内政1

4週間後…


祖国に戻ったーー!!

そして任せたこと全部やってそうだな。

うん。首都のパリアの都市計画が順調だな。


「お!ワルサーじゃないか!」

「グリモワール!久しぶりだな!」

「お前さ。。。この作業がやりたくないから逃げたとかない

よな?」

「んー。違うと言うと噓になるかなー。」

「…」

「ごめんって。

あと戦争の状況はどうだ?」

「旧王国軍がやってるからまだ大丈夫だ。反乱が起きそうなら

共和国軍に殺されるし。ただ旧王国軍が減っていってる。」

「よくやってるな。後それは心配ない。ペテルブルグ大公国の

反乱勢力のソビエト赤軍が宣戦布告するように取り持った。」

「そうか。」

「軍人の育成はどうだ?」

「できてきてるぞ。約30万人ほど志願者が出てる。」

「国会はどうだ?」

「完璧にできてるぞ。」

「じゃあ、停戦に向かうことはできないのか?」

「相手が停戦合意蹴るんですよ。」

「そうか。じゃあ、二重帝国に協力を要請できないのか?あんた

外務大臣だろ?」

「そうか。やるべきだな。二重帝国に協力を要請していくぞ。」

「後、俺の役職は軍部大臣に決まったらしいな。軍官学校にむかわせてくれ。」

「okだ。」


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軍官学校


集まったか…やるぞ。


「静粛に!」


一気に静まる。


「何故しゃべっているのだ!お前らは軍人じゃないのか!

軍人は国の為に働き、国の為に死ぬものだ!お前らはなんだ?

規律も守れずに喋ってざわついてうるさいな!軍人は命令には

すべてyesだ!わかったな?」

「…」

「yesだ!ほらいえ!」

「yes!」

「いいか?お前ら?反抗したり文句を言ったりするのは無能

だ。軍人はすべてyes!わかったな!だがこれができていない。

私が直接鍛え上げなければいけないようだ。」


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数分後…


「とっても怖かったです…」

「そうか?メルティ。あれぐらいしないと国は守れん。

規律が守れていない軍ほど弱いのはない。」

「そうなんですかね?」

「そうだな。」

「これは何ですか?」

「これか?軍人の鍛え上げるための毎日のメニューだ。」

「異常なぐらいに厳しいメニューですね。」

「今は戦争中だぞ?今すぐにでも強い軍を作らなければならないのだぞ?」

「まあ。そうなんですけどねえ。流石に厳しすぎて可哀想に

なります。。。」

「それ相応の金を渡してるんだ。ちゃんと働いてもらわないと

国の無駄な出費になる。」


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裏話:一人の志願兵の話。


俺はロイク=コレットだ。親が病気になっていて治療のための

お金を稼ぐために軍人に志願した。そして今日軍官学校に登校

する。

軍人を教育する為の学校らしい。公務員っていう国の役職だから

か給料が高いらしい。

…いくぞ。


数分後……


ここが教室か…


「魔力のない平民どもには軍人なんて無理なんですよ。」

「そうです!」


気が悪くなるな。もうこの国に爵位とかないのにね。


「お前らー俺が隊員のジルナ=バルテレモンだ。

今日はワルサー軍部大臣から陸軍の規律を教えてもらうぞ。」


「ふーん。そいつ平民だろ?何で従わないといけないんだ?」


「教室の見回りしていたが国軍の癌になり得る奴を見つけちまったなあ。」


身長が少し小さめの成人の男を見て隊員がビビっている。


「君たちどうも私が軍部大臣のワルサーだ。軍人とは何かを

教えなくてね?」


と言いながら貴族の首を掴む。


「ほら?魔法で抵抗してみろよ?俺は魔力はないぞ?」

「ぐ!!父様が許さないぞ!」

「何言ってるんだ?この国の貴族の権力は最早平民以下だ。

そしてこれはただの教育だぞ?ほら。

貴族なら抵抗してみろよ。ほら。国の研究でな。首筋の

辺りを抑え込むと体内の魔力の流れを止めれてな。

魔力を持ってない人の倍苦しくなるんだ。」

「うう。。助けて。。」


ワルサー大臣は首を話す。


「せいぜい軍の癌にならないように精進してな。」


ワルサー大臣には逆らっては駄目だ。あの人にはyesマンにならなければいけない。


そんな気がした。


「気を取り直して校庭でワルサー大臣の話を聞くことになって

いる直ぐに来るように。」

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