【教室で密着してみんなとしちゃう】
「はーいそこまで!」
嵐鬼先生が蛇島さんを止める。
すると俺の拘束と耳責めが解除される。
「95%......。」
「結果は見ての通りだ、直接的な快感だけでは心からの発情は生まれない。」
「はい......。」
蛇島さんが少し落ち込んでいる。
「その胸は飾りか?...精進する事だ。」
「はい。」
...本気だ、監視員はこんな事も勉強するのか。
「せっかくだから、綾音もやってみる?」
「そう言いながら生徒達に見本を見せたいのでしょう?...先生。」
「どうやら、みんなも期待してるようだぞ。」
綾ねえがクラスを見渡した後、俺の顔を見る。
その視線は普段の俺を見る目とは違いどこか遠くを見ているような感じがした。
「仕方ないか...春くん。」
「え...まさか。」
綾ねえが俺の目の前に立つ、いつも見慣れてるはずの光景...しかし教室の雰囲気と周りの視線で変な緊張感に包まれる。
「春くん......私の学生時代を知りたいって言ってたよね。」
「うん......。」
「もし私が春くんの同級生で、春くんの事が好きだとします...そしたら私はどーすると思う?」
「え...いや...。」
綾ねえは顔を近づけ、自分の髪の毛を弄る。
上目遣いの綾ねえ...可愛い。
「そしたらね?」
「あっ...。」
綾ねえは俺の手を引く、そして俺を壁際に移動させるとお腹付近に手を回した。
背中は壁に触れていて、逃げ道は完全に塞がれている...そして綾ねえのお腹が少し触れる。
「ねえ...しよっか。」
「っ!?」
綾ねえが上目遣いで俺の顔をじっと見つめる。
「私...春くんを誰にも取られたくない。」
「っ!?」
その表情は今まで見た綾ねえとは全然違って、綾ねえって...こんな顔するんだ。
「ねぇ...していいの、ダメなの?」
「なにを......。」
綾ねえは俺の首元に顔を寄せると耳元でそう呟いた。
「春くん...。」
綾ねえの吐息が首筋にあたる...しかも密着した事によって互いの胸が触れ合う。
綾ねえのシャツは乱れ、いつの間にか胸の谷間が見え隠れしていた。
ああ...綾ねえ......。
「はいストップ!」
「あーあ、もうちょっとだったね...(ちゅっ」
「あ...。」
......今、頬に。
「最後のキスで512%まで跳ね上がったか...だがその前の段階で既に300%を軽く越えていた、これが現役監視員の実力だ。」
クラス中からの拍手を受ける綾ねえ。
まあ俺からしたらちょっとズルい気もするけど......。
さすが綾ねえ、なのかな。
「さて、じゃあ次!」
「まだ続けるんですか!?」
その後クラス中の女子からアプローチを受ける、慣れてきたのもあるかもしれないが最初の徳川さん以上の数値は出なかった。
「最後に白星、やってみろ。」
「はーい。」
宇沙ちゃんが前に来る。
「お疲れ様のぎゅー...。」
「やっぱりそれやるんだ。」
「春くん疲れたよね、座ってていいよー。」
宇沙ちゃんが椅子を持ってきて俺を誘導する。
「あ、ありがとう。」
「モミモミ...。」
宇沙ちゃんは俺の肩を揉み始めた。
小さな手で程よい力だ...気持ちいい。
「ご主人様...気持ちいいですかー?」
「うん...。」
「ところでご主人様。」
「ってご主人様って何?」
すると宇沙ちゃんは俺の正面に回ると、上に跨り抱きついてきた。
「ちょ、ちょっと。」
「春くんは監視員さんが好きなの?」
「え?」
「どうなの?...教えて欲しいなあ。」
俺と宇沙ちゃんは完全に体が密着している。
綾ねえ......。
さっきの姿が思い出され......。
「あ...硬くなった......。」
「ちょっ!?」
「そこまで!...数値上は170だが......お前は失格だ、落とすべき相手の前で他の女の名は禁句だ......。」
「あらま...残念。」
宇沙ちゃんが俺の上から降りる、やっと終わった...クラスメイト28人からの誘惑......中々に精神がすり減った。
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