕の【情報共有】により、ゆりりんの位置座標を少しずらしたを共有していた。

 まさか、こんな使い方が成功するとは思ってなかったが、イチかバチかでやってみて良かった。

 ゆりりんに声を出さないように指示を出したのも功を奏したのだろう。

 まだ魔王は笑って余裕を見せているが、それも今のうちだけだ。



「【位置確認リ・ロケーション】!!」


 何やら魔王が魔法を発動するようだが、もう遅い!


「もらったぞ!」


 先ほど復活を知ったボブさんの剣が魔王の胸を背後から貫いた――


 かのように見えた。

 が、魔王はそこに無傷で立っていた。


 何故だ?

 どうしてだ?

 何があったんだ?


 ボブさんが攻撃を外した? いや、確かに魔王の心臓辺りを貫いた筈だ。魔法発動もままならない状態で、からの剣撃を回避する術などない筈だ。そんなことは――


「不可能だとでも? いや、事実、不可能だったか」


 心を読んだかと言うようなタイミングで魔王は口を開く。


では、死にはせんが、貴様らは、の我に重傷を負わせたのだ。それも、たかだか3人でな。我の視覚情報でもいじったか? 圧巻だ。迫真だ。だが残念なことに、まさに今、我は生きている。さて、最後の一手は終わったか?」


 魔王が何を言っているのか殆どわからないが、結局のところ、魔王は無傷で立っているという、信じがたい事実だけが残ったのだ。

 いや、だが、まだだ。

 まだ僕は諦めていない。

 そう、魔王の言葉を借りれば、まだ僕らには、『最後の一手』は残っている。

 それがバレなければまだ……


「とでも言ってほしかったか? 惜しいな。実に惜しい。我も魔法天使の位置を確認する為に魔法さえ使わなければ、気づかなかっただろう。など」


 魔王はゆっくりと此方に振り向く。


「ここの位置をどう伝えたのか、タネかはわからんが、おおよそ、能力絡みと言ったところだろう? まだ距離があるが、ここに真っ直ぐ近づく人間の反応が2ある。これが本当の一手だったか? おっと、動くなよ、魔法天使。貴様もこの人間も我の腕が届く距離だ」


 魔王は、動こうとしたゆりりんを威圧して止める。ゆりりんだけでなく、ボブさんも持っていた剣を下ろす。


「……」


 絶句する。

 言葉をなくす。

 発する言葉が見つからない。


 向かっているのが4人ではないことは不自然だが、最早気にするところではない。

 そして。恐らく人生で一番頭を回し、絞り出した作戦のその全てが失敗に終わった。

 もう、僕達に残されたのは、ゲームオーバーの道だけだ。

 そう、絶望したところだった。


「ん? これは!?」

「うっ」

「きゃっ!」  


 何かに気づいたのか、魔王は突如としてボブさんとゆりりんを突き飛ばし、自身はといえば、ジャンプして上空およそ20メートル(目視)に身体を小旅行させていた。

 僕は本能でその行動の意を感じ取り、少しでも遠ざかろうとバックステップをするが、焦りすぎてこけてしまう。


 その瞬間、


「!?」


 色々なものが壊れる音と共に土煙が辺りを覆う。また、それと同時に反射で閉じていた瞼を開く。

 目を開くとそこにはーー

 先の何又にも裂けた剣のようで、又、生き物でもあるような、が身体を唸らせていた。

 どんな言葉を発したらいいかもわからないこの状況で、最初に口を開いたのは魔王のようで。


「……。あまり仲間諸共というやり方は気に食わんな!」


 そう言い、魔王は上空を睨みつける。

 あの化け物以外にも何かいるのかと顔を上に上げたところ、


「いや、すまんね。まだ仲間前提の戦いは慣れてなくてな。そもそも、俺からすれば直接的には仲間ですらないし。それに、あの一撃でさんを殺せたなら、儲け話だと思ってな」


 そう言って上空から降りてきた……というより、落ちてきたのは、これまたイカニモな格好をした勇者様(?)だった、

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