第6話 ブレイク=コールの説明録
「いやー、どうもどうも。拍手喝采で出迎えて頂きありがとうございます。
え?無言だって??それなら今からでも間に合うから拍手ーー。
パチパチパチっと言うわけでね。えー、六話目の最初から誰かわからないやつが喋ってるわけなんですが。まぁ、えー、自己紹介をさせていただきます。
うちの名前はブレイク=コール。しがたい男爵家の次男にして性転換型の転生者。
前世は山田花子というありきたりを並べたような名前をしておりました。逆にキラキラネームっぽいでしょ??
小説ということで残念ながらうちの格好が見えてないということですが、それはどうでもいいですね。そんなことよりなになに。ここからの話魔法が出る機会が増えるから説明しろって?あー?説明回を作らずとも理解させるのが小説家では無いのでしょうか??
あー、ハイハイ。おバカですから説明できませんですよね。了解しました。それでは、不甲斐ない作者の代わりにうちが皆様にこの世界の魔法を教えて差し上げましょう
まずこの世界の魔法はよくある小説と同じ!ってことだけ伝えときます。
魔法には七つの属性がありまして火、水、土、風、木、光、闇となっております。この中でも光と闇は持っている人が少ないので貴重な存在となってるんですよね。
ちなみにうちは火と光の二属性持ちです。どうも貴重な存在です。はい。
えー、それでこの世界の魔法は基本イメージで作らせます。ここまではハヤト様がおっしゃっていた復習ということで大丈夫ですか?
着いて来れない人ー!はい、いないですね。じゃー次!!えーと、詠唱について説明しろって。りょーかいっ。
はい、というわけで詠唱について軽く説明。詠唱とはー、イメージを固めるためのルーティンみたいなもので別にできる人はなくてもいい。
ただイメージしずらいよーって人が使う技術ですね。まぁ、他にも色々特典や使い道があるそうですが…。それはまだ説明してはダメということで…はい、以上です。
はぁ、正直うちの負担多すぎませんかね?めんどくさくって仕方がない。あー、はいはい。次は魔法階級についての説明ね。じゃーこれも軽くっと。…よし、頑張ろ。
えー、この世界の魔法には第一階級から第八階級までの階級があり、数字が小さいほど難しい魔法になっています。
第八は生活魔法ですね。魔力消費量も少なくイメージも簡単。一般の人でも結構な人数が使える魔法ですね。
第七は第八と違いちょっとセンスが必要で戦いで使えるものが増えてくるって感じですね。代表はファイアボール。
第六、第五、第四も第七とだいたい一緒。イメージしにくく、魔力もちょっと多く必要になるだけ。
本番は第三からで、第三からはイメージがムズい。とにかくムズい。ってなってくる魔法だね。魔力消費量は関係なしにムズい。代表としては転移魔法とかかな?まぁ、階級はどっかのバカたちが勝手に括ってるだけだから強者になるほど当てにならないという訳。
っと言うことで第二、第一も正直違いがなくなりますね。どれもムズいということだけ。イメージ、イメージって言うことで。
まぁ、それに縛られないのがオリジナル魔法ってことでどちらかといえばオリジナルの方が多く登場するから階級とかめんどいことは気にしなくていいって感じかな?
ならなんなんで説明するのかって?ふふふ、それはねバカはやたらと階級にこだわるからだよ?わかった??
はい、ということでうちの説明は終わり。またわからんことあったらうちが説明せんといかんから頑張って理解してね。よろしく!」
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