第3話 ガラケー衰退期

ガラケーの衰退のきっかけは、スマートフォンの普及と相関関係があった。

iPhone 3Gが、2008年7月11日ソフトバンクから独占販売されるも通信方式では3Gで同一であり、まだガラケーのシェアが盤石な時代ではあったが、2011年10月14日にiPhone 4SがKDDIからも発売されソフトバンクの独占が崩壊。


2013年9月20日にLTE通信(4G 厳密には第3.9世代移動通信システム)にも対応し通信が速くなったiPhone 5s/iPhone 5cがMNO3社(ドコモ、AU、ソフトバンク)全てで発売されることとなりユーザーは好きなMNOを選ぶことが出来、ユーザー獲得競争が激化し所謂一括0円などの条件で回線契約とセットで販売し、スマートフォンの普及が一気に進むこととなりガラケーは衰退していく。(見かけ上はただで貰えるiPhoneがガラケーよりも安く購入出来るように見えた)

2013年度にはスマートフォン普及率が6割を超えガラケーとシェアが逆転することとなる。


参考 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/140627_1.pdf


ガラケーは各社のシェア争奪戦争により多品種少量生産となっており開発コストがスマートフォンよりも高くついてしまい、スマートフォンの普及が進むと各MNOもそちらに注力し、ガラケーの製造からメーカーが相次いで撤退することになる。

その結果、2015年11月27日発売のP-01Hを最後にガラケーは姿を消しました。


参考 https://www.docomo.ne.jp/support/product/p01h/spec.html


それ以降はガラケーの機種は発売されず、ついに3G(第3世代移動通信システム)停波することになります。

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