【 アースフィア広域総合組合員 等級一覧 】

アースフィア広域総合組合では組合員の等級が厳しく分けられている。

以下はその詳細。



< 一 般 等 級 >


等 級  制限レベル   登録証          昇級試験魔物

一 級   100  青銅の板で、上半分に     キマイラ

           青・緑・赤の三色の石

二 級    90  青銅の板で、上半分に青の石  マーダーキラー 

三 級    70  青銅の板で、上半分に緑の石  トロル

四 級    50  青銅の板で、上半分に赤の石  傀儡の騎士

準四級        青銅の板           ゴブリンロード

五 級    40  白い陶器で、上半分に●●●   ミノタウロス

六 級    30  白い陶器で、上半分に●●    ジェール(火・氷)

七 級    25  白い陶器で、上半分に●    鎧ムカデ

八 級   制限無  大き目の木片で、上半分に●● スケルトン×2

九 級   制限無  大き目の木片で、上半分に●  大サソリ×3

十 級   制限無  大き目の木片で、上半分に○  13歳以上、無条件で登録可能


一級~七級の登録証の大きさは、縦4cm、横2cm、厚さ5mmほどの板

八級~十級は縦6cm、横3cm、厚さ3mmほどの木の板



<職種>

登録証の下半分にある色の線で、その組合員の職種が分かる


戦士・闘士 赤い横線一本 (基本的に魔法は使えない)

魔戦士   黄の横線一本 (魔法は使えるが、主戦闘は剣か格闘)

戦魔士   緑の横線一本 (格闘も可能だが、魔法主体)

魔法使い  青い横線一本 (基本魔法のみ)

魔法治療士 白い横線一本 (使える魔法は治療系が主)

双闘士   赤と青の線  (魔法・剣共に使える者)


但し、種別は自己申告によるために、格闘や剣術が得意な魔法使いや、逆に魔法が得意な戦士や剣士も存在する



<特典>

組合員として登録された者には、以下の主な利点や特典がある


1、 組合からのミッションにより、仕事が探し易く、また受け易くなる

2、 中級者以上になれば世間の信用が高くなる

3、 組合販売所での物品購入が2割引になる

4、 大食堂(デパーチャー)の購入金額が半額となる。

5、 組合付属の医療機関での治療が半額となる。

6、 等級によって、特級、上級、中級の各食堂が使用可能となる

7、 格安の宿舎の利用が可能となる

8、 他の町などに行った場合も、支部がある場所ならば、同様にミッションを受けられる


その他、組合で運営している魔法学校を割安で利用できたり、希望者は初級魔法を一つだけ格安で教わる事が出来る等の他にも色々な特典もある


<備考>

・一級以上は上級、二級から四級は中級、準四級から七級までは初級、八級以下は入門、もしくは仮登録と言われる

・各級の登録証の有効期限は十級~八級が2ヶ月、七級~五級が1年、四級から二級が5年、一級以上は10年となっているが、重大な義務違反をすれば、当然有効期限を待つまでもなく、使用不能。

・新規登録時点で問題ありと判断された者は、必ず初等訓練所を義務づけられる。

・登録した後で問題ありと判明した者も、初等訓練所を義務づけられる。

・レベルが30以上の者は、面接と等級試験を受けた上で、それぞれのレベルに応じた、四級~七級で新規登録する事も可能。

・飛び級で新規登録の場合は、その一つ上の等級のレベルがなければならない。

 例 七級 → レベル30  六級 → レベル40  四級 → レベル70

・八級と九級からの登録は出来ない。

七級未満の場合は、必ず十級での登録(仮登録)となる。

・昇級試験は一日に何回でも受けられる。(但し、同じ等級の同日試験は不可)

・九級以上には義務ミッションが生じる。

義務ミッションを締切日までにこなさないと、罰金や降級などの罰則がある。

・準四級は実際にはほとんどいない。

理由はゴブリンロードは倒せたのに、傀儡の騎士を倒せなかったのが、他人にわかってしまうので、それが恥ずかしいため、大抵は申告しないから。

また、準四級は、一応無地の青銅の板を下げている物の、あくまで陶器等級ポッタークラスであって、青銅等級ブロンズクラスではないために、それも恥ずかしいから。




<俗称・俗語>

・一級は三色とも言われる。

・二級は青玉、三級は緑玉、四級は赤玉、準四級は石無しと言われる。

・十級は白丸、白などと言われる。

・いつまでも石がつかない

  → いつまでも五級、もしくは準四級で、中級である、四級に上がれないこと。

・同じく、五級が長いと「準中級」などと揶揄される場合がある。

・黒三つ

  → 五級の事。

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