【舌先でぴゅっぴゅさせられちゃう】
帰宅後...俺はベッドの上で仰向けで寝転がり、綾ねえは俺の腹に股がって座っている。
両手は綾ねえの脚で挟まれて動けない状態だ。
「さて...春くん私に能力使おうとしたよね。」
「ごめん...。」
「私を惚れさせて何するつもりだったのかな?」
「えっと......。」
綾ねえは有無を言わさず俺の首を絞めてきた。
「ん?...なぁに。」
「ぐっ......あ"...。」
抵抗しようとするが、全く動けない。
それもそうだ...。
俺の身体を抱き抱えて簡単に走れるだけの筋力とバランス...監視員は特殊な訓練を受けていて、普通の人が身体能力で勝つのは到底不可能。
確か握力の平均は200kgとか言ってたような......。
「ん....んんん!?」
「苦しいねぇ...動けないねぇ。」
「んん!!」
「なら人工呼吸してあげよっか。」
綾ねえは俺の口をキスで塞いだ後、首を絞めていた両手を離し鼻を指で塞ぐ。
「んはっ...んっ...んぐ!?」
「ちゅっ...んっ...。」
「んんー!!!」
苦しい...苦しい。
俺は身体をビクビク振るわせながら呼吸をしようと口を開くと、綾ねえの唇と舌が強制的に中へと入ってくる。
更にお腹を踏まれているため呼吸し辛い。
そして再び綾ねえは俺の首を絞め、唇を離すと俺の顔を見下すように見ていた。
「キス嬉しいでしょ...もっとしてあげるから。」
「ぜぇ......かぁ...ぁぁぁ。」
「なぁに?...一応聞くけど。」
苦しい...苦しい。
助けて。
「春くんが何を言っても何を思っても...やめないよ。」
「ん...んっ。」
「はい...もう一回ちゅーの時間。」
再び鼻を抑えられ俺が息を吐いた後、綾ねえの舌が俺の口内を襲う。
柔らかいっ...しかも綾ねえの舌がゆっくりと歯茎をなぞって...気持ちいい。
「ん...ちぅ...ちゅっ。」
「んっ...んん!?」
あああ...俺に自由はない。
綾ねえにされるがまま、俺の意志は関係ない......。
苦しい...苦しい......でもやめてもらえない。
ああ......綾ねえ。
ごめんなさい......。
「んっ......わかった?」
「はぁ...はぁ......。」
「春くんが能力を使うってのは、こういう事だよ。」
「......はい。」
本人が望まない行為を強制する力、しかもその記憶は無くなる訳じゃないから本人の中に残り続ける。
「じゃあ続きしよっか。」
「......はい?」
「春くんは私のちゅー奴隷ね。」
「いやちょっ!?...んんっ!!」
綾ねえは再び俺の唇を奪う、舌先をくすぐり...前歯の裏を器用に刺激してくる。
こんなの...初めてだ。
あっ...。
「んっ...はぁ...春くん可愛い。」
体が密着し、胸と胸が重なっている。
綾ねえの体温が服越しに感じられた。
「どうする...このまま最後までしちゃう?」
「最後までって...何を。」
綾ねえは耳元で囁くように聞いてくる。
「えっち...しちゃう?」
「なっ!?」
綾ねえとえっち...そんな事...。
してみたいけど、でもっ...。
「春くんずーっと私と一緒だから、溜まってるよね。」
「何が?」
「性欲が...ここに。」
「はぅ!」
綾ねえが俺の股間を軽く撫でると、俺は変な声を出してしまった。
「どうする?...ぴゅっぴゅする?」
「え......。」
「するの?しないの?」
俺は生まれてからずっと監視員と生活をしてきた、そう言った話も監視員がいる前ではみんなしないから正直よくわからない...。
ぴゅっぴゅって何?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます