奴隷購入
おし、頼まれたし。買いにいくか家事奴隷を。
買って来いと言われたんで。安い奴隷を買えば、ポケット
マネーが手に入る!やったー。
俺はポケットマネーを握りしめながら家を出て城下町に行く
確か、奴隷商はこの大通りを通って小道を右に曲がればあるな。
お、あった。
「お子ちゃん。なんでここにいるのかな?ここはお子ちゃんの
来るとこじゃないよ。」
「おつかいだよ!母ちゃんに頼まれたんだ!屋敷の用人として
買ってきてって!」
「オストワルトの家の人ですか。来てくださいね。」
「分かりました!」
ほういろいろあるな…
「ここが使用人奴隷です。5金貨からです。」
いろいろあるな。母ちゃんがめつい。5金貨しか渡されてないな。。。
おし値切ろう。
「もっと安いところない?」
「ここはないですね。(流石オストワルト母親に似ていますね。)」
「じゃあ、どうです。ここは4金貨にしてあげましょう!」
金貨4か…20パーか~在庫処分のところ訪ねてそこを値切るか…
「ねーねー?在庫処分の奴隷がない?」
「在庫処分の奴隷はありますが殆ど使用済みの性奴隷ですよ。
(母親と同じやないか!多分ここから安いやつを値切って破格の
値段で買うだろうな!母親といい顔してたけどこのガキにも
いい顔しないとここつぶされるぞ…)」
「この安い奴さ。ちょっと状態がひどいからもっと安くてもよくない?
例えば今の値段から半分でいいと思いますよ。500銀貨で」
「そうですね。いいでしょう!」
1金貨を渡すか。
「okです。おつりとして500銀貨です。」
「おい。出てきな。オストワルトにかってもらったぞ。」
「...」
従順だな。安い理由は話を見た目を見る限り、前の購入者がロリコンで
暴力に性欲を覚えるタイプだろうな。ま。そんなことはどうでもよくて
俺は今すっごい買いたいものがある!
そう!火縄銃や!連射速度はひどいが弓よりも射程が長く威力が高いんや!
そしてロマンがある!!
買いにいくか!
「ドワーフのおじちゃん!火縄銃買いに来たよ!」
「お。あんた前から買いたそうだったしなあ。3金貨だぜ。
いやまけて2金貨にしてやる。」
「やった!ありがとうおじさん。」
きたぞ!きたぞ!火縄銃だ!
「もしかしてあんた使用人奴隷を買いに行く値段を火縄銃に移したな!
親に怒られても知らんぞ!」
「怒られるのは覚悟しております。」
「ちょっと待ちな。バレないように施したるで。」
お。やってくれるならやってもらうか。
そう思いながら奴隷の少女を渡す。
「1時間待っときな。」
いわれるがまま1時間まつ俺。暇だし武器を見るか。
やべえかっけえ。刃に指を軽く当てて見るか
!…すげえ触っただけで指が切れた…とんでもなく鋭利だ!材質を見るに
ミスリルが使われている。おおミスリルの硬さがあれば研がなくても
鋭利な状態で保てる。かなりいい…
次はこれを買おう。
防具を見るか。
フルプレートメイルか。すごい重そうだな…!ふむ。フルプレートは微妙にうすい。
だが内側に革を使って動きやすくそして軽く作っている。すごいな。
変態的な装備だ。
こっちは革装備かとんでもなく軽いのに硬い流石に斬撃とかは無理だが
突きと魔法に対する性能が高い。微妙な金属臭はミスリルが皮と皮の間に
挟まれてやがる!!これは魔法と斬撃に対する防衛策だ!尊敬する。
しかもかなり薄くやられてるのを見て冒険者でも買いやすい値段に
したのだろう。
やべえすごすぎるやっぱり。ドワーフのおっちゃん。
弟子になろうかなと思うぐらいに…
「おーい待ったかあ?ちびー。」
「おじさんの武器に見とれてた。」
「わかるから俺の装備。」
「うん。皮装備に薄くミスリルを貼ってお金がない人でも求めやすいような
値段にしててすごい。」
「観察力があるな…」
「ほい嬢ちゃんにまともな服にして体きれいにしてやったよ。」
「ありがとう!」
今日はとても機嫌がいい!男のロマンである銃を買えたんだから。
帰るぞ~~~
「母ちゃん只今ーおつかいやったよー」
睨まれた…ばれたか
「あんたその火縄銃奴隷の値段から引いて勝手に買ったね?」
「…すんません。」
「奴隷はおおかた在庫処分の性奴隷を買ったんだろ。」
「…」
母ちゃんは洞察力がすごすぎる。
「なんでがめついところは似てしまったんだろうねえ…」
「おかあちゃんの教育です!」
「まあ奴隷を買ったからいいか、そこの嬢ちゃん今日からあんたは
うちの使用人奴隷だ。性奴隷目的で買ったわけじゃない安心しな。」
「ワルサーの専属の使用人をしな。」
奴隷の少女は少し頷いた。
部屋に戻って本でも読み漁るか
俺は部屋で、本を読みながらこう質問した。
「あんた名前は?」
「…na」
「…ないです。」
「幾つだ」
「7歳です…」
「そうか、俺のほうが年下か、、」
身長、少女と同じぐらいだから同じ年齢だと思ったが
違ったんだな。名前がないらしいか。
名前を考えてやるか
「名前が欲しいか?」
「はい」
「まってろ。今から考える。」
今から考えるとは言ったがどうすりゃいいんだ。名前なんて
付けたことねーのにそうだ俺の好きな学者の名前をもじるか!
俺のよく見る名前の学者で女性はオルトグレイ=D=メルア
とサルエメリア=アレティ
彼らは魔法学の研究者だ。
もじってメルティでどうだ!
「メルティ…でどうだ?」
「ありがとうございます。一生大切にします。」
「ああ」
そろそろ夕食か
「メルティ、夕食の場所へ案内するよ。」
「分かりました。」
ふむ今日は魚だな!磯のにおいがしてうまそうだ。
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