革命と内戦

接触

ここは…どこだ?…!!!!!

前世の体!!?それにこの白い部屋…不気味だ…


「…神になるべき魂だ。現世で後30年は生きてもらわねばならぬ

。もうおぬしの魂は転生できぬのだ。高齢な故に。」


誰だこの女!!人のようには見えない…何者なんだ?


「だが、神になる条件を満たしているが故、ここで神になる提案

押しているのだ。神になれ。」

「神になればいいんだろ?条件を満たしているならさっさとそうすればいい。」

「okだ。30年後お前のもとに降りよう。」


ぐ!!!頭がいてえ…


「…い!…丈夫か?!」

「ワルサー!!」

「夢か…」

「おい!お前ら!起きたぞ!」

「疲れがたまってたようだな。暫く安静にしないと…

おでこが異常な暑さだな。風邪か…」

「お前。半日も倒れてたんだぞ!」

「半日!?」

「とりあえず安静にしておけワルサー。」

「分かった。とりあえず俺の代わりの作業を頼む。

グリモワール。」

「仕方ねえぜ。やるから安静にしてな。」


はあ。最近は色々ありすぎた。

ちょっと疲れた。

数年は取り敢えず普通に暮らしたい。

一応職は取れる冒険者協会で免許取ることは何歳からでも取れる

らしいからね。体を鍛えてやらせれば職は取らせれるからな。

この点は前世より良い。前世は肉体労働をaiに奪われたせいで

高学歴しか満足に働くことができなかったし。

まあ。この町は特別区だから奴隷がないおかげで全員が職を取り

やすくてよかったわ。

ま。そんな事を考えるのは杞憂か。


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5年後…


「武器の備蓄はどうだ」

「ええ。4000丁ほどあり、8万発ほど弾があります。」

「3年かけて溜まってきたな。」

「後はこの国の国軍が戦争時に出兵すれば、反乱を起こせるが

起こしたとて絶対に失敗するなあ。どちらにしても。」

「兵士じゃないから敵を一発で仕留めることができないからな。」

「なんでダメなんでしょう?」

「練度が違いすぎる。兵士と民間人じゃ。

戦いに慣れてるやつと慣れてないやつが戦っても慣れてるやつのほうが強いからな。相手は魔法があるし。」

「きたぜ。ワルサー」

「お。きたか。」

「一緒に反乱を起こす奴はどれぐらい集まった?」

「大体4000人ぐらいだ。」

「ok。あと兄貴の行方はどこだ?1年前にどっか行ってしまったが

連絡を取りたい。連絡なしでどっかに行ってしまったのは俺としては悲しい。」


グリモワールや他の皆の呼び声もあって沢山集まったが如何せん

全体の練度が低い。

どうしたら良いか。

俺はグレネードを持つ。


「グレネードで建物のインフラを破壊し敵の戦意をそぐか。」

「いいな。それ。」

「2日後に作戦を開始するから銃とグレネードを全体に配備してく

れ」

「誰かが来ています!」

「メルティ通していいぞ。」

「こんにちは。ワルサー殿でよろしいですかね?」

「ええこちらこそかまいませんよ?ジーク殿。」

「私は君と一度話がしたくてね。」

「こちらこそよろしくお願いします。」

「本題ですが私の力を借りませんか?」

「貴族様が出してくれるとなると心強いですね。」

「わたしは貴族の中でも底辺ですよ?」

「元宮廷魔法士がですか。」

「まあ。そんなとこですね。王子の殺人容疑で追放ましたが」

「殺したのか?」

「いや違う!!!俺はやってない!!!!」

「そうか。だが、俺は王子も国王も殺すつもりだ。

あなたはそれを手伝いたいのか?」

「それが私の復讐になる。国王に対しての。不当な事で私を追放

したんだ。」

「分かりました。あなたから接触してきたので警戒しましたが

鎌を掛けたら大丈夫そうなのでいったん信用しますね。」

「ええ。私としては魔法師団を500人ほど用意出来ます。」

「じゃあ、市街地戦の計画書を渡しますね。」

「首都のパリアのインフラを破壊し電撃戦を行う。」

「民間人の被害がひどそうではないか?」

「冒険者協会に避難を任せる。」

「それならいいのですが…」


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2日後


「こんにちは。騎士さん」

「なんだね。ガキ。」


そっとグレネードのピンを抜き逃げる


「おい!どこにいく…」


轟音が鳴り響き作戦が開始される

「やれ!作戦開始だ!敵兵は殲滅せよ!!!!」

「うらああああああああああああああああああああ!!!!!

!!」

あの同時に騎士を爆殺する。作戦は成功した。

それで敵兵は半分まで減った。

現在の敵の師団数は大まかに800人ほどだろう。

敵兵は街中というのもあってか

大規模魔法も使えない。こちらはジークの義勇軍によるインフ

ラの破壊で動きやすい。相手は混乱している。

とても戦いやすい。


「おい!敵が固まり始めたぞ!」

「包囲陣を組め!集中砲火しろ!魔法と銃弾の雨を降らせろ!」


「ワルサー…お前がやったのか」


見知った声があったので振り向いた


「あ、兄さん!」

「なんでこんなことをしたんだあああああああああああ!!!!


兄は切りかかってきた。それを銃で受け止める。


「せめてもの情けだ!!!!!俺がこの手で鎮める!!!!!」


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現在の人的被害


フランソワ王国軍:1600 -900

革命派反乱軍:4000 -1200

元宮廷術士義勇軍:500 -50


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兄として


俺はボルティモールだ。

弟のワルサーが国の兵士を殺した。あいつはみんなのためにというが国の兵士は殺してはダメだ。

俺は国の兵士になる。兵士が全員悪じゃないと示すために

兵士になりワルサーに教えなければならない。

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