編集済
とても良かった、と言うと簡単な言葉になってしまいますが。
引っ越す理由、その不幸に対する主要人物それぞれの心情表現(これでその人物の造形が深まりました)、仕事を終えて〆に入るまでの流れに淀みがなく、微かな苦味と穏やかな気持ちを覚えました。
その上で、爽やかな読了感を与えてくれるレオンの最後の台詞、モノローグの終わり方。心がすっとします。
また、キャラクターの台詞と口調も、その人物像とぴたり嵌った、彼らしい彼女らしいと思えるもので、会話中のそれぞれの表情や声音まで浮かんでくる自然なもの。たった十話未満でそう思わせるほど、ここまで主要人物をわかりやすく表現、魅せたことが凄い。
総じて、物語の第一章として完璧な、お手本のようなお話でした。
書いてくださってありがとうございました。
続きも楽しみに読ませていただきます。
この感想が少しでも作者様の執筆応援になれば幸いです。
作者からの返信
長地谷さん、コメントありがとうございます。
このお話は異世界で働くお祭りに参加させていただいたものです。残念ながら選から漏れてしまいましたので、書き貯めていたものを、今度はカクヨムマラソンのお祭りに参加するために、小刻みに更新させてもらいました。
そうしたらカクヨム運営様に、公式レビューを頂くことができました。読み専の方ってこんなにいらっしゃるんですねぇ。ビックリしました。
お話を書かれている方なら、読みに行ってお礼ができるのですが、そうでないと感謝の気持ちを伝えることが難しいです。←コンピュータが苦手なので、できる方法はあるのかもしれませんが。
過分なお褒めの言葉をありがとうございました。本当に嬉しいです。
現在はドラゴンノベルズ小説コンテストのお祭りに参加させていただいております。ストックが無いため、更新スピードは遅れますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
胸に響くお話でした😭
働いて稼いだお金のことを彼らのように感じ取れる必要が自分にもあるのかも……
作者からの返信
スズキチさん、コメントありがとうございます。
初めてアルバイト料を貰った時の事を思い出します。お年玉より多額の纏まった金額でしたが、これだけでは家賃・食費など、絶対賄えないと思いました。
大人になるって大変ですよねぇ。