第26話

「百美、俺は医者じゃねぇけどいいのか?」


「うん。子供ほしいもん」


「俺との子供でいいのか?」


「保科が言ったよ?産んでって」


「仕事だから?無理しなくていい」


「無理してないよ?」


小ぶりではあるが、ブラジャーをしていた。よれよれの布でベージュで…サイズあってない。もっといいの買えよな。しかもそんな姿で俺と普通に話すなよ。


「ガリガリだな」


「そんなことないもん」


「どれ、見せてみろ」


下着姿の、着替え途中のを無理やり引っ張ってソファーに引き入れる。


「わぁ!な、なに」


「びっくりしたか?もうやめる?」


百美は俺に背を向けてるから、後ろから胸を片手で触ってみた。手にちょうど収まるサイズだ。嫌がって泣き出すかも…


「…あ…」


なんだその声。そのまま下着越しに揉んでみた。けど、嫌がってはないようだ。


「百美、お前俺のことどう思ってんだ」


百美はびくびくしてしゃべれないようだ。この体勢はやりにくい。百美も一緒に身体を起こして、勝手にホックを外し、百美のブラジャーを剥ぎ取る。そして、後ろから両手で掴んでみる。ふむ、直は触り心地いい。


「百美?」


「…ん、保科のことは好きだよ?保科は違うの?」


「違わねぇなぁ。…気持ちいい?」


「ん…うん…保科の手、あったかいんだもん…」


裸に抵抗なさそうだし、こっちを向かせることにした。


「よく見せろ」


向きを変えても嫌がらなかった。


「へぇ、凹んでる。つまんだら出るか?」


陥没って言うんだっけな…これは出してやったほうがいいのかな?返事はないがきゅっとつまんでみた。


「ん」


「痛くねぇか?」


「ん…なんか、ぞわぞわする」


手を離すと戻ったからこの方法じゃだめだ。


「じゃ、しばらく触るからな。全体的に触ろうか」


「ん〜くすぐったい」


「しばらくしたら慣れるから」


百美の反応を見つつ揉み解してみる。だんだん凸が出てきたかな?


「百美、裸なの恥ずかしくないか?」


「友達とお風呂入るから…ん」


「男女でか?」


「ううん、女の子だけ」


「俺は男だけど」


「…保科は特別なの」


特別…



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