【痛みと快楽の果て...夢世界へ】
それから暫く泣いた後、何事もなかったように宇沙ちゃんは俺の拘束を解き保健室の隅に行く。
俺はベッドから起き上がり宇沙ちゃんの方を見る、彼女は窓の外を見ながら無言で立ち尽くしていた...。
「宇沙ちゃん?」
「決めた...春くんのために立派な監視員になる!」
「え?」
「そゆことで...またね!」
「え、あ...。」
宇沙ちゃんはそう言うと保健室を飛び出した。
所長の従妹......よくわからない子だ。
それに総監の妹...役者が揃いすぎてる。
「当たり前じゃない...普通の人間が白川大付属に通うのがどれだけ困難な道だと思ってるの。」
綾ねえは少しキツめの口調で話し始めた。
「例えばあの部長、九条 葵は中学時代に空手の全国大会で3連覇した天才格闘家。」
「ただのクラスメートに見えた千賀さんは皇族...天皇の氏族よ。」
......。
はは、ただの監視員ですら珍しいのに。
もしかして他のクラスメート全員...。
「そう、一般人から逸脱した存在よ。」
「なるほど。」
「どころで春くん...。」
綾ねえが俺の肩に手を置く。
「私の前で堂々と他の女の子を抱くなんて...殺されたいのかなあ?」
「......ひ。」
直後綾ねえにベッドに押し倒され、首を太ももで締め付けられる。
綾ねえがハンカチを取り出し、俺の口に無理やり突っ込んだ後手で口を抑える。
「んっ....!?」
「いつからそんな浮気者になったのかなぁ?...ほら、何か言ったら?」
「んんんっ!?」
いやこんな状態で話せないし!
それに...半分強制的に!
「頭なんて撫でちゃって...確かに宇沙ちゃんは可愛いけどダメ!!!」
綾ねえは歳上だし...。
「もういい...この場で春くんの初めてを貰うから。」
「っ!?」
綾ねえがその場に置き去りにされていた手錠を使い俺の身体を固定する、そして俺のズボンに手をかけ...。
「ダメ...許さない。」
綾ねえが俺の股間を握りつぶす。
「んぎ!?」
その後、俺の童○はなんとか守られたが。
綾ねえの攻めを受け続けた俺は廃人のように枯れ果てていて、綾ねえは俺を抱えながら帰り道を歩いていた。
快楽と痛みの屈辱的な攻めを受け、魂を抜かれたように力が抜けてしまっていた。
「これから毎日、春くんが浮気する度に拷問をします...これは春くんが正しい道に進むための教育だから。」
「毎日なんて...死んじゃう......。」
「春くんは毎日浮気する気なのかな?...帰ってから追加でお仕置きが必要ね。」
「違う...ょ。」
あれ...なんか頭がボーっとして。
......。
意識が......。
......。
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