最終話 ガラケー終了
まずご覧頂きたいのは、令和3年通信利用動向調査の結果です。
参考 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/220527_1.pdf
注目していただきたいのは、平成30年及び令和元年の携帯電話(スマートフォンを除く)である。
26.3% 24.1%と年々減っては居るものの約1/5以上が使用しているが、MNOの3社は下記のプレスリリースを出している。
KDDI 2018年11月16日
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/11/16/3428.html
DOCOMO 2019年10月29日
https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2019/10/29_00.html
SOFTBANK 2019年12月6日
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20191206_03/
上記は全て3G停波に伴うサービス終了のお知らせです。
まだ約1/5以上利用者が居るにも関わらず3Gは役目を終えたとMNOは判断された。
背景には5Gの整備に伴い4Gの周波数転用などがあると思われます。
いち早くプレスリリースを出したのはKDDIです。
このKDDIだけは異質でありそれ故に、早期に廃止したい意向が強かったと推定されます。
その理由を簡潔に書くとKDDIのみ、ソフトバンクとDOCOMOとは違う通信方式で提供していたため互換性も無く、ガラパゴスの中でもガラパゴス化していたことが大きいと思われる。
執筆している現在では3社中唯一、既に停波し3Gサービスは終了し、4G及び5Gのみサービスが提供されている。
次に3G停波するのはソフトバンクで「2024年1月下旬に3Gサービスを終了」とあります。あと15ヶ月ほどで終了します。
最後に3G停波するのはDOCOMOで「2026年3月31日」に終了いたします。約3年半年後です。
上記の通り、ガラケーは全て使用できなくなります。ここで注意していただきたい点があります。
ガラケー(3G専用機)は使用できなくなる為、4Gが通信可能な機種へ
(現在新品で売られているものはほぼ全て対応している)機種変更か、MNP(番号ポータビリティ)で他社に移動し端末同時購入する必要あり。
スマートフォンへ変更しなければならないのかと問われれば、半分正解で半分不正解です。
スマートフォン=モバイル向けオペレーティングシステム(IOSやandroid等)を備えた携帯電話の総称であるので、今販売されている端末は、ほぼ全てスマートフォンと言えるのです。
しかしながら、https://www.docomo.ne.jp/product/f41c/?dynaviid=case0005.dynaviのようなガラケーのような外観をしたスマートフォンもあります。
こちらは、Androidガラケーやガラホ(by KDDI)「ケータイ」などと呼称されています。
ガラケーのような外観をしていますが、中身は主にandroidのカスタマイズモデルです。
動画や説明書を見る限りアンドロイドOSに似ているGUI(Graphical User Interface)画面もあれば従来のガラケーによく似せた画面もあります。
上記のような機種を選べば、操作感は大きく変わらないことでしょう。
実のところ格安SIMを挿入出来使用できる機種もあるそうですので、MNOのサービスが高いと感じたら格安SIM契約も一つの方法でしょう。
(言うまでもなく、格安SIMはMNOと比べて安い分サポートは期待できません)
最後になりますが、何かと(闇が深い)話題の「回線契約セットの端末値引き」(上限22000円引き)ですが、
3G専用端末から、4G以降の端末に乗り換えた場合値引きの上限には抵触しないので、例えば10万値引き等している代理店があっても違法ではありません。
この値引きは一回しか使えないのですが、代理店によってはとんでもない値引き額になるケースも御座いますので、対象の方は有効活用されたし。
参考 https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1265510.html
例として 下記はソフトバンクの独自キャンペーンです
3G買い替えキャンペーン
https://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/3g-kaikae/
AUは既に終了(3G停波)しましたが、DOCOMOは多分代理店施策で対応するものもあると思われます。
終了時に慌てて対処するよりは、早めに移行されたほうがよろしいと思います。
どうされるかは貴方次第。
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