2人の距離

玲美は運転する悠哉の横顔をチラチラと見ながら話しかける

玲美「副社長…」

悠哉「玲美さん今は仕事の時間じゃないから名前で呼んで…」


玲美「悠哉さん…さっさっさっさっき婚約者て」

玲美は顔を真っ赤にしていた

悠哉「玲美さん…俺は本当に君が大好きだ祖父の思い出がつまったアパートを綺麗にしているところをみて惚れしてしまった」

玲美はさらに顔を真っ赤にして


玲美「助けていただいてありがとうございました…私も悠哉さんがすきです…」


悠哉は車を路肩に止めた

悠哉「ごめん…今の発言を冷静に聞ける余裕なくて事故らないように止めた…そのーすきって付き合ってもいいってこと?」


玲美「はっはい!」

悠哉「本当に?」

悠哉はシートベルトを外し玲美に覆い被さるような体勢になった


玲美「本当に好きです…」

悠哉「本当に嬉しいよ」

悠哉は玲美にキスをしたのだった

玲美は数秒固まった


そして悠哉は我に返った


悠哉「とりあえず帰ろう!」

玲美「えっ?どこにですか?」


悠哉「俺の家に…」

玲美「家ー!?」


玲美は思わず叫んだのだった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る