第4話 研究用の風景 創られたモデル 赤い砂漠・・
同じく巨大なシャボン玉の中に
一緒に入ってるもの その横斜めに浮かび 浮いてる浮島
湖の代わりに設置され 機能するはずの水の塔群が人工的に作られた
岩場の中にあり その水の塔から 湧き出た水により 幾つもの大河を作ってる
大河のまわりにはオアシス・・
こちらは 計画の為に 先に作られ人工的に作られた シュミレーションだった。
本来 あの磁気嵐がなければ・・・計画は途中で折れることなく
どれだけの人命やその自然の生き物たちが失われずに
すんだのだろうか?
そして あるいは あの惑星にあるレア・メタルや砂金目当ての連中の邪魔がなければ
もっと スムーズに計画は進んだはずなのに
それに 救援船も もっと多く・・間に合わず、乗り込めなかった者たち
運べなかった生き物たちも・・
もっと多くが助かるはずだった
結局、DNAのみで 復元された生き物たちも多い・・
あのシャボン玉の中には
先に 大河のある浮島が作られて その後 新たに 原始の湖のある浮島が増設された
理由のひとつは、動植物の保全
ひいじいちゃん達の想いが詰まった2つの小さな浮島
「レーヴ?」
「ああ 大丈夫だ 今はキューヴで例のシャボン玉の浮島の近く
そっちは?」
「映像のほうは 大丈夫よ まだ繋がってる」
宇宙空間でも続いていた磁気嵐がおさまった
現在
再び、砂の惑星へのアクセスが開始されようとしていた
もう動かないと想っていた 惑星間を結ぶ映像を送る機械が作動をはじめ
砂の惑星の現地の今の映像が 情報として流れ込む
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