堤防を踏み固めるくだり、とても興味深く拝読しました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
起こった出来事、つまり「現象」は歴史書に残りますが、「仕組み」が歴史書に残ることはほとんどありません。
それは、仕組みに興味を持つ人が「少ない」からだと思っています。
現象を書く方が読者の興味を引きやすく、大勢の人に読んでもらえるからです。
ただし……
現象は「暗記」であってそこに「知恵」はあまりありません。
仕組みにこそ現代に通じる知恵があり、そこに歴史の本当の醍醐味や面白さがあると思うんです!
またコメントなど頂けると嬉しいです!
こんにちは
自主企画へのご参加ありがとうございます。
戦国武将で言えばメジャーもメジャーですが
こういう切り口もあるのかと感心しました。
異説を出すためには、通説を本当に
しっかり読み込まないと難しいだろうなあと
感じさせられた力作でした。
真実はいつもひとつ、とメガネの小学生が
言ってましたが、違うかも知れませんw
作者からの返信
天 蒸籠さま
コメントありがとうございます!
嬉しいです。
通説のほぼ全てに言えることなのですが、大名・国衆・家臣などの少数の支配者層の『視点』でしか書かれていません。世の中の大多数を占める民衆の視点がまるでありません(あっても受け身)。
ここに通説の大きな落とし穴があり、世の中で起こった出来事をすべて少数の支配者層の思惑や利害だけで説明することに無理もあると思うのです。
加えて、自分の『意志』でやっていることが実は誰かの手のひらで踊っていただけなんていうのもよくある話です(現代の犯罪、公開されたCIA機密文書などから見ても明らかですよね)。
通説にはこの視点もありません。
純粋に「真実はいつもひとつ」と信じている彼が人間のドロドロしたものを見て、「数ある視点の一つに過ぎないのか」とショックを受けないか心配です💦