幼少期
転生した?…
俺は今生まれ変わったのか?、、、うまく話すことができない。
体は赤ちゃんか
「adjfkviiicdaa」
「akfjloofdooos」
何を言ってるのか分からない。
恐らくは俺が産まれて喜んでいるのだろう。
英語でもロシア語でも中国語でも日本語でもない喋り方だ。
そうか俺は前世で末期癌死亡して転生でもしたんだろうな。
生憎俺は輪廻転生はないと考えていたのだが、転生したので
認めるしかないか…
くそ!前世で名を残そうとしていたのに末期の肺癌…
それでテロでも起こしてやれば名が残ると思ったのに!
準備期間で倒れて死ぬなんて!!!くそがあああああああああ
落ち着け俺。転生したんだ…まだ機会ができたんだ。
神は私に野望を果たす機会を与えてくださったのだろう。
感謝しかない!!!!前世では半ばあきらめてたのだ!
しかもこの家を。まさに欧州の貴族王族の部屋のようだ!
そう考えていた時。
「ai!ojgfojsouuuuu」
「da!ouahgxdsg」
「「「「「「「GAAAAAAAAAAA」」」」」」」
なんだ…あれ…まさに異形の怪物じゃないか…
化け物が近づいてきやがった。
来るな!
「あうあうあうあう」
噓だろ…化け物に俺が運ばれている…
俺の人生は終わりか…また俺は転生できるのか…
ああそんなまだ死にたくねえよ
化け物は飛びながら森におり、俺に何かをしだした。
「食うわけじゃないのか?…」
そして俺の体が光だし、悪魔に光が向かっていった。
なんだこれはなん、、だすごくだるい…
俺はそのまま眠りに着いた…
hmm…寝てたのか森で…
ヤバイ化け物はどっか行ったが、足音がする…
すると森の木々からガタイのいい人が現れた…
「ihafoehfoha」
「huoieahf」
助かった…俺は生き残れたのか良かった…
また転生するという確証がないのに死にたくねえよ…
そこから6年後…
俺は偶然森で拾ってもらったオストワルト=グレイ家の養子になった。
そしてワルサーという名前を貰った。
国内で英雄王と呼ばれるぐらいに有名な人だ。俺はその養子らしい。
義母と義父として迎えてくれたらしい。血がつながってないのに本当の子供
のように接してくれる。
「ワルサー!お兄ちゃんと遊ぼー」
今声を掛けてくれたのは俺の兄だ。血はつながってないんだが、
「いいぜー」
親父が英雄王って言われるだけあってか兄も俺も遊びは剣術だ。
「おーし。昨日は不意を突かれて負けてしまったがお兄ちゃんはまだまだ負けんぞ~」
「今日、勝ったら二連勝だね!昨日初めて勝ったんだこっから逆転したるでー」
俺は木刀を上から大振りかますと見せかけて腹を突こうと
フェイントかけようとしたが兄はそれを対応。
はじき返された俺は兄の横からくる剣に対応。
やはり兄は俺みたいにフェイントはしないが追い込み漁のように
相手に先手を打たせないようにやってくる。
押されだしたな。だが攻撃しようにもそれを悟られてよけられる…
一度離れて相手の攻撃を伺うか。
来た!…これは右肩を狙ってきてる…重心は右斜めだ…
肩を押して重心がずれたときに右足を蹴って倒れさせる。
「あ!いて!」
そして首元に剣を突きつける!
我ながらよくやった。
「負けたあ。お兄ちゃんなのに弟にまけっちゃたあ。本気出したのにー」
親父が来た。
「ワルサー!すごいじゃないか!2つも上の兄貴に勝つなんて!
将来は俺を超える剣士になるかもな!」
「ボルティモール、弟に越されたが、あんたは母さんに
似て魔法の才能がある。そこを伸ばせ。」
「でも父ちゃんみたいに街を剣で救うカッコいい戦士にはなれないじゃん。」
「魔法はすごいんだぞ。極めれば英雄王の俺すら軽々と倒せるんだぞ。
魔法を扱う姿はまさに芸術だ。俺は妻のそこに一目惚れしたんだ。」
「カッコいいんだ!俺は魔導士を目指すよ!父ちゃん!」
親父の言う通り魔法は馬鹿にできない。剣や弓よりも殺傷能力があるんだ。
それを弓の射程でボカボカ打てるしかも補給要らず。持ち物の省略が出来る。
俺も使ってみたかったがどうも適性がないらしい大方、
あの化け物に常に奪われて消えているのだろう。
本で見たがその現象の事を魔力奪取というらしい。
あまりにも大きい魔力は悪魔に奪われて世界にばらまかれるらしい。
もう一つは魔力抜けだ。産まれた時に魔力が母親に奪われてなる病気だ
いずれも治療法はないらしい。
化け物は人間だけでなくほかの魔物も例外なく一定の高さ以上
だったら魔力奪取するらしい。
そして魔法は周囲の法則を一定期間曲げる力だ。おおかた膨大だと法則が
変えられてはいけない法則も変えられるためそうされるのだろう。
神はそうならないようにしたのだろうな。この神は全体の管理が上手だな。
遊びは終わったから図書館に寄ろう。本は面白い。この世界のことがよく書かれてる。
「父ちゃんー図書館に行ってくるねー。」
「いってらっしゃーい」
図書館についたな。俺はそこから一冊本をとった。
題名は[何故。世界は普人、獣人、魔人と三つの種族に分かれるのか]か
魔人か国では平民や貴族の普人と奴隷である獣人しか見たこともない。
魔人はどういう外見か気になるな…
ふむ普人は比較的白い肌、もしくは褐色の肌で耳が丸っこい。
獣人は耳が比較的上にあり犬や猫のような耳をしていて尻尾が生えている。
魔人は牛のような角が生えており肌は青黒く耳はとがっている。
簡単にまとめるとこんな感じか、他にも魔人のものを調べてみたが120年前に
普魔対戦って言う戦争でお互い犠牲者が多く出て
お互いの領土が変わらなかった戦争で今も休戦状態か…朝鮮戦争みたいだな。
お互いの人種は奴隷にしたら大戦に発展しかねないからそれに
よって獣人の奴隷が広く利用されるようになったか
そしてあくまで休戦だから国交を結んでないため越境ができないね…
獣人は国を持ってないのかもしかして…
ふむ…一国だけか。しかもその国は奴隷貿易が盛んか
昔は普人と魔人の領土をかなり持ってたけど袋叩きにされて今や小国か…
「あ。母ちゃん」
「ワルサーちゃんおつかい頼める?」
「ok」
「じゃあ、奴隷買ってきて頂戴。」
「わかったよー」
まあ奴隷制が無いからな前世の日本は
昔ならおかしいよって言ってたけど。
少ない料金で無限に働かせれるからな。
便利で仕方ないんだよな。
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