内政2
私はルシェールだ。外交臨時大臣に任命されてる。
ブリティア王国に対する敵対外交をしろだと。
ブリティア王国に植民地を売り払ってお金を稼いだ後に
東海岸で重税を強いられてる人たちに反乱を支援して
ブリティア王国の弱体化を決行する。
そしてソビエト連邦から原油の輸入。
ガルニア帝国との停戦交渉か~。
もしかしなくても重労働だな。
「おーい。国のお偉いさん。船が出向しちまうよー。早く
入ってくれー。」
「にしてもすごいなーこれ。蒸気機関船っていうんか。
はやいし海洋の動きを無視して動くって。
何らかのオーパーツだろ。ワルサーが革命を起こした後の
経済のgdpが上がりまくってたしちゃんと国家が動いてるな。」
「確かになー。内戦後が凄い暮らしやすくなったよな。
学校が無料だし。身分関係なく政治に参加できるし。
後は仕事が増えたことかなー。
そのおかげで働いていない人がいないから治安も良くなって
いいですねー。」
「てかあなた誰。」
「そちらこそ誰ですか。」
「私は臨時外交大臣のルシェールです。」
「いやー国の偉い人が来るって聞いたけどあなたとはー。
貴族らしくない服なもんで。ああ。私はこの船の船長です。
この船のエンジン奮発して購入して初めて運行するんですよ。
客を乗せてね。」
「船長さんですか!仲良くしましょうね。」
「所でなぜブリティア王国の新大陸の東海岸に
向かうのですか?」
「そうですね。ここだけの話ですよ?
ばらさないでくださいね?」
「話してくれるんですか?」
「ええ。但しビールおごってくださいよ?」
「分かったよ。」
「ok!契約成功だ。実はな…東海岸で反乱を俺達は起こすんだよ
…そして新大陸に新たな国を作るんだ…」
「マジか!でも何故それをするんだ?」
「俺たちの政治体制自体、色んな国から嫌われてるんだ。」
「なんでだ?全員に同じぐらい政治的な権力を持ってるなら
いいじゃないのか?」
「それなんだよ。俺ら以外の国は政治が中央集権してるから
広まるのを恐れて敵視されてるんだよ。だから仲間を増やす
ためにやるんだよ。」
「へえ~政治って難しいな。」
「俺たちは血族による政治から外れたし。」
「ふーん。」
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ブリティア王国-新大陸東海岸
「到着したー。」
「ここが王国領植民地会議館ねー。」
ドアをノックして入る。
「どうぞ。」
「分かりました。」
「はるばる海にわたっていただきありがとうございます。」
「こちらこそ時間を割いていただきありがとうございます。」
「では本題を話しますか。
我が国はあなた方に私と同じような政治の仕組みで独立
してほしいのです。」
「私たちのとちに来てるのは魔力の乏しい人たちが稼ぎに
働く土地ですよ?反乱しても意味ないじゃないですか。」
「私たちの軍を出しますよ。後技術もです。」
「ほんとにいいのですか?」
「ええですが代わりに私の国に原油と石炭を安く
輸入してください。」
「ええそれぐらいなら。」
「じゃあ、やりますか。海軍をそちらによこすように
言っておきます。」
「分かりました。反乱の準備をしますね。」
「ええ。国民や自分の重税が酷いからな。」
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裏話:ブリティア王国の国王
与は国王だ。ブリティア王国の国王である。
我は北欧帝国との戦争の負債で東海岸の植民地で重税を課しておくか。
「家臣!植民地の税をあげておけ。」
「は!」
だがどうすればいいのだろうか…周り全部敵国なのだよな。
ガルニア帝国と北欧帝国は海戦をしたおかげでガチガチに
殴りあったことがあるから仲間がないんだよなあ。
…フランソワ共和国が土地を売ったがそれは内戦の修復のため
でしかないだろうし…
そういや民主主義を採用する国は軍事同盟を結ぶと言って
いたな…民主主義を採用しながら与が国家の力を得るには…
そうだ!与を国の象徴として出すか!政治を平民どもに
任せれば我は富を持ったまま民主主義を立てれるぞ!
そうするには先ずはフランソワ共和国に近づくぞ!
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