田舎と都会の良いとこどりな土地、武蔵野の魅力が主人公たちの五感を通して爽やかに、かつ鮮やかに伝わってきます。特に題名にもなっている香りを主人公たちが実際に味わうラストシーンが滅茶苦茶良いです。
この話を読んで懐かしさを覚えるか、新鮮さを覚えるかは人それぞれでしょう。
ですがどちらにしろ、自分でも武蔵野に行ってみたくなること間違いなしの一作です！
是非ご一読ください！！

気になりますね、紫の匂い。
どんな匂いなんだろう。
未知なる未来へのワクワク感を同時に感じさせてくれる爽やかな物語です♪