応援コメント

第十一話 真田登場」への応援コメント

  • 器用で優れた手腕などは、むしろ下の者が持っていればいい
    ここのくだり、すごく納得しました!

    作者からの返信

    秋山さん、続けてありがとうございます!

    真田幸隆という器用で優れた手腕を持つ人物が、なぜ武田信玄に絶対の忠誠を誓ったんだろう?
    その疑問を抱いたときに、こう考えたんです。
    「器用で優れた手腕を持つ人物が、同じような人物を尊敬し、絶対の忠誠を誓うだろうか?
    いやむしろ……
    器用で優れた手腕を持つ人物だからこそ……
    協調性に欠け、非常識で、不器用で、特にこれという手腕もないが、損得勘定がなく、まるで子供のような並外れた純粋さを持ち、決めたことを徹底的に実行する人物が不思議で仕方なく、尊敬の念すら抱くのではないか?」
    って。

    これは手腕を持つ持たないに関係なく、『人間』なら誰しも感じることだとも思います。
    「自分は、どうしても損得勘定で考えてしまう。
    得にならないと分かっていることを徹底的にやるなんて馬鹿げた真似は、自分にはできそうもない。
    自分にはできそうもないからなのか……
    そんな生き方が凄いと感じる。
    清々しさを感じるし、強い憧れも感じる」
    って。

    編集済