第13話 負の概念

第13話 負の概念 Part1

繁風と瞳彩アイリスの勝負は、繁風の勝利に終わるも、風瓜は瞳彩アイリスを封じ込めるため、自ら瞳彩アイリスのカードと統合し、消滅してしまう。


「舵掛博士。

あんたはモンスターを利用して、人間とモンスターの頂点に立とうと…。

そのためにここまでのことを…」


瞳彩アイリスは完全に消えたわけではない。

今はカードの中で眠っているとでも言うべきか。

君の弟の力で、力の大部分は封じ込められてはいるが、それを解く方法もあるはず。

私は必ず瞳彩アイリスを復活させてみせる!」


「その前に俺が止める。

あんたにはこの場で、俺と勝負してもらう」


「もちろんだ。

私の理想のため、君にはここで退場してもらいたい。

勝った方が世界の、未来の舵を取る。

それで文句はないな?」


「ああ」


「五仕旗…」


「Primal Generation!」

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