第4話 登録済み未走行車とかいう罠
走行距離3キロとか、4キロとか、いわゆる僕が車屋やってた時代に「新古車」と呼ばれていた車がズラリとチラシに載っている。その割に新車よりずいぶん安い、グレードが低いのを勘案しても、なんだか不自然に安い。
どーいう仕組みでこれ、こんなに安いのだろう?
おじさん、最初のお仕事が車屋で、学生時代にも中古車屋でバイトしていたので、この安すぎる価格に疑問を持った。そう、あまりに話がうますぎるのだ。
これは一体どういう商品なのだろう?
で、いろいろ調べてみた結果わかったのだが、安いグレードをオーディオレス、オプションレスのつるし状態で販売して、あとから色々つけてもらうことで、品代と工賃を取って儲けるビジネスモデルなのが判明する。
ナビ、ETC、ドラレコーダーと、最近必須の色々を足すと、結局のところ、新車の10~15%安くらいになってくる。ついでにいうとメーカー保証を継承しようとすると、12か月点検が発生するので2万円くださいときたもんだ。
これ、新車を値切った方がいいんじゃないか? そんくらいの価格になる。
そう、いわゆる、エッチなお店でいうところのタケノコ剝ぎみたいなものである。(例えを自重しろ)
まあ、おじさんは、ブレーキ交換くらいまでなら自分でやっちゃうおじさんなので、別にいいっちゃいいのだけれど、なんだろう、同じ出すならもう少し、こうなんかよいのがなかろうか?
ちょっと、カー〇ンサー? ほかになんかないの? ねえ? 親がこの年齢のおじさん捕まえて、すねかじらせてくれるっていうんだけれども(クズムーブ)
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