第2話


 五人の農奴を連れて村に帰りつき豊富な水で洗い流し泥を落とすと男の子が4人女の子が1人と分かった、名前はまだ付けてないが皆積極的に農作業を手伝っている良い子達である、年が分からないので年齢はアーロンと同じ年に扱われている。


 午前中は農作業に午後は読み書きと算数を教えている合間に冒険者のセナン指導の元剣の素振りをやらせているがいかんせん体力的に無理な要求だったのかすぐにへばっているし魔法も基礎を教えていたがそれでも半年過ぎた頃には健康的な体に変わりアーロンと木剣で練習するほどになっていた、美男子に育ったリアンやアッシュやアーロンは村の女の子達からよく声をかけられるほどであるセナンもついでに声をかけられるけどいたしかないしかしながらセナンはナターシャと言う女性と数年前からすでに出来ていたのである。

子供も2人授かっていて知らぬはリアン達3人だけであった、性に目覚めた12歳となったリアンと10歳のアッシュはブラッドや母親アイラに恋愛相談していたのである。そんな中8歳アーロンは花より団子であったので鍛練を怠らなかったし食べれるだけで幸せな時間を過ごしていし農奴達からも信頼を得ていた。収穫祭ではアーロン筆頭に農奴で1班作りうり坊を3体も捕まえて来るほどだった、セナン班はリアンとアッシュで猪を2頭捕まえていたこうして肉が成形されていき飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎが起きていた。こうして一年が過ぎ農奴に名前を与えるようブラッドからも提案されていたそれにより、男の子はタクス、ガイ、アルフ、マリク、女の子はリーザ命名式がとりおこなわれ、農奴達は喜び名前を復唱を何度も何度もしていた。これによりタクスは長男リアンにガイは次男アッシュに側近として活躍するように期待されたが残ったアルフ、マリク、リーザの3人は何か足りないのか見下されていて3人は三男アーロンの側近として側にいる、この瞬間3兄弟に溝を作った瞬間であった。


リアンとアッシュは農業と剣の訓練を三男アーロンは魔法を重点的に行いとうとう10歳になる寸前に村長宅実家を勘当されてしまったのである、原因はリーザが可愛いからよこせとアッシュが言ってきたのに物扱いするなとアーロンが言ったのである父ブラッドや母アイラには思春期のケンカだと思っていたがアーロンには堪忍袋の緒が切れたのである後に引く気が無いアーロンは3人を連れだってその日のうちに村から消えてしまったのである、捜索隊も組まれたが時はすでに遅く見つからなかった。

時にアーロン達は木剣だけを持ち林を抜けていた、もう体力的に無理な状態になり1人は見張りで3人は休憩として休み休みして移動していたその時アーロンの体が光だし目映い光を放ち記憶のわずかを取り戻したのである、付与魔法でみんなに身体強化をかけて4人は歩いて移動し身体が慣れてきたら早歩きをしながら獲物を狙うようになってきていた水などはすべて魔法で対処して内臓を破棄した肉をみんなで代わる代わる持って移動していた、この肉を狙う魔物や狼などはすれ違い様に切り人形のゴブリンを初めてしとめた時はみんなでもどした有り様である、たまに街で毛皮を売りに出して宿で寝ながら1ヶ月移動することを続け、たどり着いた場所は大国ゴーンで商業都市ミーユという街であるそうだ入り口で衛兵に税の銅貨20枚を払い冒険者なら税は取らないからなってみたらどうだと言われ、通貨は全世界共通通貨であるそうな、宿屋を見つけ宿代を払いアーロンがみんなにクリーンをかけて体の汚れを落として晩御飯を貪り食べすぐに寝てしまった4人であった。

翌朝いや翌昼に起床した4人は追加で宿代を払うことになりサービスで朝食を出して貰い街を散策に出る4人であった、宿屋からすぐ近くに剣と盾の看板が左側に袋の看板が右側にあったからまずは左側によって見ることにしたらどこも同じ冒険者ギルドであった、押し扉で左右の中央から出ている。

中に入りテンプレは無くそのまま真っ直ぐに空いている受付の女性の元に行き代表でアーロンがこんにちはアーロンです冒険者登録に来ました後ろの3人も一緒です、受付の女性の名前はオリビアと言うらしい、1人半銅貨1枚よ4人で銀貨2枚ね支払いは出来るかな?アーロンが銀貨2枚をカウンターに置きこれでいいですよね?とさしだしたオリビアが受け取り名前は書ける?代筆してもいいけど。アーロン、アルフ、マリク、リーザの順番で名前を書きドックタグを作るからちょっとだけ待っていてねと立ち去り2、3分で木のタグを持ってきてこれで4人はFランクよ入口に依頼書が張ってあるから見てみてね、後は常設依頼は持ってこなくても大丈夫だから、晴れて4人は冒険者になった。




















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