3夜Ⅰ 悪夢

18時15分 琴宮邸

「これで本当に良かったんでしょうか……」

「何がだ?」

外の空は西に赤みがかかっている。秋分をすぎて昼と夜の時間の長さが逆転する季節。

琴宮邸のリビングでは赤く豪奢なソファーの上には夕立刀靱が横になり気絶している。

琴宮心葉はそんな彼の様子を見ながら、自分の護衛兼魔術の臨時講師である終夜新月に疑問を投げかける。

「何って…私達の件にこの人を巻き込んでしまったことですよ。」

「…夕立くんは君を殺しにかかってきた。この時点で彼は危険人物として何らかの対処をしなければならない。それに加え『器』ときている。しかも、私達のような『異端』を殺すのにのに特化した能力だ。君だって分かってるだろ?」

「それでも…」

「でも、彼は『異端』を探知する能力も所有している。これは後々君を狙う『神声教会』と『魔術士協会』の戦いで役に立つ能力だ。もちろん、私1人いれば、君を1ヶ月守り抜くなんて造作もないことだ。だけど、絶対ではない。戦いにおいて油断とは決して犯してはいけない行為だ、完全な勝利を掴みたいのなら…徹底的に使えるものは全て使う必要がある。」

「でも、彼が私達の行動に素直に従うでしょうか?」

「それは大丈夫だ。…彼の行動を制限する、そのための『契り』だ。まさか自分がこんな強引に使うとは思っていなかったけど。」

心葉は気絶している刀靱から目を離し自分の左腕に描かれた幾何学的な紋章を見つめる。

「今日は彼に帰ってもらおう。…私が君から離れるわけにはいかないからタクシーを呼んで彼の家まで運ばせよ。」

新月はそういうと部屋の受話器をとり電話をかけ始めた。

一方心葉は再度、刀靱を見つめこれから起こるであろう戦いへ不安を感じていた。

「何もないといいのですが…」

彼女は昼の学校にいた時と同じようにクマの人形に話しかける。


……………………………………………………………

「…この悪魔ガァァァァァァ」

どこだ、ここは?

気が付くと俺は『カム』で作りだした刀をもち薄暗いどこかにいた。

見る限りここはいったって普通の暗い路地裏だ。

しかし、1つ普通でないところをあげるなら、目の前に慟哭しながら『人狼』が向かってきていることだ。

俺はいつものように『異端』を一刀両断する。

真っ二つに斬られた死体が道に落ちると同時に、俺の顔に死体から出ている血が跳ね返り付着した。

いつも通りだ。ただ、いつも通り『異端』を『正義』という名の武器で命を奪った。


これが夕立刀靱の日常…


「な…んで、わた…わたしを痛めつけるの?」

なんだ?人は他にいなかったはずだ。声のした方を振り向くと、今度は女子高生が腹を手で覆っている。よく見たら、風景も変わってる、ここは見覚えがある。

「なんでなのよォォォォォォォォ!」

その女子高生は血涙を流しながらさっきの『人狼』と同じように俺に走って向かってくる。彼女が手で覆っていた部分には大きな刺されたような傷があり血が体の表面を川のようにながれている。俺は向かってきた彼女のその傷に深くナイフを刺す。

「ウッ…どうし…て…」

そういうと彼女は更に血を流し倒れ込んだ。彼女を刺した感覚は骨を砕いたのか硬い感触がし、血は水溜まりのように溜まり波紋が浮かんでいる。

わかる彼女は『吸血鬼』だ。


これこそが夕立刀靱の日常…


彼女が倒れた瞬間また、周りの風景が変わる。

あたりは真っ暗で光は信号から出ているものしかないが、それで照らされた多くのオシャレなブティックや高級料理店でここがどこなのかが理解できた。

「銀座か?ここは…」

『ゴーン…ゴーン…』

深夜0時をしらす時計の音がどこからか聞こえる。

「なぜ、俺を?」

歩道の向こう側にいる何者かがゆっくりと、しかし重く足をならしながら迫ってくる。

体は大きく180cmくらいで筋骨隆々としていてきているスーツは筋肉でパツパツだが、それもまた『吸血鬼』と同じ気配がする。

目の前に来ていたのは『鬼人』だった。

その『鬼人』は先程の『吸血鬼』と同様に体のあちこちから血が流れ出しているが、それが気にならないほどにそいつは腕や足が婉曲し左腕に至っては肘から先が斬られていて生きていることが不思議な程だった。

これはもう死ぬ。誰だってそう思う状態でそれは唯一眼だけが生きていた。己はこんな姿にした者を嬲り殺す、ただそれだけの意思がそれを動かしていた。

そして先程と同じように憤怒に染まった顔で拳を握りながら豪腕で俺をなぐり殺そうと襲いかかる。

向かってくる彼を俺は無意識的に槍で突き刺し胸を引き裂く。

溢れてくる紅く生あたたかい血液、周りに立ち込める鉄の匂い。そして、事切れて内蔵を撒き散らしピクリとも動かない肉塊。


これこそが夕立刀靱の日常だった…


それら全ては俺にとって日常すぎて全く気にもとめない事だった。誤字を消した時にでる消しゴムのカスのように心底どうでもいい事だった。だけれど…

「どういうことだ、これは?」

今まで俺を襲ってきた『異端』達の顔には見覚えがあった。

また風景が変わる、今度は森だ。

空には紅い月が浮かんでいて森全体は不気味な雰囲気をかもしだしている。

「なんで…私を殺した?」

「…仲間を返せ。」

「お前には…天…罰が下る…」

四方八方の木々からどんどんと『異端』が現れる。

俺はそれを機械的に正確に心臓などの急所をえぐったり突いたりしながら殺した。

なんで、俺は殺している?こんなの嫌だ。何故だ?

殺していった彼らの顔には全て見覚えがあった。全員かつて俺が殺してきた『異端』達だ。

全ての命を奪い取ったあと俺は武器をその場で落とした。さっきまでの無意識的な動きは鳴りを潜め体に自由が戻り手の平をゆっくりと見てみると、そこには血に濡れたただの殺戮者の手があった。そこに正義なんてものはなかった。

「うわァァァァァァァ」

叫びながら無我夢中で走り出す。深い森は血のような紅い光に包まれている。

『殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ。今までのように『異端』を狩り殺すのだ。我々にこそ『正義』が存在する。』

俺を戻そうとそんな恐ろしい『声』が聞こえ、更に速く森の中を走る。脚には疲労が溜まるがそんなことは知ったことではない。

やがて、紅い光を反射する湖に出た。

俺はそこに足を踏み入れ対岸に渡ろうと走っていく。『バチンッ』電気が全身を駆け巡るそんな感覚がした。アキレス腱が切れてしまったのだと瞬時に理解する。なので、走りは長く続かず俺は湖の中央で膝まづくが、湖底はかなり深いはずなのに俺は水から顔を出せている。何故だ?

考えているうちに『声』はどんどんと近づいてくる。どんどんと大きく強く、そしてその『声』が最も近くに来た瞬間俺の体は浮遊感に包まれ上に引っ張られていく。しかし、湖底から何か強い力が俺を下に戻そうとする。

その下を見た瞬間さっきの妙に浅い『湖底』の謎が解けた。

湖底なんかではなかった。

それは、俺が今まで殺してきた苦悩な表情に包まれた『異端』達の体で、それらの腕は全て俺の脚を掴んできて湖に沈めようとしてくる。よく見るとその湖の水は、透明で美しい水ではなく大量の血液だった。


それは夕立刀靱の『日常』を表したものだった。


「なんなんだ…この…『異常』は」


その瞬間俺の視界は暗闇に染まったが、死者の手の感触そして『声』だけは今の俺の中に残っている。


『戻ってこい。これがお前がゆくべき道であり、我々の願望だ。』


……………………………………………………………


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ……はぁ…はぁ…。今のは…。ここは部屋か。」

窓から差し込む朝日、いつも座っている勉強机、その上に並べられている数学と物理の教科書と少しの文庫本、そして2段ベッドの上側のものにしか体験することが出来ない妙な天井の近さが俺が自分…いや自分達の部屋にいると実感させた。

「今のは夢か?…夢なのにこの感覚は。」

先程まで見ていた夢。起きた瞬間からそれは記憶から薄れてゆくが、死者たちが腕で引き下ろす感覚と『声』の恐怖だけは未だ鮮明に残っている。

その恐怖のせいか、着ている服には汗がたっぷりと染み付いている。

「俺があれらに恐怖した?そんなこと今まで…」

「さっきから何言ってんだお前?」

「わっ!」

「おい、なんだよ。お前が驚くなんて、こっちまで驚いちまったじゃあないか。あやうくハシゴから手を話すところだったぜ。」

声の方をむくと1人の少年が満面の笑みを俺に向けている。

「昨日はどうした?タクシーでしかも眠ったまま帰ってくるなんて。ここまで運んでくるの大変だったぜ。お前が夜な夜な窓から出ていってどっか行ってんのは知ってるけど、昨日みたいなことは初めてだぜ。まったく、施設の人結構怒ってたぞ、ただでさえ普段から態度良くないんだからよぉ。朝飯食いに行く時に謝っておくんだな。」

今俺に話しかけているこいつの名前は 昼野結衣 。

俺のルームメイトで2段ベッドの下の方だ。いつも楽観的な性格でとにかく明るくどんなやつにでも嫌な顔をせずに接してくる。だが、俺はこいつが気持ち悪くて仕方がない。

「早く着替えて食堂に来いよ。それじゃ、俺は先に行っとくから。」

そういうと昼野はベッドのハシゴでおり部屋から出ていった。

俺はそれを見届けたあとに下に降りて昼野と共用で使っている洋服ダンスから学校指定の制服のワイシャツを取り出し着替えようとしたところで、自分が制服を着たまま寝ていたのに気付いた。

とりあえず、シャツだけ替えて、今日の授業で使う教科書と高校1年生の時からずっと使っているノートをスクールバッグにいれてそれを肩にかけつつ部屋のドアを開け食堂に向かう。

食堂に着くとそこに多く並べられている、白米や味噌汁が載っかっているプレートのひとつを持ち上げテーブルに持っていく。この時間帯になると小学生達も食堂に来て食べ終わってしまい、椅子に座りながら登校まで喋ったり遊んだりしている。俺は適当な席を見つけ朝食を食べ始める。

鮭の塩焼きを食べつつその旨味と共に米を腹に入れる、なぜかいつもより味が鮮明に感じられている気がする。

「よく食べてみると、上手いなこれ。」

「そうだろ。」

振り返ってみるとそこにはベッドにいた時と同じよう昼野が立っていた。昼野の足元には沢山の小学生が集まっていたが、俺を見ると全員どこかに言ってしまった。

「お前さぁ、いつも飯食う時ろくに噛まずに食って飲んでいたろ。でも、今日はそういう風に味わって食べてる、そんなお前の姿見たの初めてだぜ。最近なんかあったか?」

昨日あったことを思い出す。『異端』である琴宮心葉を殺そうとしたこと、魔術使いと名乗る終夜新月との出会い、そして自分の能力のこと、魔術のこと……確かに昨日は唐突すぎることが沢山あった。

「そうかもな。それよりいいのか?俺なんかに関わって。お前が俺と一緒にいたらお前を慕っている奴ら全員逃げちまうぞ。」

俺は施設のみんなから疎まれている。職員もそれ以外も態度が悪く素っ気がないかといって、それといった問題も起こさない俺を気持ち悪がっているのだろう。そんな俺と関わったらこいつの信用に関わるだろう。

「お前が俺を心配するなんて、起きた時のお前の驚きもそうだが、今日は剣でも降ってくるかもな。

まぁ、確かにお前はみんなと関わろうとしないから気味悪がられている。でも、それは今の話だ。もしお前がみんなと関わったらここの暮らしはもっと楽しくなるだろうなって思ったんだ。」

「そんなこと時間と労力の無駄だろ。」

「そうかもなしれないな。でも、ここにいる奴らなら俺は全員笑顔で過ごして欲しいんだ。」

「なんのために。」

「ここは親をなくしたやつ。親から捨てられたやつ。親と共に過ごせなくなった奴らが大勢いる。その中には当然その事を悲しく思っている奴らだっている。でも、生きている限りは笑顔で過ごしていた方が楽しい、昔から俺はずっとそう思っていてな。だから、俺はみんな笑顔でいて欲しいんだ。」

こういうところだ、こいつはなんの見返りも求めずただ純真にみんなに幸せになって貰いたくて動いてる。それ自体は素晴らしいことだが、こいつはそれがいきすぎている。昼野結衣は世界中の全員が平等に幸せになれて、それが当たり前だと思っている。その幸せが享受できる全員には、それがさす通りテロリスト 殺戮者 というような世間一般に言われる『悪人』も含まれている。人には表向きはそいうような『悪人』も幸せになる権利があると主張するものもいるが、心のどこか、とどのつまり『裏』ではそいつらが幸せを享受するなんてゆらされない、そいつらを社会から排除するべきだと思っているものがほとんどだ。しかしこいつは、そんなことを考えていない。おそらく、こいつはたとえ自分が裏切られても、自分を害することをされても、その当事者を心から愛せるような人間だ。断言できるこいつは『異常』だ。そんなところが気持ち悪くて仕方がない。まぁ俺が言えたことでは無いが。

「昼野、お前は変な奴だな。」

「ふッ、褒め言葉として受け止めておくぞ。」

「ご馳走様でした。」

「食べ終わったか。じゃあ俺は登校するぜ。お前を置いていくのは心苦しいが、俺は遅刻したくないんでな。じゃあな、また学校で。」

「勝手にしろ。というか俺たち一緒に学校行ったことなかったろ……」


……………………………………………………………


「今日はやけに寒く感じるなぁ…」

今日の東京都渋谷区のは平均気温は18度、昨日や一昨日もそれくらいの気温だったのに今日は異様に寒い。高等学校に向かう通学路にはランニングする老人や犬の散歩をする幼児とその母親の主婦はいても学生の姿はほとんど見えない。それもそのはず、俺は今日どんなに急いでも遅刻してしまうのでもういっそのことゆっくり行こうと思い、もう既に授業は始まっているだろう。

道の街路樹は葉が風が吹くことでゆれ落ちそうになり、そばにある少しオシャレな喫茶店からはいいコーヒーの匂いが漂ってくる。まだモーニングの時間なのだろう、今日仕事が休みなのであろう男性は新聞を読みまた、楽しそうにお喋りをしている女性たちもその中にいる。人々の営みが作り出す『日常』の世界だ。それを見て俺はなにか不思議なものが心から湧いてくる…。

「そういえば、昼野が昨日俺がタクシーに乗って帰ってきたって言ってたなぁ。」

昨日のことは記憶が朧気でよく覚えていない。琴宮の家で茶を飲んでいたことまでは思い出せるが、その後がどうしても思い出せない。

そう考えている間に通学路を通り学校の前に着くが、校門には1人の男がよりかかっていた。その男は女物の擦れた黒いコートに身を包んでいる。

「何してるんだ?終夜」

「終夜『さん』だ。それと敬語。もう一度頭を叩きつけられたいのかい?」

「あっ……はい。」

思い出したぞ。俺は昨日こいつに頭を叩きつけられて気絶したんだった。

「そっ…それで何してるんですか?終夜さん。そんなところにいないで琴宮のボディーガードしなくていいんですか?」

「心葉のことはとりあえず今は大丈夫だ。それより、君に2つ言っときたくてね。」

「なんですか?」

「1つ目、昨日も言ったように君には学校にいる間、心葉の護衛をしてもらう。2つ目、今日も学校が終わったら琴宮亭に来て欲しい。」

「嫌ですよ。琴宮は依然として俺の殺害対象ですよ、もちろんあなたも。獲物を守る獣がいると思いますか?それに昨日あんなことをされたんだ。俺が行くわけないでしょ。」

そう煽るように言いながら俺は刀を創り出し前にいる終夜に向けつつ『カム』の第3の能力『人払い』を使用する。朝とはいえもう学校前の道にはほとんど人がいないので、能力はすぐ効き始め、俺と終夜を残し人は完全にいなくなった。

「『人払い』の能力か。でもそんなに強力というわけでもなさそうだ。これくらいだったら並の魔術士ならなんなく突破できるね。それとそんななまくらじゃ私は斬れないよ。」

「なら試してみますか?」

昨日の椅子に括り付けられた状況とは違う。こちらの方がリーチは圧倒的に長いし、終夜は特に武器を手に持っている様子もない。距離は1.5m1歩2歩踏み込めば確実に終夜を斬ることができる。

なのになんだ?この終夜の自信は。まるで小学生が泣きながら『殺すぞ』と口だけの言葉を言って向かってくるのを見ているようなそんな目で俺を見ている。

「やめとおいた方がいいよ。君とはくぐってきた地獄の数が違う。それに…君はどうせ私に傷をつけることも出来ない。それは心葉に対しても同じこと。君の行動は小学生が泣きながら『殺すぞ』と言って大人に対して殴りかかってくるようなものだ。そしてそれは簡単にいなされる。」

言葉には圧がかかっていた。瞬時に俺はこいつに勝てないと理解する。次の瞬間終夜は自分からこちらに近づき俺が創った刀の刃先を掴みゆっくりとしかし力強く握りしめ、折った。その間俺は何も出来なかった。

「こういうことだ。……それじゃ、死ぬ気で心葉を守ってくれ。一応私も外でこの学校に入る敵がいないか見とくから、そんな気を張らなくていい。あと…行きたくても、行きたくなくても君は琴宮亭に行くことになる。それが『呪術』だからね……早く学校に入るといい、もう授業は始まっている。」

そう言われ、俺は校舎に向け歩く、いや少し早く歩く。学校の玄関に入った瞬間いやな汗が顔を伝い、1限目の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。

俺は急いで階段を上り自分の教室に入っていった。

中は普段と変わらず、俺が来ても誰も挨拶をしてこないし、見ようともしない。入ったらそのまま机に向かい鞄から教科書やとりあえず持ってきたノートを机に入れる。普段ならこれから文庫本を読むところだが、今日は琴宮の机を見てみる。彼女の周りには昨日と同じように男子が4人ほど集まり何かを話していて、彼女の机にはやはりというか昨日話しかけていた人形が置かれていた。

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